人生日訓(17)
「公事(くじ)は盬(もろ)きことなし終日にて尽くしがたし」
聖徳太子が天下の公務の大切なことを注意されたもので、今日の日本中の公務員諸氏に聞いて貰いたいものの一つである。「公事」というもんは、旧幕頃には、「くじ」と発音して専ら訴訟のことをさしたが、正式には政府の仕事のことである。天下の政務はかりそめにしては成らぬ。重大な役目であるから、やろうと思ったら一日中やり通せるものではない。百姓の訴えは一日に千事もあると太子はいい添えている。次から次への公務を手際よくさばいて行っても、到底、その日の内には終わらぬのである。
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9月に咲いている花「「」)」
開花時期は、 7/15 ~ 10/25頃。 ・辛味がなく食べられない蓼、 の意味。 「犬」がつくものには 食用にならない、の 意味をもつものが多い。 犬胡麻(いぬごま) 犬芥子(いぬがらし) 犬薺(いぬなずな) 犬稗(いぬひえ) 犬蕨(いぬわらび)、など。 ・別名 「赤まんま」(赤飯)。 まさにそのとおり。 つぶつぶの花です。 ・「わが屋戸の 穂蓼(ほたで) 古幹(ふるから) 摘み生(おほ)し 実になるまでに 君をし待たむ」 万葉集 作者不詳
(季節の花300より)
