いつもの墓地公園の散歩道で見つけた。
ねむの花。
『あなたは疲れた
おやすみなさいと言うように
ねむの花の咲く夕べ…』
高校一年の頃、女声三部合唱で歌ったことを思い出す。
壺田花子さんの美しい詩に
中田喜直先生の優しい旋律…
数ヶ月前、楽譜の整理を始めた際にまだ持っていたことに驚いたが、
よれよれになった譜面を見ていると長い時が過ぎた事を実感する…
それ以上に驚いたのは、
当時はよくわからなかった後半の歌詞の意味が、
何となくわかるような気がしたことだ。
そうだ、
私は今、まさにこの歌詞にあるような状況なのかもしれない。
『…くるしい眠りのみが私を誘う
流れのはやいこの世の岸辺に』
世の中の波に乗れずに、
ただ流され、いつも何処かの澱みで喘いでいる。
それが私なんだなぁ…と。
カッコよく言えば、
美空ひばりさんの
『川の流れに身をまかせ』
だけれど、
自分の力で泳ぐことができない…
だから流れには逆らえない…
だけど、コレって私だけじゃないよね。
今の日本の政治家さんたちも
大きな組織の中では逆らえない
問題がある団体との付き合いだとわかっていても、
今さら変えられない…
植木等さんの
『わかっちゃいるけど やめられない』
のとおんなじだよね。
スイスイスーダララッタ
スラスラスイスイスイ〜
で誤魔化すんだろうか?
何かなぁ…
(~_~;)
いかん、アタマがボーッとしてきた。
今日も暑い。