季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「アカンサス」

2014-07-21 04:39:30 | 暮らし
一日一言


尻に付く


人の後ろからついて行くと言う意味から、

他人の配下に従う事、また、人のまねを

することのたとえに用いいる。

★中国は、物造りに置いてどうも尻に付く

ことが、あまりにも目立つ。


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6月から咲いていた花「アカンサス」

開花時期は、 6/ 5 ~ 7/20頃。
・おもしろい花のつきかたをする。
・人の背丈以上になる。
・地中海沿岸原産。
 日本には大正時代に渡来。

・古代ギリシャ建築に使われた、
 コリント様式の柱の頭の部分は、
 このアカンサスが
 題材となっている。
 紀元前5世紀のギリシャ時代、
 ある彫刻家が
 コリントという土地で、
 女の子のお墓にあった
 アカンサスの姿形から
 ヒントを得て、
 コリント様式の建築物を
 作ったらしい。

・ギリシャの国花。

・別名
 「葉薊(はあざみ)」。
   ギザギザな葉が
   薊の葉に似ている。

(季節の花300より)


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季節の花「石榴(ざくろ)」

2014-07-20 05:07:35 | 暮らし
一日一言


尻に敷く

尻の下に押さえつけると言う意味から、

相手を軽視して勝手気ままな態度を取

ることを表す場合に用いる。特に、

妻が夫を軽く観て思うままに振舞う事

を表す場合に用いる事が多い。

★結婚して子供が出来た頃から、妻は

私を尻に敷くようになった。

類語:尻に下に敷く


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6月から咲いていた花 「石榴(ざくろ)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 7/20頃。
・西南アジア原産。
 日本へは10~11世紀頃渡来。
・若葉は赤いのでよく目立つ
     (4月頃)。
 なぜ若葉が赤くなるかは、
 紅要黐(べにかなめもち)ご参照。

・呼び名の由来は
 はっきりしないが、
 おもしろい説として、
 原産地近くの 
 ”ザグロブ山”の名前が由来、
 というのがある。 


・実(み)は食べられる。
 おもしろい形。
 不規則に裂けている。
 種(タネ)が多いことから、
 アジアでは昔から  
 子孫繁栄、豊穣のシンボルだった。
 また、実を煎じた液で
 うがいをすると
 扁桃腺炎に効き、
 陰干しした花や実を煎じて飲むと
 下痢止めになる。

・実に残る”帽子状”の
 ガクの部分は
 冠にも似ており
 王冠をいただく果物として
 権威の象徴にもなった。
 昔のソロモン王の宮殿の柱頭には
 このザクロが  
 デザインされたという。

・男性陣の中にいる、
 唯一の女性のことを
 「紅一点」というが、
 これは、中国の王安石が、
 石榴の林の中に咲く花を
 詠んだ詩から出た言葉。

・リビアの国花。

・「姫石榴(ひめざくろ)」は、
 ふつうの柘榴より
 花や葉っぱが小さく、
 花は少し遅めで
 夏から秋にかけて咲く。

・「柘榴」とも書く。


・「鈴なりの
  石榴いろづき 埃風の
  なかに揺るるよ
  その赤き実が」
   大橋松平

 「ざくろの実
  いまだ青しと 待ちしより
  今日雨にぬるる 大き紅」
   佐藤佐太郎

(季節の花300より)



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季節の花「夏椿」

2014-07-19 05:22:55 | 暮らし
一日一言

退いて考える

いったん離れて考えると言う意味から、

当面している事態や事件から離れて、

別の角度・視点から考えることを指し

て言う場合に用いる。

★永年勤めてきた役員を一旦退いて考える、

時間を持ちたい。

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6月から咲いていた花 「夏椿」

開花時期は、 6/ 5 ~ 7/10頃。
 「椿」の名だが、
 梅雨の頃に開花する。
・すっきりした白色のきれいな花。
 5枚の花びらの縁(ふち)には、
 こまかいギザギザあり。

・花の形が椿によく似ていて、
 夏に開花することから「夏椿」。
・幹はすべすべしている。

・お寺によく植えられている。

・「沙羅双樹(さらそうじゅ)」
 と呼ばれることもあるが、
 お釈迦(しゃか)様が
 亡くなったときに
 近くに生えていたことで有名な
 「沙羅双樹」は、
 全く別の熱帯樹のこと。
 「沙羅双樹」は
 日本の風土では育たない。

 では、なぜ夏椿が
 この「沙羅双樹」に
 間違われたのか・・・。
 昔、ある僧侶が、
 「仏教にゆかりのある沙羅双樹の
  樹は、日本にもきっとあるはず」
 と、
 山に入っていろいろ探したところ、
 夏椿の木を見て
 「これが沙羅双樹だ♪」
 と思い込み、
 それを広めたため、
 との説がある。
 (ちなみに、釈迦が悟りを
  開いたことで有名な木は 
  「インド菩提樹」)


・別名
 「沙羅の木」(しゃらのき)。
   沙羅双樹とまちがえたため
   この別名がついた。

(季節の花300より)



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季節の花「苦参 (くらら)」

2014-07-18 05:05:54 | 暮らし
一日一言

尻毛を抜く>

尻に生えている毛を後ろから抜き取るという

意味から、他人の油断に付けいって事を仕出

かし、相手を狼狽させるという場合のたとえ

に用いる。

★あの詐欺師は、初めは旨い事を言って誘い

後から尻毛を抜くような行動に出てくる。



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6月に咲いていた花「苦参 (くらら)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 6/20頃。
・根の汁をなめると
 目が”くらくら”するほど
 苦いことから「くらら」。
 漢字の「苦参」は漢名から。
 「眩草」とも書く。

・葉、根は薬になる。
 漢方では
 「苦参(くじん)」といい、
 止血、健胃、駆虫剤として
 使われる。
(季節の花300より)


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季節の花「紫御殿」

2014-07-17 04:07:00 | 暮らし
一日一言


尻口で物を言う

後ろと前で物を言っているように、どちらの

側に立っているのかはっきりしない物言いを

する、または、自分の立場を明白にせず、何

事かを主張するというときのたとえとして用

いる。

★嫁と母の間に立って不仲を取り持つのは、何

としても尻口で物を言うようなあいまいな立場

となるものである。

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6月から咲いている花「紫御殿」

開花時期は、 6/ 1 ~ 11/末頃。
・原産地メキシコ地方。
・葉が全面的に紫で、花も紫。
 紫づくめ。
 名前もそこから来たのでしょう。
 けっこう長いあいだ咲いている。

・別名
 「パープルハート」
   (紫の”ハート”)
 「セトクレアセア」
   (旧学名の属名)


(季節の花300より)


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