声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

真逆読みの謎

2023-04-30 09:24:00 | Diary
天気予報で崩れるとは言っていたが、
先ほどの横なぐりの雨も10分ほどして上がった。

不安定な天気だ。

どこにも出かける予定がない連休を過ごしている我が家では、

まさに晴耕雨読を実践している。

活字に触れて、文章を理解できる事は

(オマエはまだボケてない)

と言われているようなもんだ…と思いながら読んでいる。

このところ、
漢字を真逆に読んでいることが度々あり、

昨日は、
『芸能人Sが結婚、すでに同居』の記事を
『芸能人Sが離婚、すでに別居』と読んでしまった…


以前から、真逆に読むことはよくあったが、
コレには焦りを覚えることもしばしばあり、
眼のせいか?それとも脳に異変が起きたか?と不安になる。

この連休は、
とにかくヒマがあれば読書で活字を正確に読む事と、
忘れないうちに撮り溜めたビデオを編集してYouTubeにUPするよう心がけている。

YouTubeに関して言えば、
編集の手順を忘れた時点でボケた?事になると思っている。

それに、現状では残念ながら孫を見ることは叶わないが、
クラウドにさえ上げておけば、何十年先、この身が滅ぶとも、
子孫は私の存在が実在であった事を知ることができる。

(まぁ、息子たちが生存中に子づくりの機会を得ることができれば…の話だが)

以前は、病気でちょっとヤバいかも…と思い、終活の一環で始めたblogだったが、

今のところ、我ながらしぶとく生きとる。

ただ、そそっかしい性格ゆえにしょっちゅう怪我をする。

漢字の真逆読みも、どこかでアタマを打ったためかなぁ…
と思うが、思い当たる節なら幾つもある。

昨夜は風呂場で滑って転び、側頭部を打った。

ぎゃーっ‼︎と言う叫びで、夫とM嬢が駆けつけてきたが、

夫は、ひとこと
「みっともないから、よせ!」
と言って立ち去った。

そう…ほんとうにみっともない。
(-。-;


