一日一言(173)
若いときには、
若い心で
生きていくよりないのだ。
若さを振りかざして
運命に向かうのだよ。
倉田百三(劇作家)
歳時記
天皇誕生日
天皇誕生日は、1948年制定の国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月
20日法律第178号)第2条によれば、「天皇の誕生日を祝う。」ことを趣旨と
している。
天皇誕生日は、慣例により日本の国家の日とされる[注 1]。昭和23年(1948
年)までは、天長節(てんちょうせつ)と呼ばれていた(昭和天皇の誕生日が
4月29日、祝日法施行が7月20日であるため)。
天皇誕生日の日付は、昭和63年(1988年)までは昭和天皇(第124代天皇)の
誕生日である「4月29日」、平成元年(1989年)から平成30年(2018年)ま
では明仁(第125代天皇・現上皇)の誕生日である12月23日であった。
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2月に咲いている花「繁縷 (はこべ)」
春の七草の一つ。 ・春、道ばたでよく見かける。 ・すごく小さく白い5弁花。 (さらにそれが2裂するので 10弁花に見える) ・春の七草では「はこべら」、 千曲川旅情の歌では 「はこべ」の名で登場する。 ・茎は地上をぐるりと這う。 ・タンパク質、 ビタミンB、Cなどに富む。 昔は食用にしていた。 また、これを炒った粉に 塩を混ぜて 歯磨き粉としても使える。 ・薬効 歯槽膿漏、虫歯予防 ・薬用部位 茎葉 ・「はびこりめむら(蔓延芽叢)」 が変化して 「はこべら」になった、 という説がある。 また、茎がよくはびこり、 種が落ちると その年のうちに芽が出て 繁茂することから、ともいわれる。 ・漢字の「繁縷」は漢名。 茎の中に目立つ筋(縷(る))が あることから。 ・島崎藤村の 「小諸なる古城のほとり」 には繁縷が登場する。 「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ 緑なす繁縷は萌えず 若草も藉(し)くに よしなし」 ・別名 「朝しらげ」 (「日出草」とも書く) 朝日が当たると 花が開くことから”朝開け” それが変化して”朝しらげ”。 ・よく似た品種に 「牛繁縷(うしはこべ)」がある。 葉っぱはしわしわ。 花柱は5個 (「繁縷」の花柱は3個)。 とても見分けにくい。 ここでは「繁縷」として 1ページにしました。 ・「カナリヤの 餌に束ねたる はこべかな」 正岡子規
(季節の花300より)