食べ物を消化したり、代謝したりする体内の化学変化の触媒は酵素です。では酵素は何度くらいで活発に働くのでしょう。実は酵素は37度くらいが一番活発に働きます。酵素の働く温度に人間は体温をあわせたのかもしれない....と中山先生は言っていました。
たとえば 体温をあげる癌の療法があります。デトックスに岩盤浴がいいことも知られています。発汗をうながすだけではないのかもしれません。きのう 岩盤浴でうつらうつらしながらつらつら考えておりました。
........こうして体温をあげ 酵素を飲み(酵素は大地から採れる草や木の実でつくる) 酵素を摂るため生の食物を食べ デトックスをする。なぜか?
ひとの肉体は土でできているからです。母の胎内で母の食べたもので胎児はやしなわれ 生まれてからは 土から生まれた穀物作物やそれらをたべた家畜や魚で細胞が日々生まれます。だから わたしたちの身体は土からできているのです。昔は身体をかばねと言ったらしい。今、かばねとはしかばねのことです。ひとは死ねば土に還ります。なぜなら土でできているから......。
でもひとは土からだけできているわけではありません。魂は土には還らずその故郷に還る。ひとはパンのみにて生くるにあらず とはこのような意味もあるのでしょうか。
だとしたら 健康法に汲々とし 酵素を追い求め 添加物の少ない食品を買いあさる それだけでいいはずがないのです。もちろん身体とこころは連動することはあるけれど 身体のデトックスだけでは片手落ちです。
わたしたちには魂の糧というもの 魂のデトックス 魂振りが必要なのです。 ......どうすればそれが得られるか? たとえば ひとを助けること たとえば善をなすこと ひとりよがりではなくて......たとえば身体をなにものかに道具として器として捧げること......たとえば あなたの魂のデトックスはなんですか?
| Trackback ( 0 )
|