季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花

2008-12-10 05:55:45 | インポート

一日一言

言い訳のしようもない

過失や失敗の生じた事情について釈明の

しようがないと言う意味でから、弁解する余

地がないと言う時の言葉として用いる。

★今回の不祥事について、親としていい訳

のしようがない。

類語:①言い訳がない  ②弁解の余地がない

    ③弁解のしようがない


10月より咲いている花「菊」

開花時期は、10/20頃~12/20頃。       
・東洋で最も古くからある鑑賞植物らしい。         
  平安時代に中国から渡来。                       
  改良が重ねられ多くの品種がある。               

・「きく」は漢名の「菊」を音読みしたもの。       
  また、「菊」の漢字は、散らばった米を           
  1ヶ所に集める、の意で、菊の花弁を米に         
  見立てたもの。                                 
  漢名の「菊」は”究極、最終”を意味し、         
  一年の一番終わりに咲くことから名づけられた。   
・大輪の菊はよく菊花展で見かける形で             
  文化の日(11/3)前後が見頃。               
  菊花展で見られるのは                           
  「厚物(あつもの)→ 大輪もの」と              
  「管物(くだもの)→ 細い花びら」に分けられる。


・中国では菊は不老長寿の薬効があるとされ、       
  陰暦の9月9日(重陽の節句)には菊酒を飲み     
  長寿の祈願をした。これがしだいに日本にも伝わり、
  菊の花を酒に浮かべて飲み花を鑑賞する           
  「重陽の宴」が催されるようになった。           
  のちに菊は皇室の紋章になり、日本の国花になった。
  (日本の国花はこの菊との2つ)               
・中国で呼ばれる「四君子(竹、梅、菊、蘭)」     
  の一つ。水墨画の画材にもよく使われる。         


・花の盛りは11月だが、冬になっても「残菊、晩菊」
  というサブネームで咲き続ける。これらはだいたい 
  小菊のことだが、野性味の濃い小菊は寒さには強い。
  これらは冬になっても咲いているので「冬菊」とも、
  寒気の中で咲いているので「寒菊」とも呼ぶ。     
  しかし、年を越える頃にはやはり枯れてしまう     
                         → 「枯れ菊」になる     
・ことわざ。「春蘭秋菊倶に廃す可からず」、       
  (しゅんらんしゅうぎくともにはいすべからず)。 
    両者ともにすぐれており捨てがたい、の意。      

(季節の花300より)


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