今日は小沢幹事長事情聴取.....マスコミは色めきたっています。けれども冷え冷えした気分でいるのはわたしだけではないと思います。
わたしは小沢さんが正しいと思っていません。小沢さんはお金を集めるのが上手です。建設だけでなく終末処理関係にも利権を持っているのではと疑っています。民主党のやろうとしているいくつかのこと外国人参政権などにに危惧を抱いています。しかし、それでも検察はおかしいと思わざるを得ないのです。東京地検 NO!!といわざるを得ないのです。
1月15日 事情聴取に応じていた石川衆院議員がいきなり逮捕されました。なぜ15日か!? 日本では長いこと陰々とマスコミの人心支配がおこなわれてきました。新聞とテレビの癒着 テレビ新聞を牛耳っているのはデンツウですし日本の大新聞は多かれ少なかれ某宗教団体と密接な関係があるのです。民主党が政権をとりますと 当然メディアに目がゆきます。新聞とテレビの癒着を禁じる法律ができるのです。
なぜ 小沢氏か!? 豪腕小沢氏を崩せばよりあい世帯の新米民主党はほたほたと崩れると踏んでいるのでしょう。この戦いは新旧勢力の戦いであり マスコミVS新政権 官僚勢力VS新政権の死闘なのです。ですから検察とマスコミは手を組んでいます。
検察は昔から正義の味方ではありませんでした。下にあるのは経世会のドンたちの末路です。田中角栄氏は日本がアメリカにがんじがらめにされるのを嫌い、中国と手を組みアメリカの支配から脱しようとしたためロッキードで刺されました。橋本氏は米国債を売ってしまうと高言(言いたくもなりますよね)失脚......
東京地検特捜部は経世会狙い撃ちですね。アメリカの言いなりになっていた清和会....はお目こぼし たったのひとりも逮捕されていないのです。 日本を売ったコイズミ某氏もタケナカ某氏もです。検察は果たして日本国民の味方? 正義の士? 必ずしもそうではなさそうです。はっきりいって検察はときにダレカの道具なのです。いったいだれの!? だれの道具だと思いますか?
検察のリーク→はコチラ コレ相当コワイですね。
そもそも東京地検特捜部は昭和22年 GHQが隠匿物資、ヤミ物資を摘発するためにつくった組織だったそうです。
(田中派)田中角栄 逮捕 ロッキード事件(←東京地検特捜部)
(経世会)竹下登 失脚 リクルート事件(←東京地検特捜部)
(経世会)金丸信失脚逮捕 佐川急便献金・脱税(←東京地検特捜部&国税)
(経世会)中村喜四郎 逮捕 ゼネコン汚職 (←東京地検特捜部)
(経世会)小渕恵三 (急死)(←ミステリー)
(経世会)鈴木宗男 逮捕 斡旋収賄 (←東京地検特捜部)
(経世会)橋本龍太郎 議員辞職 日歯連贈賄事件(←東京地検特捜部)この死もミステリー
(経世会)小沢一郎 西松不正献金事件 (←東京地検特捜部)
(経世会)二階堂俊博 西松不正献金事件 (←東京地検特捜部)
戦後の支配構造を理解しなければ小沢事件は見えてこないは→コチラ
ニューヨークタイムスは 日本の検察捜査を批判しています。
「新旧勢力の戦い」はコチラ
In Japan’s Scandals, a Clash of Old Order and New
日本のスキャンダル、新旧体制の対立
中身の記事はこれです。
国家において生じる典型的な政治スキャンダルにおけるすべてのネタが今回もすべて含まれている。建設会社から受け取った札束、後ろ暗い土地取引、強力なボスの身代わりだと広く見られている険しい表情をした政治的側近の深夜の逮捕などなど。
今回の検察による政治資金に関する規則違反に対して展開されている、与党の大物小沢一郎に対する捜査は、この国のもっとも剛腕な政治家で、新しい改革派のリーダーと、戦後権力体制の中でももっとも強力な組織である検察庁との間の公開のバトルであるということで、国中の関心を引きつけている。
この国の制度が変化することの兆しの中で、この対立の行き詰まりは、いつもとは違うパターンの批判の声の奔出を招いている。今回は批判が小沢氏だけではなく、腐敗した企業経営者や政治家の天敵として長く社会から賞賛されてきた少数精鋭の検事たちの巨大な裁量権にも向けられているのだ。
