季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「萩」

2014-07-26 05:01:34 | 暮らし
一日一言


尻を上げる

座り込んでいた場所から立ち上がるという

意味から、訪問先を辞して帰ろうとし始め

る様子を表す場合に用いる。

★隣の婦人は我が家を訪れて、妻と長話を

始め、3時間後に尻を上げてえ帰った。

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6月から咲いている花「萩」

開花時期は、 6/ 5 ~ 10/末頃。
・秋の七草のひとつ。

・日本各地の山野で
 ごくふつうに見られ、
 萩といえば
 山萩(やまはぎ)を指す。
 東京近辺で見られるものは
 「宮城の萩(みやぎのはぎ)」と
 「山萩」がほとんど。
 ここでは「萩」ページとして
 1つにしました。

・「萩」の字は 
 ”秋”の
 ”草(草かんむり)”なので
 まさに秋の花だが、
 早いものは
 夏前から咲き出している。
 (でもやはり、
  秋の9月頃が見頃♪)


・花は豆のような蝶形花。
・枝や葉は
 家畜の飼料や屋根ふきの材料に、
 葉を落とした枝を
 束ねて箒(ほうき)に、
 根を煎じて、
 めまいやのぼせの薬にするなど、
 人々の生活にも溶け込んでいた。

・地上部は一部を残して枯死し、
 毎年新しい芽を出すことから
 「はえぎ(生え芽)」となり、
 しだいに「はぎ」に変化した。
・秋の十五夜(満月の夜)に、
 「薄(すすき)」
 「おだんご」と一緒に
 縁側などに置いて、
 お供えする習慣がある。


・あんこのおもちに
 「ぼたもち」と「おはぎ」が 
 あるが、じつは同じもの♪ 

 ◆春のお彼岸 に供えるのは、
  春を代表する花の
 「牡丹(ぼたん)」にちなんで
  (または牡丹の花に
   似ていることから)
 「牡丹餅」→「ぼたんもち」
  →「ぼたもち」と 
  呼ばれ、

 ◆秋のお彼岸 に供えるのは、
  秋を代表する花の
  「萩」にちなんで
  (または萩の花に
   似ていることから)
 「萩餅」→「御萩餅」
  →「御萩(おはぎ)」と
  呼ばれるようになった。

 それぞれには
 小豆(あずき)のあんこが
 入っている。

 あずきの粒は夏にできて、
 秋の「おはぎ」の頃には
 まだ柔らかいために  
 「おはぎ」は”つぶあん”にし、
 冬を越え春になった
 「ぼたもち」のときには、 
 固くなった粒のままでは
 食べにくいので 
 粒をつぶして
 ”こしあん”にする。
 ここから、”つぶあん”と
 ”こしあん”の   
 区別ができたらしい。


・別名
 「庭見草」(にわみぐさ)
 「野守草」(のもりぐさ)
 「初見草」(はつみぐさ)

・9月18日の誕生花(萩)
・花言葉は「柔軟な精神」(萩)
・宮城県の県花(宮城の萩)


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・「秋風は
  涼しくなりぬ 馬並(な)めて
  いざ野に行かな 萩の花見に」
   万葉集 作者不詳

 「人皆は
  萩を秋といふ よし我は
  尾花が末(うれ)を
  秋とは言はむ」
   万葉集 作者不詳

 「わが岳(おか)に
  さを鹿来鳴く 初萩の
  花妻問ひに 来鳴くさを鹿」
   万葉集 作者不詳

 「高円(たかまど)の
  野べの秋萩 いたづらに
  咲きか散るらむ
  見る人なしに」
   万葉集 作者不詳

 「高円(たかまど)の
  野べの秋萩 この頃の 
  暁(あかつき)露(つゆ)に
  咲きにけるかも」
   万葉集 大伴家持

 「宮人の 袖つけ衣 秋萩に
  匂ひよろしき
  高円(たかまど)の宮」
   万葉集 大伴家持

 「指進(さしずみ)の
  栗栖(くるす)の小野の
  萩の花 花散らむ時にし
  行きて手向けむ」
   万葉集 作者不詳

 「かくのみに
  ありけるものを 萩の花
  咲きてありやと
  問いし君はも」
   万葉集 余明軍 

 「道の辺の
  小野の夕暮 たちかへり
  見てこそゆかめ 秋萩の花」
   金槐和歌集 源実朝

 「一家(ひとつや)に
  遊女も寝たり 萩と月」
   松尾芭蕉

 「白露を
  こぼさぬ萩の うねりかな」
   松尾芭蕉

 「行き行きて
  たふれ伏すとも 萩の原」
   河合曽良(かわいそら)

 「わけている
  庭しもやがて 野辺なれば
  萩の盛りを わがものに見る」
   西行法師
   (さいぎょうほうし)

 「萩の風
  何か急(せ)かるゝ 何ならむ」
   水原秋櫻子
   (みずはらしゅうおうし)

            ↑ 上へ

・東京周辺の見どころ

 <向島百花園
  (むこうじまひゃっかえん)>
   一年中なにかしらの花が
   咲いている、花の宝庫。
   長さ20mくらいの
   「萩のトンネル」が有名。
   花見頃9月中旬~9月下旬。
   墨田区東向島。
   最寄駅
    東武伊勢崎線東向島駅

 <大悲願寺(だいひがんじ)>
   五日市の、別名「ハギ寺」。
   「白萩」が有名。
   花見頃9月中旬~9月下旬。
   東京都あきる野市横沢。
   最寄駅
    JR五日市線
    武蔵増戸(ますこ)駅
(季節の花300より)


