一日一名言(300)
呼び出しの聲まつ外に今の世に待つべき事のなかりけるかな
「陰天、夕雨」の記録が残っている。1859年10月27日正午ごろ、江戸・伝馬
町牢獄で尊王の志士の魁(さきがけ)吉田松陰が処刑された。
徳川幕府の大老、井伊直弼による「安政の大獄」の最後の犠牲者。二十九歳と
二ヵ月あまりの生涯であった。冒頭の「呼び出し」とは、刑執行の通知のこと
である。
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7月に咲いている花「アスパラガス」
花の特徴 細長い花枝の先に黄緑色をした釣鐘形の小さな花をつける。 花径は1センチに満たない。 雄株と雌株があり、雄花と雌花が別々の株につく。 雄株は雄しべが目立つ雄花を咲かせ、雌株は雌しべと子房が目立つ雌花を咲かせる。
葉の特徴 葉は退化して糸状の葉状枝(偽葉)というものになっている。 葉状枝は節に1枚ずつ互い違いにつく。
実の特徴 雌株には実がつく。 実は直径7、8ミリの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、秋になると赤く熟する。 実のなかには黒い種が4個入っている。
その他 古代ギリシャ時代から栽培されていたという。 日本へは江戸時代にオランダ人によって伝えられたが、観賞用であった。 作物としての歴史は新しく、大正時代に北海道で栽培が開始された。 若い茎が食用とされる。 グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの違いは栽培方法によるもので、品種の違いではない。 俳句の季語は春である。
(花図鑑より)