オリジナル曲にコーラスつけて、M嬢のためにUPしてみた。↓


















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ピアニストの書いた小説

2023-04-28 12:41:00 | 花 園芸 庭

青柳いづみこさんの小説を読んだ。


音楽高校でピアノを専攻する女子高生がある日突然、声が出なくなり音声障害だと診断される。


グレン・グールドのように声に出さなくとも、ピアノを弾く時にも無意識のうちに声帯に負担をかけていることや、


声帯のメカニズムを、

耳鼻咽喉科の医師や音声学の専門家ら登場人物の言葉を借りて説明している行もあり、

2、3回読み返さないと私のような者には理解しづらい箇所もあったが、

読み応え充分な内容だった。



デルモナコやF・ディスカウなど有名なオペラ歌手の声帯のはなし、

それに同じ題材を扱った物語から、能とオペラの表現の違いや比較など、


音楽の研究者らしく興味深い内容をストーリーに盛り込みながら、


主人公のピアノを続ける事への葛藤などが描かれる…

とくに主人公を取り巻く家庭環境は複雑だ。


青柳いづみこさんの著書は何冊か読んでいるが、この

《水のまなざし》は初小説らしい。


早期の音楽教育に対して一石を投じている?と思えるような行もある。


音楽への鋭い洞察力や、きめ細かい取材に基づいたピアノを勉強する女子高生の描写が生々しい。


さすがの視点だと思いながら、3時間で読み終えた。


ベートーヴェンの《悲愴》が聴きたくなった。


明日からのゴールデンウィークは天気が不安定な日が多いようだ。


庭のクレマチスが咲きはじめた。






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雨上がりの空に

2023-04-26 21:05:00 | Diary
週初めにオンライン研修を2本、
それに昨日の民間企業の新人研修。

今日は午前中ラジオ局での講座を終え、
すぐに車で移動、

次の仕事までインターバルは僅か30分…

講師控え室で持参の手作り弁当を大急ぎで食べて、
午後からは、官公庁の新採職員研修を担当、

連休前にもうひと踏ん張り…これが終わったら暫く休める…

そう思って気負って臨んだものの、さすがに疲れた。


帰り際、連休中読む本を借りるため図書館に寄った。
車から降りてふと見上げると、雨上がりの空に虹が出ていた。

今の自分の気分にピッタリだと思いながら、しばらく虹を眺めた。


閑散としている図書館の本棚の間を
(さて、何を読もうかな)とブツブツ言いながらゆっくり歩く。

これが今の私にはとても貴重な時間でもある。
なにせ家に帰れば、あのヤンチャなM嬢が待っているのだ。

今日は夫が早めに仕事を終えて帰ってくる約束なので、時間的に余裕がある。

本を選びながら、
最近の自分の本選びに、かなりの偏りがある事に気づいた。

まず、
軽い本でなければならない。
持ってるだけで疲れるのだ。

2つ目は、
行間が空いている…文字がギュッと詰まったものはNG。

3つ目は、登場人物の多い長編を避ける傾向が強い。
集中力が続かないため、途中で誰が誰だかわからなくなるのだ。

数ヶ月前に読んだ《蝦夷地別件》の上下巻がまさにそうだった。
読み応えはあったが、カラマーゾフの兄弟と同じくらい読み終えるまで時間がかかった。

結局のところ、短編を選んでしまう。

今回は10冊、それらの条件を満たす本を借りてきた。

駐車場に戻りながら空を見上げると、
さっきの虹は跡形もなく消えてしまっていた。
本当に一瞬のことだったのだ。

明日は、
久々に午後から伴奏合わせだ。

声も中音域に不安はあるが、ようやく出るようになった。

睡眠不足にならぬよう、本は少しずつ読むとしよう。























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4月の真夏日

2023-04-22 07:26:00 | ナレーション ボイストレーニング
ハナミズキが咲き、ツツジも咲いている…
モクレンやコブシは散り始めているところもある…

我が家の庭のモッコウバラも咲き始めている…

一気に夏がやってきた昨日。
今は何月だっけ?と、自分でもわからなくなった。

まるで見当識障害の老人のようだ…

明け方、亡き実父の夢をみた。

神奈川に住む叔父がやってきて片付けを手伝ってくれていたが、遺品が多すぎてなかなか片付かず途方に暮れていた…

実母もいたように思う…が、
そんなハズはない。

だって、実母はもっと前に死んだのだから…

両親ともに最期は認知症状が出ていたが、
老いて自然に逝くのは幸せな事だとつくづく考える。

意識があると死は怖い。

覚悟を決めて任務に当たる自衛官だって死ぬのは怖い。

今回のような事故が起こると、
死は平等には来ないものだと、つくづく思う。
亡くなった隊員のことを思うと本当に辛い。



昨夜は今年度初のプラネタリウムの番組収録に参加した。

顔見知りになった演劇クラブの小中学生と一緒に2時間、
星座の話と科学番組を2本録った。

自己紹介で、
「かれこれ30年、ここで声優をやらせてもらってます!」と言うと、

スタッフから「オー」と、どよめきが起こった。

「オバアサンの役は1番得意だけど、怪物でも何でも演りますよ」

昨夜は星座の話しではナレーターとペガサス、科学番組では、天文学者ベガ女史を担当した。

調子はイマイチだけれど、
ようやく声も元に戻りつつあるようだ。

そろそろ、歌の練習を始めようかな。




















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待ちましょう

2023-04-18 19:44:00 | 大型犬との生活
ようやく花粉もピークを超えたごろだろうか?

今年は酷かった。

飲み薬と点鼻薬、点眼薬にマスク…
全てを毎日続けてもティッシュが必需品で

薬の副作用なのか、声枯れが例年以上に長引いた。

来月中旬に友人のコンサートで歌う予定なのに、
中音域がスカスカになってしまい、練習すらできない状態だったが、

ようやく数日前から少しずつ声が出るようになってきた…

とはいえ、
まだ枯れている…と言うより中音域が割れてしまうし、高音は出せない。

プロポリスをハチミツに溶かして、ゆっくり喉に流し込むのも今日で三日目だが、

その効果あってか、話す時は声枯れが目立たなくなってきた。

歌はまだムリだが、
7月にも歌う機会があるそうなので、歌う予定の曲だけでも練習はしておかないと…

と思って、
シャンソンのスタンダードから「J‘attendrai」を録音してみた。

もとは、戦地に行った恋人の帰りをいつまでも待っている…という曲だけど、
作られたのは随分と昔だ。

本番はD♭の予定だけれど今の声枯れ具合だと、Cのキーで丁度いいかもしれない。

伴奏は例によってGarageBandで適当に作ってみた。
音は機会的で生の楽器とは比べものにならないほどチープだが、
移調も簡単だし自分でカラオケ作るのもけっこう楽しい。

出演は、元モデル犬のM嬢に頼んだ。

よろしければご覧ください。
(^_^;)



