声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

人生の楽園

2021-08-30 18:07:00 | 大型犬との生活









夫婦で一年かけて造ったという…

TVで紹介されていたオートキャンプ場。

大型犬okというので昨日の午後、下見に行ってみた。

オーナー夫人に

「TVで見て、下見にきました!」

と声をかけると、

「うわー恥ずかしい‼︎」
と嬉しそうに笑った。

「うちのわんこもハルって言うんです!」

と言うと、

「あら〜、榛名山のハルもあるし、ハルって語感が好きで付けたんですよ」

とマスクからのぞいた優しい目を細めながら言う。

夫が、
「コイツちょっと問題犬ですが大丈夫ですか?」

とHalを指しながらきくと、

「闘犬以外は大丈夫ですよ」

とのこと。(^◇^;)





行きの車の中で、

「Hal、鳴いたらアカンよ、鳴いたらキャンプ場に入れないからね!」

と何度も言いきかせただけあって、

Halは一度も吠えずに珍しくイイ子にしていた。

日曜午後のキャンプ場には、
見学者が私たちを入れて3組、

それにキャンプ中のファミリーが1組…。
その中の小学1年生くらいの髪の長い女の子が

「写真とってもイイですか?」

と言うので、
「離れた場所からなら大丈夫よ」

と言うと、
女の子は嬉しそうにHalにスマホを向けて撮り始めたが、
それにもHalは、正面を向いてジッとしている…

きっとこの場所が気に入ったようだ。

帰り際、
オーナー夫人にお礼を言って、
9月の予定表を貰って帰ってきたが、

寒くなる前に行ってみよう。

ドッグラン付きのスペースならHalも喜ぶだろう。

楽しみが、1つ増えた。













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運命の女

2021-08-28 10:27:00 | 映画・ドラマ・読書

深夜に降った雨で、木枝や葉が車のボディーに貼り付いている…。

早朝から頭の中でループしているのは
物哀しいスリーコードは、

映画の中で流れていた『Ai du』という曲だ。


原題は、
「Unfaithful」

直訳すると“不誠実”だから、

このままだと…ストレート過ぎる。

と言うか、
この原題のままだと、覚えられない。

そこで、《運命の女》というありきたりの邦題をつけたワケだ。

でも、この邦題はイマイチ内容と合ってない。

たぶん興行成績もイマイチだったのではなかろうか…?


ついでに言わせて貰うと、

リチャード・ギアにこんな役をやらせて欲しくない。


いや、そもそも設定にムリがある。

考えてみれば、スノードームの件も含め、

「なんで?それプレゼントするの?」

と思うし、
ツッコミどころ満載の筋書きである。

見終わった後でモヤモヤが残るのは、

あまりに動機が、短絡的すぎて理解できないからだ。


ただ、
妻役のダイアン・レインは、たぶん40歳くらいの設定だろうが、

10歳以上歳下の若い男にのめり込むと言うのは何となくわかる…

まるで週刊誌の三面記事のようなストーリーだ。


オリビエ・マルティネスのカタコト英語は若干耳につくが、

彼の部屋でダンスを踊るシーンでバックに流れるライクーダーのブルースが気怠くっていい感じだ。

アフリカン・ブルースというのだろうか、
ボーカルに独特の節回しがついている…

ところで、
最後のシーンは何を意味しているのか。

モヤモヤするが、
たぶん、
良心の呵責に耐えきれなくなった?

