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見ていて 心臓がハグハグしました。太野さんの30秒 一本 胸がすくようでした、心さんの延長 一本勝ち 新井さんの逆転一本勝ち 最後 ショウリさん 見ていられなくて 隣の部屋に逃げました。
決勝でフランスに勝ったのは嬉しかったね。フランスもキレイじゃない国。水道 盗られそうですし。
柔道は球技と違う 一対一の真剣勝負 柔道家の鼓動が伝わってくる。
その上 団体戦 先鋒は大事 流れをつくる。それは語りも同じです。
4人か5人で 繋いで行く。今日 Aプロ が ほぼアップです。実家に帰ったとき 亡き父の本棚で見つけた 原爆の子 以前に 表紙に絵が書いてある 前後編の 初版を やはり見つけて もらってきたのですが 今回の本は 以前の版には無いエピソードがありました。
広島一中の一年生 片岡修さんが 高三のとき書いたものです。学徒勤労動員で 広島 雑魚場町の建物の疎開作業に駆り出された一中の一年生 の奇数組 校舎に残って交代を待っていた偶数組の上に 原子爆弾が炸裂 … 目は焼けて膨れ上がり 体の皮膚は剥けて着物の袖のように腕に垂れ下がり ズルズルした赤身のからだを引き摺って逃げる子ども 飛び込んだ プールで 溺れて死ぬ子ども 崩壊した校舎の下敷きになったまま 蒸し焼きになった子ども 全滅した広島第二県女の本にも詳しく書いてあるのですが 生き延びて 原爆症と戦いながら グラフィックデザイナーになった 片岡さんの筆は 目の前に繰り広げられる地獄をその場にいるように記録しています。
天野貞祐氏の言葉を借りて 片岡さんは こう告げます。戦争とは少数の人間が その主体が国であれ 派閥であれ 個人であれ それらの利益のために 拠なく起こすのだと。ひとがひとを殺すことを喜ぶものは 人間ではなく悪魔なのだと。
日本政府は中国東北部に満州国をつくった。軍部に押し切られたとしても アジアの正義を標榜したとしても 欲しかったのは 資源 石炭 鉄 石油 そして関東軍が欲しかったのは阿片 里見 岸信介 も利権に群がった。アジアのひと1000万が戦争に巻き込まれ死んだ。
アメリカは 中国市場が欲しかった。実は戦争がしたかった。それでハルノートで日本を追い詰めた。日本を原爆のナパーム弾の実験につかった。100万人の老人女子どもが焼き殺された。
ソ連は 領土がほしかった。混乱に乗じて 満州の機械 鉄道 かっさらい 北海道まで領土にしようとした。社会基盤をつくる労働力が欲しかった。65万人を拉致し過酷な強制労働をさせた。日本に戻れたのは475000人。
それでも アメリカは自国の国民は一応大事にした。戦闘機にはパラシュートがあったし 戦場にアイスクリーム製造機も 持っていった。大事にするというより 経済効率を考えたのかも知れないけど。
日本政府は自国の国民の命や苦しみなど 一顧だにしなかった。大事なのは国体だけ。子どもを爆弾にして発射し魚雷にして打ち出し 飛行機には行きのガソリンしかなかった。子どもだけでなく多くの有能な人材が喪われた。狂気の国だ。そして 今も そう変わらない。かっこだけだ。
戦争は経済のために 一部の者の利益のために起こされる。苦しむのは国民 一番弱く無知なものから酷い目にあう。
情報を 手にすること 今 何が起ころうとしているか耳を清ますこと。早く 行動を起こすこと。NHK 電通 メディア 政府広報に惑わされぬこと。
小泉純一郎が 米国に連行されたとかいう噂はほんとうだろうか。
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