この歌は西行が伊勢で詠んだものとされています。.....このうたのかたじけなさ.....とはいったいどんな気持ちなのでしょう........ありがたさ 神々しさ 申し訳なさ もったいなさ なんともいえないやすらぎ ことばに尽くせぬ想いが かたじけなさに籠められていうように思うのです。......先日の奈良 紀伊半島のたびで この「かたじけなさ」に涙があふれた場所があります。
大神神社ご神前 玉置神社ご祈祷の場 那智の滝 大斎原 七里御浜 そして 七里御浜からふたたび新宮にかえる車のなか......
3.11からずっと不安のなかにいました。放射能の恐怖 政府や東電 アメリカへの怒り...... いまもそれらがすっかり消えたわけではありません。
けれども わたしは ずっと楽になりました。......こうなってしまったのはわけがある。政府や東電やアメリカやイスラエルだけが悪いのではない。
わたしの生き方が 日本人の 人類の生き方が問われているとわかったからです。
そして この大きな災厄がもしかしたら 与えられたラストチャンスかもしれない と理解できたからです。
わたしたちが この時代に生まれたのは 意味があります。たぶん それぞれが果たさねばならない約束があります。
ひとつの時代が終わろうとしています。それは幾度目かの天地かえらくになるのかもしれません。
目をとじて ふーっと息を吐くと 自分のなかに 今 なにをすべきか があることに気がつきます。
ときどき 気がつきたくないこともあって 目くらましをあえてしてしまうこともあるのですが できるだけ 内なる声にしたがっていきたい...
なぜなら そのとき ほんとうの自分でいるのを感じるから.....
ありがとうございます ただただ ありがとうございます.....