と言う事なのかなぁ…。



(ー ー;)












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車いすの若者たち

2021-08-27 21:41:00 | 報道 ニュース ワイドショー
夫が注文していたスーパーカブがようやく入荷したらしく、
嬉々として乗って帰ってきた。

風を切る…久々の経験だったらしく機嫌が良い。

「オマエも乗っていいよ」

と言うけれど、

やはり、私は遠慮しておこう。


さっきから車いすバスケットを観ているが

バイク事故の怪我が原因で脚が不自由になったという代表選手のコメントに

若い頃、バイクに乗っている時に、
漠然と抱えていた事故への不安を思い出した。

怪我で突然失った体の自由に深い絶望を感じながらも、
そこから車いすバスケットを始めようと前向きになるまで、

どれ程の葛藤や挫折を乗り越えねばならなかったか…。

怪我だけではなく、骨肉腫などの重い病気を経験した選手もいる。

我が息子たちと年齢も近い…

彼らを観ながら、

これは子供に見せるべきと言うより、
観るべきは大人…ではないか?と思った。

パラリンピックが始まってからというもの、
選手たちの言葉を試合の前後に見聞きするにつけ、

殆どの選手たちが前向きで明るいことに、救われる自分がいる。

日常の些細な事で苛ついたり落ち込んだりする自分が、恥ずかしい。

何より、
パラリンピックに出られる事を素直に喜び、家族に感謝する言葉を口にする選手たちの姿に心が和らぐ…。

選手ではないが、
開会式で片翼の飛行機に乗った少女が、
TV番組でインタビューに答えているのを見て、
その話のうまさに、驚いた。

生徒会役員だと言っていたが、
人前で話すのに慣れているようだ。

いや、それ以上に、驚いたのは
話しの着地の仕方、まとめ方が上手いことだ。

将来が楽しみだ。

大人の…
特にカンペがないと話せない政治家には、

ぜひ、見習ってもらいたいものだ。
















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ファンタジーワールド

2021-08-25 21:18:00 | 報道 ニュース ワイドショー

選手たちの入場では、生まれつきや病気、事故だけでなく、戦争や紛争で傷を負った人たちも参加していて、

世界で起こっている争いの現実を思わずにはいられなかったが、

ミュージカルの舞台を観ているような色彩豊かな照明といい、舞台のセットと言い、

現実のゴタゴタを全て忘れさせてくれる


パラリンピックの開会式は、まさにファンタジーワールドだった。


あの片翼の飛行機を見た時に「どこかで見たことがある」と思ったら

「紅の豚」で出ていたプロペラ機にも似ていた。

多くの人がジブリを思い浮かべたらしい


あの片翼の飛行機に乗っている女の子は、どこかの劇団員だろうか?と思っていたが、

普通の中学生とのことで驚いた。


あの一途な目の表情がいい… 不思議な魅力を持った子だ。


前日の番組で、

東ちづるさんが、

「パフォーマーたちの仕事のステージが拡がればいい」と言っていたが、


スポーツの世界以上に、

文化芸術の分野では可能性があるのではないかと思わせた。


歌だって、器楽だって、ダンスだって…。


才能豊かな人たちがいる事を最大限にアピールしたパラの開会式だった。


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最後の会話

2021-08-23 20:21:00 | 大型犬との生活



「キ、キミは来ちゃだめだ」


「だって、アナタだけじゃ」


「いや、コレはワナだったんだよ」


「だけど、なんだかおいしそうなニオイ」


「そう、ボクも、このニオイに誘われてここに来てしまっただけど、だけど、今はとっても後悔している」


「ちょっと待ってて、仲間を呼んでくる」


「いやダメだ、絶対にそれはやっちゃダメだ」


「だけど、アナタそのままじゃ、死んじゃう」


「いいんだよ、コレで。コレがオレの運命だったんだよ」


「アタシも、このままアナタと一緒にいたい」


「いや、きちゃダメだ!ダメだって!あっ、う、う、うしろ〜っ‼︎


「えっ⁉︎



SE:パチンとハエ叩きの音。



夫「なんか、カーテンにとまってたハエって、

ハエ取り紙に引っかかったハエと交信していたような


妻「あぁ、それでハエ取り紙に、引っ掛からなかったんだ!バカね、ジッとしてるから叩き潰されちゃうのに」


夫「瞬殺のほうが、ハエ取り紙で餓死するよりはいいのかもなぁ」


妻「そうね、だけどホント、ハエ取り紙って引っかからないよね、まだ昨日から2匹だけだよ」



