......きのうの夕食は猪鍋でした。いただきものの猪肉....娘はネットで調理法を調べ、腕によりをかけてあわせ味噌で仕立てました。....匂いを嗅いでわたしは陶然となりました。樹木のような樟脳のような臭い...とてもなつかしい....幼い頃の遠いふるさとの味のようになつかしい....。猪なべ....はじめてのはず...なのですが、昔食べたことがあるのかもしれません。ベジタリアンなのでもちろんお肉は食べませんでした。腕によりをかけた娘は「気がぬけちゃった」とぼうっとしていました。とてもおいいしいものだと期待していたらしいのです。昔はご馳走だったのでしょうが、今のわかいひとたちの口には合わないようで、歓びいさんで食べていたのはかっての野生児...夫ばかりでした。
食したものが即からだの細胞に変わってゆく...とまえにおはなししたでしょうか。わたしたちの3次元的肉体は食べ物によって成り立っているわけですから、食べ物≒生命の質....水や空気を含めてからだにとりこむものが生命の質に深く係わるわけです。それと同時に視るものや聴くもの、感じるものの質も生命に深く関ってくるのですが、ここでは直接口から入るものについて考えてみたいと思います。
食べ物について、「顔の見える生産者から求めるのがよい」と言われます。よく知っているひとでしたら、どんな育て方をしているかわかるし、知っているひとに有害なものは渡せませんよね。わたしの知っている農家の方でも、農協に出すものと自分で食べるものをはっきりわけている方は多いようです。
うちでは堆肥...伐採抜根材を細分し寝かしたものを農家にただでさしあげているので野菜を食べきれないほどいただきます。お米は農薬....除草剤や殺虫剤を含めて一切使用していないものを玄米で買い貯蔵しています。弁当も冷凍食品も基本的に買いません。なぜか...直接たずさわるひとからの情報を聞くととても買う気にならないのです。
日本はお隣の国とは次元がちがいますが不思議な国です。食産業にたずさわるひとが自分の生産したものは食べないっておかしくありませんか? それは食物だけではありません。この季節、インフルエンザだ、ワクチンだと新聞テレビも喧しいですが、ワクチンを自分の子には打たない...お医者さんがいます。ワクチンはあまり効かない....のです。それだけではない、副作用が大きい。利かない?? あんなに高価なのに?? そう、高価だから年々接種人工がふえるのです。ワクチンはどこからきているのか、ダレの懐が豊かになるのか....興味のある方はお調べください。薬については恐ろしい話がたくさんたくさんあります。
ちなみにわたしの家では25年前から一切予防接種、ワクチンの類を子どもに受けないようにしましたが、子どもたちはすこぶる元気に育ちました。娘にうらまれるほど健康です。
どういう生き方をとるか選択することによって、生命の質とは自分で選択できるのでしょう。クムランで発見された文書でしたかそうでなかったか忘れましたがイエスが「知ることがたいせつだ」とおっしゃったことは真実だと思います。わたしたちが生きてきた人類の歴史や今生きている社会の仕組みについて知ろうとすることは、わたしたちの生き方をかんがえなおすことにつながり、生命の質を高め深めることにつながってゆきます。
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