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笑えないハナシ

2023-04-16 15:08:00 | Diary
ドライブ中に運転しながら、
「この前、スシ◯ーで、こんな事があったんだよ」
と夫が話し始めた。

「オレの座ったカウンターの1番向こうの端に老夫婦、
その手前に会社員風の若い男が座っていてサ、
その若い男が急に怒りはじめてブツブツ言ってるんだよ、

どうやら注文したラーメンを端に座っていたオジイサンがレーンから取って、食べちゃったらしい。

店のスタッフが新しいラーメン持ってきて一件落着だと思たんだけど、
そのあとがまだあるんだよ。

レジでオバアサンが
「ラーメンは食べてない、注文したのはウドンだ」
と言って譲らないんだ。

トイレから出てきたオジイサンも
「ワシが食ったのはウドンだ、間違いない」と言い張るんだ。

店のスタッフが
「召し上がったのは160円のウドンではなく430円のアサリ入りのラーメンですが…」
と言っても2人とも認めないんだ。

で結局、店側が折れてラーメンをウドンに訂正して、老夫婦の主張を飲んだんだ」

(-。-;

夫は最後にポツリと言う。

「ラーメンかウドンかもわからなくなるのかなぁ…」と。


しばらく回転寿司には行っていないが、
残念な話だ。

そんな事があるから世間で《老害》と言われるのだ。

それとスシ◯ーさん、
人手不足はわかるけれど

麺類はレーンに乗せるのではなく、
直接、注文した客に持って行った方がいいですよ。

余計なお世話かも知れないけれど。

(−_−;)

画像は今日の八ッ場ダム。





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もう若くないんだから

2023-04-15 21:33:00 | 大型犬との生活
一昨日、
公園を散歩中に、夫が暴走するMに引っ張られて池に落ちそうになった。

昨日は公園のトイレに入った夫が出てくるや否や、
夫をめがけて突進するMに引っ張られた私が、
身体から首が外れるかと思うほどの衝撃を受けて仰向けにひっくり返った…

私の場合、これで2度目だ。
今日は肩と首にシップをしている…散歩のたびに満身創痍である。

ダルメシアンにしては小柄なMのどこからこんなパワーが出てくるのか、と思うが

それより痛感するのは、彼女のパワーを制御できないほど私の体力が落ちてしまっいる…という事実だ。

Mが保護犬なら間違いなく《高齢者不可》の要件に入るだろう。

大型犬の6歳といえば、そろそろ落ち着いてもいい頃だが、
Mに関しては全く当て嵌まらない。

昨日の散歩では、いきなり池に飛び込んで泥だらけになり、
帰宅後にシャワーで洗ってやったが、
Halと違って水に慣れているのか悠々としたもので、ドライヤー中も嫌がらないでジッとしている。

ダルメシアンにしては毛抜けも少なく見た目も、若い。

ドッグランで知り合った人たちに「6才です」というと驚かれるのは、そのせいだろう。
 
人間で言えば50手前。

そんなMと毎晩、一緒に寝ている私は
彼女に気持ちを伝えるべく諭すように話しかける。

「Mちゃんはもう若くないんだからね」
「もう少し落ち着こうね」

…と。

そうするとMは、
鼻先を近づけて私の顔をペロペロと舐める。

Mにしてみれば、私が何か悩みごとを相談しているように思えるのだろう…

私を慰めようとしてくれているのだ。


しかし、
「もう若くないんだから…」というたびに

Mが哀しい顔をするように見えるのは、…なぜなんだろう。

気のせいか…?













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急ぎ過ぎた季節

2023-04-10 14:32:00 | 報道 ニュース ワイドショー
ここ数日、
いろいろな事が入り混じって、
感情的に多忙で落ち着かない。

自衛隊ヘリの事故に関する報道が気になって仕方ない…

たまたま3月末に県内某所で当時の旅団長の乗る公用車を敬礼で送る隊員たちを見かけたせいもあるが、

(まさか…あの時の…)

