一日一言
下紐を許す
「下紐」は、着物を着るときに膚着の
上に結ぶ帯で、それを自由にさせる
と言う意味から、女性が男性に体を
許すというときのたとえに用いる。
★彼の誘いに乗り一緒に旅をして、あの
夜、ついに下紐を許し、結婚するに至った。
10月に咲く花「石蕗(つわぶき)」
開花時期は、10/15 ~ 11/末頃。
・葉は蕗(ふき)に似ている。
名前は”つや”のある葉から
”つやぶき”。
それが変化して
「つわぶき」になった。
・きれいな黄色の花。
・冬から春にかけて、
若葉をつみとって
塩ゆでにするとおいしいらしい。
葉を火であぶったものは
腫れ物や湿疹に薬効がある。
・「キャラブキ」や
九州名産の「佃煮キャラブキ」は、
このつわぶきの葉っぱで作られる。
・12月28日の誕生花(石蕗)
・花言葉は
「困難に傷つけられない」(石蕗)
・「ちまちまと した海もちぬ
石蕗(つわ)の花」
小林一茶
「石蕗(つわぶき)の
日陰は寒し 猫の鼻」
酒井抱一(さかいほういつ)
「いくたびか
時雨(しぐれ)のあめの
かかりたる
石蕗の花も つひに終はりぬ」
斎藤茂吉(さいとうもきち)
(季節の花300より)