季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

柳生街道③

2007-06-24 07:33:19 | インポート
沢沿いに、山間を縫うように道は延びて、やがて地獄谷に向う道との三叉路に出る。
ここには、「首切り地藏」と名付けられた地藏が立っている。これは、柳生十兵衛に新陰流を学んだ荒木又右エ門が、試し切りをしたものと伝えられている。
石切峠は東大寺の大仏殿建立の時に、礎となる春日石を切り出して運んだ峠と言われている。


5月より咲いている花「丸葉車 輪梅(まるばしゃりんばい)」
開花時期は、5/ 1頃~ 5/ 末頃。 ・暖かくなってきたら開花。 ・葉が枝先に車輪状に集まる。 ブ厚くて丸っこい葉。 花は梅に似ている(5枚花弁)。 そこから「丸葉車輪梅」になった。 ・鹿児島県の奄美大島では、この樹皮を 大島紬(おおしまつむぎ)の染料として 使う。 ・実(み)はブルーベリーのような形。 ・葉がややとんがっているのは 「車輪梅(しゃりんばい)」。 でも見てもほとんど「丸葉~」と 区別つかないですね。(季節の花300より)

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柳生街道②

2007-06-23 06:59:28 | インポート
「竜坂の道」には立派な石畳が残っているが、これは江戸中期に柳生家が奈良奉行に依頼して敷かせたものである。
沿道には、数々の石仏が立っている。「寝仏」と言われる横になっt石仏は、もともと崖の上に彫られた大日如来が転がって落ちてきたものである。
また、朝夕それぞれの時間帯に日光が当たり、姿が浮かび上がって見えることからその名が付けられたという「夕日観音」「朝日観音」もある。


5月より咲いていた花「そけい」
開花時期は、 5/ 1頃~ 5/25頃。 ・中国原産。 ・白い5弁花。 ・インドでは、若い女性は、恋人にもらった この花を髪の毛に編みこんで 愛の証しとするそうな。 ・よく見かけるのは 「羽衣(はごろも)ジャスミン」。 ・色は白く、とてもよい香りがする。 ”ジャスミンの香り”。 でも、あまりにも花がいっぱいあるときは ちょっと香りがきついですね。(季節の花300より)

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柳生街道

2007-06-22 07:21:25 | インポート
奈良市の北部を、奈良の市街地から「剣の聖地」として有名な柳生の里まで東西に結んだ道。
「柳生新陰゛流」の柳生一族が奈良奉行に依頼して造らせ、多くの武芸者が通った。
奈良市街地の興福寺あたりから東部の山並みを望むと、左・春日山右・高円(たかまど)山の間に、谷間のくぼみを見る事が出来る。
「柳生街道」はここを通って柳生に至る道である。

江戸時代、諸国の武芸者が通った柳生街道。
5月より咲いていた花「紅花栃ノ木」
開花時期は、5/ 1頃~ 5/20頃。 ・「紅花橡の木」とも書く。 ・栃の木の”赤”バージョン。 街路樹としてときどき見かける。 八方に広げた葉の先にすっくと花柱を立てる。 ・「アメリカ紅花栃の木」は 別名「赤花(あかばな)アメリカ栃の木」。 「紅花栃の木」は、この「アメリカ紅花栃の木」と 「西洋栃の木(マロニエ)」との雑種の木です。 (季節の花300より )

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山陰街道⑦

2007-06-21 08:59:43 | インポート
春来峠の頂上付近には、豊岡藩が立てた「牓示石(ぼうじせき)」が残されている。
牓示石とは国境石のことで、ここから先は豊岡藩一万五千五石の領地であった。
因幡から蒲生峠を越えて但馬に入った山陰道は、湯村温泉の先で春来峠を越えて、やがて京都に至る。
最寄の駅=JR山陰本線・岩美駅、浜坂駅。

5月より咲いている{栃の木}
開花時期は、5/ 1頃~ 5/20頃。 ・「橡の木」とも書く。 ・「と」は数字の十で、実が多い木の意味から。 ・30mくらいの高さになる。 ・白い花がロウソク状に盛り上がって咲く。 ・花からは蜜が、種子からはでんぷんがとれる。 特にトチ蜜(とちみつ)は最高品質のものと して知られている。 また、材は家具や楽器などに使われる。 (季節の花300より )

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山陰街道⑥

2007-06-19 09:46:31 | インポート
さらに行くと、途中には「南無阿弥陀仏」と刻まれた名号石や、伊勢燈籠などが立ち、やがて湯村温泉に至る。
湯村温泉は平安時代初期に慈覺大師によって発見されたと伝えられ、現在は一大温泉地となっている。テレビドラマの「夢千代日記」の舞台である。
「山陰道」は、この湯村温泉を抜け、春来川沿いを上流に向かい、春来峠に至る。ほぼ、現在の国道九号と同じ道筋である。


5月より咲いていた花「あやめ」
開花時期は、 5/ 1頃~ 5/20頃。 ・剣形の葉がきちんと並んで生える葉の様子から 文目(筋道、模様の意)の名がついた、 と言われる。 ・「綾目」とも書く。花弁の基の黄色部分の 縞(しま)模様を綾目の字で表現した。 ・よく、この花は「菖蒲(しょうぶ)」と 表現されますが、文目は菖蒲とは別種です。 <参考>菖蒲(しょうぶ) (菖蒲を”あやめ”と読むこともあり、 ますますややこしい) ・乾いた土に生える。湿地には向かない。 <見分け方> 一初 → 乾いた土に生え、4月頃から咲く。 花弁の中央に白い毛が多数。 葉は幅広で短い。 文目 → 乾いた土に生え、5月頃咲く。 花弁の中央に網目模様がある。 葉は細く長い。 杜若 → 水中に生え、5月頃咲く。 花弁の中央に白い筋がある。 葉は幅広で長い。 黄菖蒲 → 湿地に生え、5月頃咲く。黄色花。 花菖蒲 → 湿地に生え、6月に咲く。 花弁の中央に黄色い筋がある。 葉の表面中央に突起した筋あり。 ・「いずれ文目か杜若」(区別できないこと) ・3月5日の誕生花(アイリス) 4月10日の誕生花(アイリス・アポロ) 5月11日、6月3日の誕生花(文目) ・花言葉は「吉報、優しい心」(アイリス) 「和解、私はあなたにすべてを賭ける」 (アイリス・アポロ)(季節の花300より)

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