という思いが強くて
心に鉛の塊のような物がぶら下がっているかのようだ。

1日も早い帰還を願っている。

坂本龍一さんの訃報は、世界的にも大きく取り上げられたが、
心に残ったのは坂本美雨さんの『近くて遠い存在だった…』という追悼コメント。

新しい家族を持った父親に対して、口にできない葛藤があったことを窺わせるコメントがアナウンサーの代読でラジオから流れてきた時、

美雨さんの哀しみの深さを思い、涙した。

偶然にも名前が一字違いという御二方のショッキングなニュースが続き、

私の落ち込んだ気分が上向くことは当分ないだろう…

昨日は気分転換にMを乗せて軽井沢までドライブしたが、 

来週末からのG7の準備なのか至るところに警察車輌が待機していて物々しかった。

そのせいか観光客も少なくて、人混みを気にせずに軽井沢銀座も歩けたが、

Mは引っ張り癖がひどくて、あっちに行ったりこっちに来たりで普通に歩けない。
引っ張り癖は、この子の唯一の欠点でもある。

ただし人馴れしていて愛想が良いためか、
中国語を話す子供連れの観光客から呼び止められ、
Mと一緒の記念撮影を頼まれた。

カメラ目線がバッチリなのは、幼犬期にカレンダーモデルをやったことがあるからだな…きっと。



































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犬も笑う

2023-04-08 10:43:00 | Diary
すれ違った選挙カーのウグイスさんから

「ステキな笑顔をありがとうございま〜す!」

と言われたので夫に
「笑顔だったの?」と訊くと

本人は否定。

どうやら笑顔は、車窓から外に顔を出していたウチのワンコのことのようだ。

選挙戦も終盤になると、
ウグイスさんは必死で呼びかけるもの、

ワンコであろうが子どもであろうが、
選挙権があろうがなかろうが…そんなの関係ない。

私も若い頃、東大阪で参議院選挙の立候補者のウグイスをやったことがあるので、
よくわかる。

ワラにもすがる思い…なのだ。

昨日は選挙カーに何度かすれ違ったが、
こう言ってはナンだが笑ってしまうのもあった。

選挙区外の隣市のスーパー付近ですれ違った選挙カーの話しだ。

『大変、大変、苦戦しております!どうかどうか』

と言いかけたウグイスさんの悲痛な声を遮るように

『大きな声を出してお騒がせして申し訳ございません!◯◯でございます〜』

といきなり候補者の声。

選挙カーの中でなにやらモメている様子、

続けて、
『あっ!◇◇商店さ〜ん‼︎
あとで寄りますからね〜! 
…そのまま行って、まっすぐだよ』

とオフレコのコメントまでマイクに入っているではないか。

思わず笑ってしまったが、

こういう失敗は選挙カーにはつきものだ。

そういえば昔、

候補者の名前を間違えて連呼したウグイスさんもいたような…。

(^◇^;)







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桜の下で思うこと

2023-04-03 13:32:00 | Diary
ヤマザクラが満開だ。

鄙びた別荘地に建つみすぼらしい我が家が1番美しく見える季節…ではある。

「Halを樹木葬にしよう」と言い出した夫が、
庭に穴を掘って

何の樹にしようかと悩んでいる…

ドウダンツツジにするか、それとも…何とかという一度聞いただけでは覚えられない名前の樹木。

夫が掘った大きな穴を目の前にして
私は思う…
私も樹木葬がいいなぁ…と。

もちろん家の庭はダメだけれど、

大きな桜の下に埋めてもらえたら、どれだけいいだろう。


近くに樹木葬墓地ができているが、
桜どころか、何となく地味な樹がショボショボと植えてあるだけで、

イマイチ、そこに入る気になれない。

妹の住む広島に大きな桜の樹木葬墓地があったと思うが、
実際に行くと画像と違っていたりするので
過度の期待は禁物だ。

お坊さんの友達でもいれば、
唆して理想の樹木葬墓地が造れそうな気もするが、
残念ながら私には、そんな友達はいない。

クラファンという手もあるが、
それをやるには返礼品を用意せねばならなぬ。

返礼品=樹木葬(一体分)というワケにはいかないのかしら?

とにかく樹木葬は風光明媚で美しい場所でなければならぬ。

何年か前にできた自然葬墓地も見学したが山の中の誰も行かないゴミ捨て場の横にあった…

一区画に、さっき撒いたばかり?と思えるような人の形をした白い骨の粉のようなものが遺されていたが、

風に乗って舞いあがり、近くの家の洗濯物にくっつくなんてのは困る。

故人への礼儀として、
美しい場所で弔うのが筋というものだろう。

ちなみに西行の有名な歌の中の

『…きさらぎの望月の頃』とは、
新暦では今頃らしい。

西行が望んだ安らかで静かな最期は諸説あるが、
歌のとおり桜の下で断食して自死に近い状況で亡くなったという…

桜の下で自分の最期をどこで、どのように迎えるかを考える。

病院でチューブに繋がれて苦しい思いで死ぬのはやっぱりイヤだな…
























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