声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

この世界の片隅に

2017-01-20 22:41:02 | 映画・ドラマ・読書
何度聞いても覚えられないほど地味な題名だと思っていました。

観に行こうと思ったのは、

数日前、たまたま夫が開いていたPCから聞こえてきたプロモーションビデオの

「軍港」「大和」「武蔵」というキーワードに

ふと、

生前の母の昔話を思い出したからです。


この映画を観れば、

「大和をみんなで見送ったんよ」

と言っていた母が少女時代を過ごした呉市の様子がわかるかも知れない…

そう思いながら、本日の午後になって
ようやく、イオンシネマ高崎に出かけました。


終戦間際の度重なる“しつこい空襲”と母が言っていたのは本当だったのですね。

そういえば、母の手首の内側には、
防空壕で怪我したときの鉄の破片が入ったままでした。


映画では、戦時中の普通の人たちの日常が描かれています。

もし母が生きていて、この映画を観たら
きっと懐かしがっただろうな、と思いながら…

よく母が話していた

「山の方へ登っていくと家があって、そこで白い御飯のおむすびをご馳走になった事があったんよ、終戦後に行ったけど、もうどこにもなかった」

…と言うのは、こういう家だったのかな?

「寮から海軍工廠までの道沿いに遊郭があってね、みんなで一列になってその前を『兵隊さんよありがとう』を歌いながら歩いたんよ、そうすると海軍さんたちが窓から手を振ってね」

…そんな話もしていたな、

遊郭の話も、本当だったんだ…。


母から聞いていた通りの当時の呉の町の様子が、映画の中に描かれていていました。

悲しい場面もありますが、

アニメですので、生々しさがなく淡々と描かれていて、

最後まで冷静に、穏やかな気持ちで観ることができました。


全編が広島弁ですので、
少し不可解な言葉もあったという夫は、

「あの“おねえさん”のものの言い方は、オマエの妹にソックリだった…」

とも言っていました。(^^;;

ノンさんの声も主人公のキャラクターにぴったりでした。


ちなみに、「こまいのう」とは「小さいね」という意味です。

広島弁は得意ですので、何でも訊いてください。


しみずゆみ⛄️









コメント (2)
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カルテット🎻

2017-01-20 12:03:04 | 最近の話題
17日から始まったドラマですが、
昨夜、配信している動画で観ました。


4人の出演者のさりげない会話に

キャラクターの個性が表れるよう計算されていて、脚本がよく練られているな…と思いましたが

なぜか、夫にはウケが悪くて

始まって十数分で観るのをやめたと申しております。

唐揚げにレモンをかけるかけないで揉めているシーンですね。

ここで

(つまらない…)

と判断したというのは、

感性の老化が原因ではないかと…、(~_~;)

年はとっても、感性まで年を取りたくないものだと、

私は、つくづく思うのであります。


その問題のシーンですが、

確かに

唐揚げにレモンをかけるシーンも気になりましたが、

私は、その後の

「東北ではトマトに砂糖をかけるそうですよ」

というセリフに、

他の3人が

「え〜っ⁉︎」

と驚くシーンのほうが気になりました。


私の実家は島根県の西部ですが、

子供の頃、祖母が、よくトマトに砂糖をかけて出してくれました。

私にとって砂糖をかけたトマトは、

今思えば、

かなり微妙な味わいですが、懐かしいオヤツの味です。(^^;;



第1話で感じたことですが、

このドラマの面白さは、
さりげない中に時々ドキッとするような…

( オイオイ、それ言っちゃいますか?)

…と、つい

制止したくなるような毒のあるセリフが出てくる場面でしょうか。


特に松たか子さんの

自虐的なセリフが、とても印象的でした。


今後どういう展開になるのか、

ワクワクしますし、劇中の演奏も楽しみです。


ドラクエの曲も弦楽四重奏だと、
とても美しくて…別の曲のようでした。

モルダウも、出だしのチェロ・ソロの緊張感あるアレンジについ聴き入ってしまいました。


そして、何と言っても

ラストの椎名林檎さんのテーマ曲を歌う4人の出演者には、

目が釘付けになりました。


冬の軽井沢は、この時期
観光客も少なくて、とても静かです。


その昔、

ジャンルは違いますが

我がバンドも中軽井沢の某レストランで演奏した事を思い出しました。

偶然にも、男1人、女3人のカルテットでした。
(^^;;


そういえば…ドラマに登場する別荘と
よく似た別荘がありましたっけ…。

近々行ってみようかしら。


今頃、軽井沢は雪でしょうね…。


しみずゆみ ☕️










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朗読屋

2017-01-19 12:27:43 | Diary



ドラマの舞台になった山口県の須佐は、

私の郷里から車で約30分…

懐かしい地名に惹かれて、昨夜のBSプレミアム『朗読屋』を観ました。


24時間開館している図書館があったのですね!

