季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「浜梨(はまなす)」

2016-06-11 05:13:08 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「美しい人」

失敗させないように、間違えさせないようにという配慮

よりも、もっと教育的なものは、間違いから学ぶことの

できる雰囲気を作ることであり、間違っても自分で気づ

く人格形成へとそれを役立てることではないかと思う。

歳時記

入梅


6月11日頃(2016年は6月10日)太陽黄径80度。

芒種の後の最初の壬(みずのえ)の日。芒種から数えて6日目頃。

暦の上での梅雨入り。

梅の実が黄色く色づき、梅雨 に入る頃を示します。

実際の梅雨入りとは異なります。

この日から約30日間が梅雨の期間になります。

農家にとっては、田植えの日を決めるうえでも、

梅雨の時期を知ることは重要でした。

昔は、今のように気象情報が発達していないため、

江戸時代、目安として暦の上で入梅を設けたのだと考えられています。


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5月から咲いている花「浜梨(はまなす)」

開花時期は、 5/ 1 ~ 6/15頃。
・海岸近くに植えられる。
・葉や枝に
 こまかい「とげ」がいっぱいある。
・よい香りの花。

・夏に、ミニトマトのような形の
 だいだい色の実がなる。固い。
 食べられる。

・甘酸っぱい味の実を
 梨にたとえて、
 「浜の梨」の意で名づけられた
 「はまなし」が
 東北弁でなまって
 「はまなす」になった。

・アイヌの人々は
 魔よけのために戸口に立てて、
 実は食用、
 種子をイヨマンテの祭りに用いた。

・「浜茄子」とも書く。

・北海道の道花(浜梨)
 「♪ 知床の岬に~
    はまなすの咲く頃~」
     (知床旅情)


・「はまなすや
  今も沖には 未来あり」
   中村草田男

(季節の花300より)


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