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季節の花「露草」

2014-07-25 04:12:41 | 暮らし
一日一言


尻目に掛ける


目の端で横目を使ってちらっと見ると言う

意味から、相手を軽蔑したり無視したりす

る様子をたとえて言う場合に用いる。

★彼の悪い癖は、目下の者を尻目に掛ける

ところがあるので、用心した方が良い。


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6月から咲いている花「露草」

開花時期は、 6/ 5 ~ 10/末頃。
・名前は”露を帯びた草”からくる。
 朝露を受けて咲き始める。
 午後になるとしぼんでくる。

・雑草っぽいが美しい青色の花。
 花は3枚あり、
 うち2枚は青で大きく、
 残り1枚は白で小さい。
 この形、なんとなく
 「ミッキーマウス」に似ている♪
 (参考)ミッキーマウスの木


・別名
 「蛍草」(ほたるぐさ)
   蛍を飼うとき
   籠にこの草を入れるから。

 「藍花」(あいばな)
 「青花」(あおばな)
   花で布を染めたから。

 「移草」(うつしぐさ)

 「月草」(つきくさ)
 「鴨頭草」(つきくさ)
   青色の花で
   紙や布をつき染めた。
   京都の友禅染めの下絵に
   使われる。

 「縹草」(はなだぐさ)

 「帽子花」(ぼうしばな)
   花を包んでいる
   苞(ほう)の形から。

 いっぱいありますね。


・「朝露に
  咲きすさびたる
  鴨頭草(つきくさ)の
  日暮るるなへに
  消(け)ぬべく思ほゆ」
  (鴨頭草=露草)
   万葉集

 「月草に
  衣は摺(す)らむ 朝露に
  濡れての後(のち)は
  移ろひぬとも」
   万葉集 

(季節の花300より)


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季節の花「悪茄子 (わるなすび)」

2014-07-24 05:49:03 | 暮らし
一日一言


支離滅裂(しりめつれつ)


離れ離れになると言う意味から、物事が

何んの統一もなく、ばらばらでめちゃめ

ちゃであう状態を指して言うのに用いる。

★覚醒剤所時の容疑で逮捕された彼の証言

は、まるで支離滅裂の内容である。


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6月から咲いている花  「悪茄子 (わるなすび)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 8/20頃。
・北アメリカ地方原産。
・ナスに似た白い花。5弁花。

・茎と葉にとげがあり、
 繁殖力があり強いので
 ”悪”と名づけられた。
 (ちょっとかわいそうですね)

・秋から冬にかけて、
 黄色い実ができる。
 けっこうきれい。
 だが夏場に、草刈りされてしまう
 ことが多いので
 実を見かける機会はほとんど無い。

・実は有毒です。注意。

・別名
 「鬼茄子」(おになすび)。
(季節の花300より)


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季節の花「時計草」

2014-07-23 04:47:36 | 暮らし
一日一言


尻に帆を掛ける


尻に帆を掛けて風の勢いを利用して

走ると言う意味から、大慌てで逃げ

出す様子をたとえて言うのに用いる。

★深夜の暴走族は、警察の一斉取り

締まりが始まると、尻に帆を掛けて

雲の子を散らすように、逃げ去った。



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6月から咲いている花「時計草」

開花時期は、 6/ 5 ~ 8/10頃。
・ブラジル原産。
 1730年頃に渡来。
・パラグアイの国花。

・名前のとおり、
 壁掛けの時計盤のような
 咲きかたをする。
 とてもユニークな形♪。
・実は丸っこく、
 秋にオレンジ色になる。

・別名
 「パッションフラワー」(時計草)


・「果物時計草
 (パッションフルーツ)」は
 この時計草の仲間。
 時計草とは葉っぱの形が異なり、
 葉のふちが少しギザギザ。
 実(み)は時計草よりも大きい。

(季節の花300より)


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季節の花[茄子(なす)]

2014-07-22 04:21:52 | 暮らし




一日一言


尻に火が付く


尻に火が付けばじっとしていられないところから、

物事が切迫していて慌てふためく状態を表す場合

に用いる。

★中東情勢がついに戦闘に突入、アメリカは尻に

日が付くような慌ただしくなった。

類語:尻が焼けて来るような


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6月から咲いている花[茄子(なす)]

開花時期は、 6/ 5 ~ 8/ 5頃。
・インド原産、奈良時代に渡来。
 野菜栽培。
・花はうす紫色。

・夏に採れる野菜なので
 「夏実(なつみ)」、
 それがしだいに変化して
 「なすび」、
 それが省略されて
 「なす」になった。
 また、「梨実(なしみ)」が
 変化したもの、
 ともいわれる。


・お盆の頃に、道の軒先などで
 ときどき見かける
 「精霊馬(しょうりょううま)」
 の、ご先祖様が乗る馬は
 キュウリで
 荷を引かせる牛はナス。

★ことわざ
 「親の意見と茄子の花は
  千に一つも無駄がない」
  (茄子は実を結ばないような
   無駄な花はない、の意)

 「瓜(うり)のつるに茄子はならぬ」
  ”トンビが鷹を生む”
   と同じ意味。
   親子関係を表わすことわざ。

 「秋ナスは嫁に食わすな」
  2つの説がある。
  (1) おいしい秋ナスを
    嫁に食べさせるのは、
    もったいない
  (2) 秋ナスは、体が冷えたり
    髪の毛が抜けたりするので
    嫁には食べさせない方がよい

(季節の花300より)



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