一日一言
朝の命
生命は朝露のように短く儚いことを
表していう場合に用いる。
類語:①蜉蝣(かげろう)の命 ②露命
5月より咲いている花「バラ」
開花時期は、 5/ 1頃~11/25頃。
・とげのある木の総称である「うばら」または
「いばら」(茨)が、「ばら」に略された。
(「茨」は”とげのある、つる草”を総称したもの)
・つぎつぎに咲く。開花期間は長く書きましたが、
春(5~6月)と秋(9~11月)に咲くものが
多いようです(いろいろ種類がある)。
夏は暑いのでひと休み。
・甘い香り。香水の材料にも使われる。
・草丈が20~30cmで、花の大きさが3cmぐらいの
小さい薔薇を一般に「ミニ薔薇」と呼ぶ。
たくさん花をつける。
・古代から、繁栄と愛の象徴とされた。
ギリシャ神話では、愛と美の女神「アフロディーテ」が
海から誕生したときに、大地がそれと同じぐらい美しい
ものとして、バラの花を作ったとされている。
ギリシャ時代には、ビーナスに結びついて、
「愛と喜びと美と純潔」を象徴する花とされ、
これが、花嫁が結婚式にバラの花束を持つ風習に
つながったとされる。
ギリシャの叙情詩人アナクレオンが、
紀元前6世紀(2500年前)に、
「バラなる花は恋の花、バラなる花は愛の花、
バラなる花は花の女王」と唄っている。
・ローマ人は、一輪のバラを天井につるし、その下で
した話は一切秘密にする約束を守ったので、
「バラの下で」という言葉が「秘密に」という意味に
なって今に残っている。
・イギリス王室の紋章である”チュードル・ローズ”は、
王位継承をめぐってランカスター家とヨーク家の間に
起こった「バラ戦争」(14世紀)のあとで両家が
結ばれて赤バラと白バラを組み合わせた紋章となった
もので、このバラがイギリスの国花となった。
(イギリス以外にも、多くの国の国花となっている)
英語の「ローズ」の語源はケルト語の「赤い」と
いう意味に由来する。
(季節の花300より)