そこを舞台に、繰り広げられる物語は、

何がどうした…というほどの事はないけれど

不思議なファンタジーの世界に引き込まれていく自分がいました。


あの島は、どこにあるのかしら?


まるで、海外のリゾート地のような浜辺の風景も…

今まで見た事のない場所でした。


このドラマ『朗読屋』は、

私の僅かな知識の中にある

中原中也という詩人への興味に火をつけました。



『山口ちゅうたら中也じゃろう!』


という山下真司さんのセリフに、


( え〜っ?そうじゃったん?知らんかった…)

と…。

18歳まで、近い場所に居たのに何も学んで来なかったことを後悔しています。



改めて読んでみると

『帰郷』は、心に沁みますね。







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ドラマのドラマー

2017-01-15 11:39:15 | Diary
朝ドラ『べっぴんさん』で、

イケメン?ドラマーが登場しました。

最近の朝ドラ批評を読むと、

イケメンが少ないからイマイチぱっとしないという感想もチラホラだとか…。

私は、そうではない…と思いますけれど。
(^^;;

ちょっと、ストーリーをはしょり過ぎな面と

もう一つ、

セリフが言葉足らずだったり、逆に解説的だったり…。


例えば、先週の

15歳に成長した娘の前で両親が

「良い子に育ってくれてよかったな」

「そやから、安心して私も家を空けられるのよ」

…と言うシーン。

思春期の子の前で
そんなこと言うたら、そりゃグレますがな。


冗談めかして「いい子ね!」は、あっても

しみじみと本人の前で、
両親が言うにしては、不自然だと思います。

その後の展開を暗示するような、わざとらしいセリフに

私は、どうもひっかかるのです。(~_~;)


それから、ドラマーのモデルは

裕次郎さんでしょうか??

あんなに気負っって、ドヤ顔で

「これでもか、これでもか」

と叩く…。

ホンモノのJAZZドラマーは、黙々と…表情もクールでさりげないですものね。

ドヤ顔の裕次郎さんスタイルより、
まだハナ肇さんスタイルの方がカッコいいと思いました。

この話は若い人には通じません。

これがわかる人は私と同世代です。(^^;;



今日は予報どおりの雪です。

どんど焼きも、どうやら中止になったようです。

冷えますね。










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園児たちのボレロ

2017-01-15 11:03:40 | Diary
昨日、

歌唱指導をしている保育所の発表会が終わりまして、

その素晴らしい演奏に魅了され、

未だ感動覚めやらぬ…といった今朝の心境です。


頭の中で、

年長組さんの歌った『夢の世界へ』


そして、最後に演奏した『ボレロ』が

耳に残り何度も何度も繰り返し流れているのです。


特に、

1800人入る文化会館の大ホールで

堂々と演奏した『ボレロ』は、

もし、ラベルが生きていて、これを聴いたらどう思っただろう…

と思うほど見事な演奏でした。


もちろん使える楽器はピアニカ、シンセなど
限られてはいますが、

最初の男の子1人のスネアから、

徐々に他の楽器が加わり、

全員での大合奏になって行く…

ピアノからフォルテシモへのメリハリの効いた演奏を約7分間、

5歳児たちが一糸乱れずに聴かせてくれたのです。

終わった後、

客席の後ろから

「 凄い…」というタメ息まじりの声が聞こえ

驚嘆の一瞬の「間」が生まれた後、

私は思わずスタンディングオベーションをしたくなりました。


終わってから、

ステージ袖にいらした園長先生に

楽譜がまだ充分に読めない子供達にどうやって、指導したのですか?