検事たちが、(社会正義とは)何か別のものを守っているのではないかということへの疑問もまた提起されている。
すなわちこの国の停滞した現状維持勢力であり、強力な権力を有するが、ほとんど説明責任をもたない官僚制度に対する批判だ。
そして小沢氏の民主党が昨年夏に自民党の長期政権を破ったときに打倒を誓ったのが、まさに、この官僚制度だったのである。
元検事の郷原信郎氏は次のように語る。
「このスキャンダルは、日本の民主主義を危機に陥れている。このスキャンダルは官僚システムが、自分に対して挑戦してきた、選挙で選ばれたリーダーから自分を守るために反撃したものなのだ。」
最新の動きは週末に起こった。検事は一人の民主党議員と小沢氏の元秘書二人を逮捕した。
小沢氏は、民主党の歴史的勝利の設計者であり、謎につつまれた、練達の密室政治家である。
今回の捜査は、検察官たちによって行われている民主党リーダーたちに対する一連の捜査の中の最新のものである。
一連の捜査の中には先月行われた、鳩山由紀夫首相の政治資金の報告義務違反が含まれている。鳩山氏への捜査によって新米政府に対する世論の支持がかなり弱まった。
しかしながら、過去において訴追された政治家の多くのように、弱々しく謝罪を繰り返す代わりに、民主党は反撃を開始した。週末に東京で行われた民主党大会において、小沢氏は、検察庁との全面対立を叫んだ。
歓声を上げる聴衆に向かって、小沢氏は次のように言った。
「我々は絶対にこういったやり方を認めることはできない。こういったことがまかり通るのならば、日本民主主義の未来は暗い。」
多くのものにとってさらに衝撃的だったのは、鳩山氏が小沢氏に与えた支持発言だった。鳩山氏は、検事たちに対して政治的コントロールを行使する法的権限を有する首相なのである。この権限は第二次世界大戦後一度だけ時の首相によって行使されている。
「私は彼を信じています。どうぞ戦ってください。」と鳩山氏は言った。
鳩山氏は後に捜査に影響力を行使しないことを約束した。政治専門家たち、この発言がほぼ確実に世論からの厳しい反発を被るであろうと述べている。とはいえ、こういった民主党の側からの抵抗は、学者やニュースメディアの一部で広まっている、検事たちは、民主党が官僚をコントロールするという公約をしたことや、法務省に属する検察庁が、まさにこの官僚システムの根幹となる、強力な組織であるという理由から、民主党に対して仕返し(vendetta)を行っているのだという検察批判を力づけた。
郷原氏やその他検察に批判的な人々は、古い政党政治の名人小沢氏を擁護するというよりは、検事たちによって適用される選別的正義を批判しているのである。検事は、これまでも、日本の戦後体制に対する挑戦に対しては厳しく、体制の内部者には寛大だったのである。
.....中略......
ニュース報道は、検察からのリークに基づいて予測可能なパターンのストーリーに従って行われている。たとえば検察が小沢氏が東京の土地に投資することによって隠そうとしていると思っている4億円に関する詳細事実が、ニュース報道の中では現れてくる。
こういったことに憤激した、民主党議員は、報道に影響を与えるための検察のリークの利用を調査するための議員のチームを組織することによって反撃することを誓った。
“This scandal shows how much the new administration is making waves,” said Mr. Gohara, the former prosecutor, “but also how the old system will fight back.”
「このスキャンダルは、新しい政権がどれだけ大きな波紋を引き起こしたかということや、どのように旧システムが反撃するかを示している。」と元検事の郷原氏は語った。(以上)
......民主党はわたしはあまり好きじゃない でも今度は応援しようと思います。
がんばれーー 負けるなぁーーー 官僚制度とマスコミをぶっつぶせーーー
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