季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「桐」

2015-05-21 04:24:49 | 暮らし
一日一言

節(せつ)を折る

節操を曲げるという意味で、自分の信じている

考えや意思を曲げて人に従うという場合に用い

る。

★高齢になって、今までの節を曲げて、

息子の考えに従うことに舌した。

類語:①節を屈する    ②節を曲ぐ



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4月に咲いていた花「桐」

開花時期は、 4/20 ~ 5/10頃。
・朝鮮または中国から渡来。

・紫色の筒状の花を
 木の上の方につける。
 (背の高い木なので、
  下からそうとう
  見上げないと花は見えない)

・強い芳香がある。
 (落ちてきた花を拾い上げて
  匂ってみてください♪)


・非常に軽くて湿気を吸わない、
 良い材質なので
 ”桐箪笥”(きりだんす)や、
 箱、下駄、
 琴の胴の部分などの楽器、
 人形の型、金庫の内張りなど
 幅広く利用される。

・切ればすぐに芽を出して
 生長する、意で、
 動詞の「きる」が
 そのまま「きり」になった、
 との説がある(諸説あり)。
 桐はとても生長が早いので、
 農村では女の子が生まれると
 桐の苗を植え、結婚するときに
 それで箪笥を作るところがある。


・中国では、
 聖王を表す”鳳凰”には
 「桐の木にだけ棲(す)み、
  竹の実だけを食べる」
 という伝説があり、 
 桐は霊鳥の宿り木とされた。
 そのため桐は、
 平安時代の頃から尊重され、
 紋章や装飾として広く用いられた。
 1974年までは、
 日本のパスポートには
 桐紋が入っていた。

 (鳳凰が棲む木は
  本当は桐ではなく
  青桐(あおぎり)で
  あるらしい)

・岩手県の県花(桐)


(季節の花300より)


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