と訊くと

「口で覚えて、次に手を動かして体で覚えさせ、それから楽器に触れながら…」

と答えてくださいました。


あのスネアの男の子も

口で覚えた

タン・タタタタン・タタタ・タンタン
タン・タタタタン・タタタ・タタタタタタ

を、口で体で、ひたすら練習していたとのお話でしたが

本当に、根気のいる事ですね。

それにしても…

それに応えられる5歳児たちの能力には驚きの一言です。


やはり、子供はみな天才なのです。



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ココ・アヴァン・シャネル

2017-01-10 16:25:36 | 映画・ドラマ・読書
今日1月10日が命日だそうですね。


ココ・シャネルを扱った映画は複数あるようですが、

アヴァン(avant)という映画のタイトル通り

シャネルとして有名になる前の、若かりし頃のストーリーです。



お金持ちの男性パトロンに援助して貰いながら…のし上がっていく、

というと、

誇り高きマドモアゼルには大変失礼な言い方ですが、

欧州の上流階級では、

もともとパトロン文化が早くに根付いていましたので、

それほど抵抗感は、なかったのかもしれないなぁ…

と思いながら観ました。


実話をもとにしているとしても、かなり省略されている部分が多いようですが、



この映画の見どころは、

なんと言っても、

あのデコラティブな時代にあって

異端とも思えるアヴァンギャルドなファッション…

そして、クールでオシャレなセリフ...です。


「君は究極のアナーキストだね」



後にパトロンになる男性から言われ、

それを肯定も否定もせず鼻でせせら笑い、

自分の気に入ったものだけにこだわり、

権力に支配され束縛される事を極端に嫌った

若き日のクールなシャネルの姿にも共感できます。


特に、さりげないウールのコートやツィードのジャケット姿は、

今見ても、カッコいい!

「何でもいいわ」

とか、

「人と同じが安心」

というような、

麻痺してしまったファッション感覚を磨くのにも、ピッタリの映画かもしれません。



しみずゆみ













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改革への取り組み

2017-01-10 10:55:17 | Diary
朝8:00に受付を済ませて

採血に行くと受付機の前で長い行列…


ロビーは、空いていたのに混んでいるのはココだけか?


と思いつつ、呼ばれるまで約30分、


思いのほかスムーズに進み、


自分の番号が呼ばれて、座った採血カウンターには


いつぞやのタメ口の女性スタッフ…


「お待たせしました。どうぞ、お座りください」


( ん?なんだか様子が違うなぁ…)


と思いながら右腕を差し出すと、

アルコール消毒をしながら


「 いい血管ですね〜」

と、前回のときと同様に褒めてくれました。(^^;;


「前も、そう言ってもらいましたよ」


と言うと、

「 私でしたか?」

と…。

「そうです」


「そうですか、本当にいい血管ですね!」


( これって、褒め言葉かな?)


以前とは別人のように言葉遣いが丁寧になっているようです。


他の検査室のスタッフも、

説明はとても丁寧でしたが、

高齢者の方に丁寧に説明しようとすると

まるで、

小さな子供に話しているかのようなイントネーションになる若いスタッフもいて

少し残念… (~_~;)



エントランスロビーに近い通路の壁には

約15mにわたって、

『改革への取り組み』がパネル展示してありました。


意識改革も進み、医療スタッフの患者接遇への意識も変わった??


ですが、

書類をそのままコピーしただけのパネル展示では、
表現が概略的で具体的な項目が少なく、よくワカリマセン…💦


専門用語解説を展示コーナーの最後に一覧で示すより、

途中に、入れるとか、

若しくは、もっと分かりやすい表現を使うとか
等の工夫も必要です。




それにしても、

私も、以前は病気と怪我のデパートだったみたい…


でも、

おかげさまで患者の気持ちがよくわかりました。

仕事にも大いに役立っています。

転んでもタダでは起きない…のでございます。
(*^^*)



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レコード大賞って💦

2017-01-09 12:47:25 | Diary
…まだ、あったんだ‼️

昨年は、西野カナさんだったんだって。

ごめんなさい、全然知りませんでした!



音楽ファンと言いながら、

こういう人間もいるんです、本当にスミマセン💦💦


ですが、

私だけですか?

レコード大賞に興味がなくなったのは…。


いつからでしょう、

注目度も関心度も低くなってしまったのは…。



ちなみに、

今見るとなぜか滑稽に思えますが、

このときは、

コンピューターで決めていたんですね!