山間の鄙びた別荘地でシニア犬と暮らす夫婦の日常会話は、こんな他愛ないものである。



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主観的な見解

2021-08-22 18:26:00 | 報道 ニュース ワイドショー
緊急事態宣言下で、
あれこれ考える…

そもそも不要不急という言葉ほど解釈が難しい言葉はないと…。

例えば、
イベントやコンサートなどは、
出演者にとっては仕事であるゆえに
不要不急ではないが、

観客にとっては、娯楽の分野になるため
不要不急だと解釈される向きがある。

外食産業も、
店側には生活がかかっている分、
死活問題ゆえに不要不急ではないはずだが、

客にとっては、
その日に行かずとも良いわけで
不要不急と言われる。

葬儀や結婚式はどうか…

葬儀の場合、
家族にとっては必然であるが、

参列者にとっては不要不急になる場合がある。

結婚式はどうか…
ううむ…これも微妙だ。

こんなふうに考えてみると、

《不要不急》は、《安心安全》と同じくらい適当な言葉だと思う。

ちなみに

《不要不急》の対義語は《必要火急》らしい。

意味は、

生活する上で必要、又は差し迫っている事情がある場合を指す。

では、
フジロックはどうか?

出演者にとっては、必要火急である。

参加者にとっては…どうか?

夏フェスが人生の楽しみの全てで
コレがないと生活に張り合いがないし、

中止になった時の失望感が半端ない…
落ち込んで仕事をする気力もなくなる、

そんな人には、
必要火急と言えるのかも知れない。

不要不急の定義は、
そのくらい主観的で曖昧模糊としている。


ところで、

修学旅行や運動会などの学校行事を中止しても、
パラリンピック観戦をさせることが教育上意義があると言う見解に、

違和感を持つのは何故だろう…

これも主観的な解釈ではないのかなぁ…。


(ー ー;)



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理不尽な現実

2021-08-20 19:37:49 | 報道 ニュース ワイドショー
タリバンは、アフガニスタンをどうしたいのだろう…


日本は、20年間で7,000億円もかけて支援をして来たと言うのに、

国営放送の女性キャスターの職を奪ったり、平気で女性差別や人民への迫害をする…
中村哲さんを襲ったような野蛮な武装勢力に平和な国家建設ができるのだろうか?

日本は、どう言うスタンスで今回の事態に対応するのだろう。

全て米国の方針に従うのだろうか?

いやいや、
今は他国のことなんて考える余裕はない…

現状は悲惨だ。


非常事態が起こった時に
どれ程、迅速かつ的確に対応できるか…

それが先進国と言われる国の条件だと思っていたが、

ここ数日のニュースで、
日本は先進国ではなかったのか…
と言う残念な現実に愕然とした。

あってはいけない事が実際に起こった。

なぜ感染した妊婦さんが自宅療養になるのか…。

ホテルを借り切って、助産婦さんや産婦人科医、小児科医を常駐させ、保育器を準備する…
そんな24時間体制の対応はできないのか?

体調を崩した妊婦が早産すれば、未熟児が産まれる事は予想できるはずだ。

なぜ、助けられなかったのか。

もう、
誰も頼れないという事だろうか?

公助はなく、自助のみでやってくれという事なのだろうか。


ここ数日の理不尽な現実に

心が折れそうだ…

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早朝の虹

2021-08-19 16:07:00 | Diary
朝5時過ぎにHalの散歩に行くと起きてきた夫が、

「虹が出ているぞ!」

と叫んだ。

見ればオレンジ色の空…雨が降っているのに確かに虹が出ている。

一瞬、自分が乱視で寝ぼけ眼だからか?
と思ったが二重にも見える。





こんな綺麗なアーチは久しぶりだ。

早起きは三文の徳と言うが、気分の良い朝だ。


都内の長男から、
ようやく1回目のワクチン接種が終わったと連絡があった。

職域接種が遅れ、区域接種も予約が取れず、

大手町の自衛隊大規模接種センターで受けて来たという。

本人は受けたくても受けられずにイライラしていたので、
1回目の接種を終えて多少、気が楽になったようだ。

副反応は気になるが、
今のところ腕の痛み以外の変化はないと言う。
2回目の予約も取れたらしい。

少しずつでも、よい方向に進んでいくといいのだが…。

国や都の方針も口だけで遅々として進まず、
周りからアレコレ言われて、
ようやく重い腰を上げているように思えて仕方ない。

それとも…
見えないところで努力してくださっているのだろうか?

