8月4日朝 メビウス気流法夏季合宿 三日目 宿舎の山荘を 朝6:30車五台に分乗して 出発、141号線 野辺山駅の角を右折 JR最高地点の看板を右に見てグレースホテルを左に見て進む。獅子岩は平沢峠にあります。この峠を境に、南に降った雨は太平洋へ、北に降った雨は日本海に流れるのだそうです。つまり 日本の分水嶺が平沢峠・・・最近では火野正平さんがBSんお自転車番組で獅子岩をおとずれました。
また ハインリッヒ・エドムント・ナウマン博士はこの峠で 中央構造線を思いついたそうです。フォッサマグナを考えたそうです。フォッサマグナは新潟の糸魚川から静岡まで日本を縦断する地溝帯。
フォッサマグナ ⇒ こちら
西縁は糸魚川静岡構造線(糸静線)、東縁は新発田小出構造線及び柏崎千葉構造線とされる。糸静線はフォッサマグナの西端であって、「フォッサマグナ=糸静線」とするのは誤りである。つまり、地図上においては、糸静線は「線」であるが、フォッサマグナは「面」である。
中央構造線 ⇒ こちら
関東から九州へ、西南日本を縦断する大断層系で、1885年(明治18年)にナウマンにより命名される。中央構造線を境に北側を西南日本内帯、南側を西南日本外帯と呼んで区別している。一部は活断層である。
赤い線が中央構造線 ピンクの部分がフォッサマグナ
ランドサットから見た中央構造線 ⇒ こちら
フォッサマグナ 中央構造線上に龍のつく地名 神社が多いのだそうです。
⇒ こちら
地上700km上空から写した人工衛星画像には、西南日本を縦断する、まっすぐな谷が写っています。延長1000kmにおよぶ、日本列島最長の谷です。
この谷は、大断層「中央構造線」の破砕帯を、川が侵食してできたものです。 天竜川はすこしずれていますが 紀ノ川 吉野川は 川のながれそのままです。・・・・とすると 龍の地名がついているのもうなづけますね。
中央構造線と糸魚川(いといがわ)-静岡線が、諏訪(すわ)湖で交差 しています。
九州中央部では、阿蘇山の下にかくれています。
中央構造線は、静岡県水窪から青崩(あおくずれ)峠を越えて長野県に入り、伊那山地と赤石山脈の間を、遠山~大鹿~長谷村へ北上し、高遠(たかとお)町の東方から杖突峠を通り、茅野市の諏訪大社前宮付近へ続きます。
関東平野の中央部では、地下3000メートルに、平野の底になっている中生代の岩盤があります。地下3500メートルまでたっしたボーリングにより、埼玉県さいたま市岩槻の南方を中央構造線が通っていることが確かめられました。茨城県では、鹿島か大洗のどちらかの地下へ延びていると考えられています。
鹿島灘の下では、中央構造線は棚倉構造線に切られているとされます。しかし、中央構造線ができ始めたころは、棚倉構造線とつながっていたと考えられています。
棚倉構造線は東北日本と西南日本の境界
古生代~中生代~古第三紀の古い岩石を、日本列島の骨組み(基盤)とみなします。
山形県酒田~福島県棚倉~茨城県水戸北方を通る「棚倉構造線」を境に、日本列島の基盤岩の並び方は、大きく食いちがっています。そこで、棚倉構造線を境に、東北日本と西南日本に分けられています。
このブログをごらんになっていた方はおわかりと思いますが わたしは知らず知らず 龍神を追っていました。前宮は地図上では元宮と同位置になります。昨年の三回にわたる和歌山の旅では 大三輪山からはじまって天河神社をめぐり 熊野三社 玉置山 花の窟神社 神倉山・・・ 長野戸隠奥社九頭龍大神 今年6月 瀧原宮 伊雑宮 伊勢外宮 内宮・・・・
そして 今回の旅が 示してくれたものも 大きな贈り物でした。
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ひろびろした駐車場 けれども 八ヶ岳は細長い雲のかたまりに阻まれ見えません。獅子岩にのぼり(花の窟神社近く 七里美浜にも獅子岩があります) 風に吹かれることしばし やがて雲の切れmから赤岳 横岳が雄雄しい姿をあらわしました。・・・・ 写真はあとで・・・・・・
・・・・・ところで
断層に沿って川ができる・・・・素人考えですが 地下水脈も 構造線に沿ってはいないでしょうか? フクシマでは地下のどこまで 汚染水は到達したのでしょう?