名言名句(719)
「ぼくは一個の歯車を内蔵す 三千世界も駆動せむ」『赤石 信久』
赤石信久(1925-1992)は、企業の幹部役員として勤めながら、
人間凝視の詩を書き続けていました。晩年は、仏像を通じ仏閣に
接し、人と宗教の関わり合いをテーマにした作品を発表していま
した。この詩句にも「三千世界」が表現されているように、人心
も宇宙に雄飛できるといった超能力の神秘性を匂わせた世界観が
感じとれます。この一行は、赤石の第三詩集『凍夜』の中に収め
られている「歯車」という詩にあります。
=============================
9月に咲いている花「芙蓉 (ふよう)」
開花時期は、 8/ 1 ~ 10/ 5頃。
・ピンク色の大型の花。
枯れたあとの姿も印象的
(”枯れ芙蓉”)。
・昔から、「美しい人のたとえ」に
用いられている花で、
美しくしとやかな顔立ちのことを
「芙蓉の顔」という。
・「酔芙蓉(すいふよう)」
芙蓉とほとんど同じ形の花だが、
朝に開花したときは白花で、
夕方になるにつれて
だんだん赤くなるという、
とてもおもしろい花。
”酔っぱらって赤くなった”
とのことで
この名前になったらしい。
ピンク色の「芙蓉」を
夕方に見ただけだと
ふつうの「芙蓉」と「酔芙蓉」は
見分けがつきにくいが、
朝、白かった花が
夕方ピンク色になっていれば、
それは「酔芙蓉」かもしれない。
「酔芙蓉」写真は上記「写真集」で。
・「反橋(そりばし)の
小さく見ゆる 芙蓉かな」
夏目漱石
「草とって
芙蓉明らかに なりにけり」
河東碧梧桐
(かわひがしへきごとう)
「白き芙蓉
あかき芙蓉と かさなりて
児のゆく空に 秋の雨ふる」
与謝野鉄幹
(よさのてっかん)
(季節の花300より)
「ぼくは一個の歯車を内蔵す 三千世界も駆動せむ」『赤石 信久』
赤石信久(1925-1992)は、企業の幹部役員として勤めながら、
人間凝視の詩を書き続けていました。晩年は、仏像を通じ仏閣に
接し、人と宗教の関わり合いをテーマにした作品を発表していま
した。この詩句にも「三千世界」が表現されているように、人心
も宇宙に雄飛できるといった超能力の神秘性を匂わせた世界観が
感じとれます。この一行は、赤石の第三詩集『凍夜』の中に収め
られている「歯車」という詩にあります。
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9月に咲いている花「芙蓉 (ふよう)」
開花時期は、 8/ 1 ~ 10/ 5頃。
・ピンク色の大型の花。
枯れたあとの姿も印象的
(”枯れ芙蓉”)。
・昔から、「美しい人のたとえ」に
用いられている花で、
美しくしとやかな顔立ちのことを
「芙蓉の顔」という。
・「酔芙蓉(すいふよう)」
芙蓉とほとんど同じ形の花だが、
朝に開花したときは白花で、
夕方になるにつれて
だんだん赤くなるという、
とてもおもしろい花。
”酔っぱらって赤くなった”
とのことで
この名前になったらしい。
ピンク色の「芙蓉」を
夕方に見ただけだと
ふつうの「芙蓉」と「酔芙蓉」は
見分けがつきにくいが、
朝、白かった花が
夕方ピンク色になっていれば、
それは「酔芙蓉」かもしれない。
「酔芙蓉」写真は上記「写真集」で。
・「反橋(そりばし)の
小さく見ゆる 芙蓉かな」
夏目漱石
「草とって
芙蓉明らかに なりにけり」
河東碧梧桐
(かわひがしへきごとう)
「白き芙蓉
あかき芙蓉と かさなりて
児のゆく空に 秋の雨ふる」
与謝野鉄幹
(よさのてっかん)
(季節の花300より)
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