(ー ー;)







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読むだけでは伝わらない

2021-08-18 10:03:08 | 報道 ニュース ワイドショー
1台が130万円以上もするスピーチプロンプターを左右に置いて、

それを見ながら記者会見をする…

確かに、下を向く事は少なくできるけれども、

所詮、読んでることには変わりない…

昨夜の総理の会見を拝見して
そんな印象を受けました。


まず、
読んでるのと話してるのと、どこが違うのか…

話す場合は、テンポが揺れる、
それに対して、
読むとテンポが一定になる…、

特に、
都道府県名を伝えるときの「間」と「速度」が一定の速さでした。

“読んでる感”は拭えません。


それに加えて、
話す場合は自然な抑揚がつくものだけれど、

読むことに集中し過ぎると、
語感や語意までに気が回らず、

ただ淡々と字面を読んでしまう。

それが、カンペを見ながら話す場合に陥りやすい失敗です。


特に一字一句、
人が書いたものを間違えずに読もうとすると、

表現は二の次になります。

スピーチ原稿は、ただのカンペになってはいけません。

私もその昔、スピーチ原稿を1行飛ばして読んだ事がありました。

それ以来、原稿に全て書くのはやめました。


今は、せいぜいメモを見る程度です。

できれば要点を箇条書きにして、それをチラッと見ながらフリートークで話す…

その練習を繰り返して、準備をすることで、
ようやく「伝える」から「伝わる」になるのです。

スピーチのスキルは一朝一夕で身につくものではありません。

繰り返しの練習があってこそです。

国のトップの立場では、
そんな事に時間を割く余裕もないという事でしょうか…。


かなり、お疲れのようですね。

(ー ー;)





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よい旅を…

2021-08-17 10:57:00 | Diary
気持ちが落ち込んでいる時は、
とことん、落ち込んでもう何もしない…

そんなことを何度かやってみた。

が、

最近それは、とんでもない時間のムダ使いのように思えてきた。

我が人生も、これまで生きてきた時間より、残された時間の方が少なくなった。

振り返ってみると、
どれだけ時間をムダにして来たことか…

ドラマ《ライオンのおやつ》を観終わって、
改めて思ったのは、時間には限りがある…という事だ。

主人公は若くしてホスピスに入居する。

そこで、とても充実した楽しくて穏やかな日々を過ごす。

(こう言う終わり方もいいなぁ…)

と思う。

人生の終わり方を自分で選べるなら、《ライオンの家》のような場所で過ごしたい。

実際には、そんな場所はなかなか見つからないが、
終わりの場所は、

自分の納得いく場所で迎えたいものだ。

夫はチラッと見ただけで、
「辛気臭いドラマだなぁ」と言っていたが、
私は、不思議なほど、観ていて穏やかな気持ちになれた。


先週末、従姉の連れ合いが旅立った…。

92歳の大往生だったらしい。

従姉に電話すると、
「年が離れていたから覚悟はしていた」

と言い、

「Tさんと暮らした20年は、とても幸せだった」
と明るく語った。

よい想い出だけ遺して逝けるのは幸せだ。

ドラマ《ライオンのおやつ》では、

看取った瞬間にホスピスの女性オーナーが、
『よい旅を…』と死者の耳元で囁くシーンがある…。

エンディングでは、
小さな淡い光が、自分の想い出の場所を訪ねて浮遊するシーンがあった。

まさしく死は、“旅立ち”なのだ。

従姉の連れ合いも、きっと今頃は

知り合いの人達に別れを告げる旅に出ているかもしれない。

Tさん、
待ってるよ〜!



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