こちらジュリーがレコード大賞を獲ったときの映像です。


沢田研二 勝手にしやがれ (1977)


司会は高橋圭三さん、

ショーケンやタイガースの仲間も駆けつけ、

今では、ドクターXの名医紹介所のアキラさんで人気の岸部さんや…

百恵ちゃんも映ってますね!


わざとらしい演出も多くて、

今観ると、まるでドラマのワンシーンをみているよう…、

これほどショーアップされたレコード大賞って
近年ないのでは?


私が子供の頃は、

母が毎年、朝からウキウキしながら、夕方からの発表を楽しみにしていました。

大賞を受賞した歌手が、NHKホールに大急ぎで駆け込むのも話題になったほどです。

大賞受賞歌手は注目度も高く
当時は、かなり権威ある賞だったように思いますが、

正直、今は何を基準に決めているのかワカリマセン。💦


レコードじゃないしCD売り上げ?

それとも、DL数ですか?


ならば、ピコ太郎さんの方が上では??


なんだか、レコード大賞も、

紅白同様に歌の上手さが基準ではないようです。

これも時代の流れ、仕方ないのかなぁ…。
(~_~;)



この時間は、晴れて来ました。

さぁ、いよいよ高校サッカー決勝戦だ!!


コメント (1)
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ラプソディー・イン・ブルー 

2017-01-09 10:25:50 | 音楽・オリジナル曲・YouTube


久しぶりの雨で、

クリスマスローズも元気そうです。

今日のように早起きしなくてもいい朝は、

寝床で布団にくるまって、

しばらく目覚まし代わりに音楽を聴いています。

聴くというより、

youtubeを観ているといった方がいいのかもしれませんが、

バーンスタインが弾き振りしているラプソディー・イン・ブルー♪

汗が眼に入って、ハンカチで拭く細かいところまで映っていて、

臨場感が伝わってきます。

おかげで終わる頃には、スッキリ目も覚めています。



ラプソディー・イン・ブルー バ―ンスタイン 1976



急がないといけない朝は、こちら、

テンポが速すぎて転んでしまいそうです。(^^;;



スーザ 行進曲「星条旗よ 永遠なれ」 1976


しかし…

トランプさんの発言、

メキシコに工場を作らせないって、
何か大きな勘違いしているような…


本当に大丈夫なのかしら?






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油断大敵😷

2017-01-09 09:58:25 | Diary


昨夜の雪が、いつの間にか雨に変わってしまった成人の日です。


滅多に風邪を引かないのが自慢の夫が

年明けの三日目辺りから、ダウン…
ようやく昨日から起き上がってきました。

どうやら今流行りのインフル?

でも、熱は37度台でしたので

ただ風邪が長引いていただけなのかもしれませんが、

移されてしまうと大変。💦

体調が回復したとは言え、

治りかけが一番移りやすいと思っている私は、

“夫の空気”を吸わないように

半径5m以内には立ち入らない等…を、実行しています。

もちろん、マスクは外せません。



いったい、この正月休みの間に
どこでウィルスを拾ってきたのか?


夫の行動パターンで、

移された場所を特定しようとした時、
思い当たる節が一カ所だけありました。

それは、“スーパー”です!

夫は、義母に似てスーパーが大好きで、
毎日必ず一度は行かないと気が済まない人です。


31日にも、わざわざ混んでいるところに出かけたらしいのですが、

帰ってきて、
こんな話をしていたのです。


「まったく…、なんで年取るとセッカチになるのかなぁ。前の人の清算がまだ終わってないのに、オレの後ろのジイさんが無理やり割り込もうとするんだよ」


(急いでいたんじゃない?)


「レジの人が、『もう少しお待ちください』と何度も声かけてるのに、どんどん押してきて
気がついたらオレの背中にピタッと、ジイさんが身体を押し付けてるんだぜぇ…」


(よっぽど、せっかちなんだね!)


「振り向いたら、ジイさんの息がかかってきて気味わるいったらなかったよ!」

( 息止めればよかったんだよ…)


私がどんなにススメても嫌がってマスクをしない夫は、
たぶん、そのオジイさんのウィルスをもらってしまったんでしょう。


マスク着用、手洗い、うがいの励行は必須です。











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