BSで ヤマト 観ました。もしかして....とおそるおそるだったのですが 思ったよりずっとよかったです。宇宙戦艦ヤマトはかなり荒唐無稽なまんがです。戦艦大和は太平洋戦争末期 帰りの燃料もなく 轟沈を覚悟で一縷の希望だけを抱いて出航しました。 日本の誇る技術の粋 戦艦大和。先に沈んだ武蔵とともに 米軍に爆撃され大勢の乗組員とともに海の藻屑となった大和が復活することは 日本人にとって胸が熱くなるようなこと でもありえないことでした。それにコスモクリナーだって。
漫画だからこそ通用したシチュエーションを実写化する それはたいへんだったと思います。でも大和の復活はサラリと流し 焦点を人間が生きてゆく希望にしぼって この映画はある意味成功したと思います。ちょっと 出演者の調和がとれてないところもありましたが.....山崎努さん演じた艦長 それからキムタクの声がよかった。CGも見ごたえありました。それにしても放射能除去装置 ほしいですね。
アバターは三度目ですが 観客動員数や内容のよさがあっても アカデミー賞とれっこないね と思いました。それがアメリカの自由の限界 そして にもかかわらず 自国の植民地主義をさらけだせるのが強さでもあります。日本の映画界もエンターティンメントとして もっと熱くそして冷静に 日本の政治のこのぼろぼろのありさま 市井で懸命に生きるひとを描いてほしいと思います。ジェダイが時代劇のジダイからというのは有名な話ですが アバターのエイワも平和からではないかなと思いました。もうとっくに気づいた方がおいでと思いますが。......それからガンシップや魂の木にナウシカやもののけ姫の残影を見たような気もします。
最後に 錦織くん おめでとう おつかれさなでした。フェデラと対戦したいという願いがかなってよかった。このつぎはフェデラに勝つという目標に向かって ぜひとも勝利を手にしてください。
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