季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「半化粧 (はんげしょう)」

2016-09-01 04:54:44 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「愛をつかむ」

一生涯の間、何も波風がないと思ったら、大間違いです。

長い間には、いろいろ迷いもあれば、失望もあり、疑いに

苦しむ日もあるでしよう。それらが、「無い」ことが大切

なのではなく、それらを「乗り切る」ことが大切なのです。

歳時記

二百十日


9月1日。立春から数えて210日目。 

この時季は稲が開花・結実する大事なときですが、台風が相次いで襲来し、

農作物が被害を受けてしまうことがよくあり、厄日とか荒れ日などといわれています。

一つの目安として警戒を呼びかけていたようです。

立春から数えて220日目の二百二十日も厄日と考えられています。

二百十日は伊勢の船乗りたちが長年の経験によって凶日としたといわれていて、

雑節として暦に記載されたのは江戸時代で、八十八夜とほぼ同じ頃です。

先人たちの経験に基づいた生活の知恵が暦となっているのですね。

農作物を風雨の被害から守るため、各地で風鎮めの儀式や祭が行われていて、

風祭りもその一つです。

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7月に咲いていた花「半化粧 (はんげしょう)」

開花時期は、 7/ 1 ~ 7/20頃。
・上の方の葉っぱが、
 ペンキをべったり塗ったように
 白くなるのがおもしろい。

・「半化粧」
 「半夏生」
 「片白草(かたしろぐさ)」
 など、いろんな呼び名がある。

・花期に葉が白くなるのは、
 虫媒花であるために
 虫を誘う必要から
 このように進化したのではないか、
 といわれている(白くて目立つ)。

・花は葉と同じく白で、紐状。
・花が咲き終わって
 夏の盛りの頃になると、
 白い葉の白い部分は色落ちして、
 ふつうの緑色っぽくなる。

・山の水辺に群生することが多いが、
 都会でもときどき
 植えられてるのを見かける。



■名前の由来

「半夏生」(はんげしょう)
  夏至から数えて11日目の日
  (もしくはその日から5日間)を
  「半夏生」と呼ぶが、
  その頃に花が咲くことから。

 ※「半夏生」=「1年の真ん中」
   1/1~12/31の1年の、真ん中。
   「7月2日」のことが多い。
   「7月1日」のこともある。

 なお、七十二候の「半夏生」は、
 正しくは
 「半夏(はんげ)が生ずる」
 の意味であり、
 その「半夏」とは
 烏柄杓(からすびしゃく)
 のことを指すが、
 「半夏生」といえば
 なんとなく当ページの花を
 思い浮かべてしまいますね。


「半化粧」(はんげしょう)
「片白草」(かたしろぐさ)
  葉の半分ほどが
  白くなることから。


(季節の花300より)



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