季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「針槐 (はりえんじゅ)」

2015-06-15 04:27:25 | 暮らし
一日一言

宣命(せんめい)を含める

天皇の命令を教え聞かせるという意味から、

転じて、事の道理をよく言い聞かせる、

あるいは、事情をよく説明して因果を含め

仕方がないのだと諦めさせるという場合に

用いる。「宣命」は「せんみょう」とも読む。


★彼が市長選挙に落選したのは、知名度が低く

市民に馴染みが薄い結果だと宣命を含めて、

慰めてやるのが精一杯であった。

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5月に咲いていた花「針槐 (はりえんじゅ)」

開花時期は、 5/ 5 ~ 5/25頃。
・北アメリカ原産、明治中頃に渡来。
・夜になると葉を閉じる。
・槐(えんじゅ)に似た木で、
 とげをもつことから
 「針槐」になった。

・別名
 「ニセアカシア」。
   アカシア
  (房(ふさ)アカシア)と
   よく間違われるところから。
   気の毒な名前だけど、
   こちらの名前の方が
   とおりがいいですね。

(季節の花300より)


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季節の花「薔薇」(ばら)」

2015-06-14 04:59:12 | 暮らし
一日一言

迫り寄る

攻撃しようとして近寄ってくること、敵が

攻め寄って来ることを表すのに用いる。

★敵軍が我が群より数倍も押し寄せてきて、

籠城策しか手がなかったが、今やひいしし

と迫り寄る気配が濃厚に感じ取られる。

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5月から咲いている花「薔薇(ばら)」

開花時期は、 5/ 1 ~ 11/25頃。
 春(5~6月)と
 秋(10、11月)に咲くものが
 多いようだ。
 夏は暑いのでひと休み。

・いろいろ種類がある。
・とげのある木の総称である、
 「うばら」または 
 「いばら」(茨)が、
 「ばら」に略された。
 (「茨」は”とげのある、
  つる草”を総称したもの)

・甘い香り。
 香水の材料にも使われる。
・草丈が20~30cmで、
 花の大きさが3cmぐらいの
 小さい薔薇を一般に
 「ミニ薔薇」と呼ぶ。
 たくさん花をつける。


・古代から、
 繁栄と愛の象徴とされた。
 ギリシャ神話では、
 愛と美の女神の
 「アフロディーテ」が
 海から誕生したときに、
 大地がそれと同じぐらい
 美しいものとして、
 バラの花を作ったとされている。

 ギリシャ時代には、
 ビーナスに結びついて、
 「愛と喜びと美と純潔」を
 象徴する花とされ、
 これが、花嫁が結婚式に
 バラの花束を持つ風習に
 つながったとされる。

 ギリシャの叙情詩人
 アナクレオンが、
 紀元前6世紀(2500年前)に、
 「バラなる花は恋の花、
  バラなる花は愛の花、
  バラなる花は花の女王」
 と唄っている。


・ローマ人は、
 一輪のバラを天井につるして
 その下でした話は
 一切秘密にする、
 という約束を守ったので、
 「バラの下で」という言葉が
 「秘密に」という意味に
 なって今に残っている。

・イギリス王室の紋章である
 ”チュードル・ローズ”は、
 王位継承をめぐって
 ランカスター家とヨーク家の間に
 起こった「バラ戦争」
 (14世紀)のあとで
 両家が結ばれて
 赤バラと白バラを組み合わせた
 紋章となったもので、
 このバラが
 イギリスの国花となった。

 英語の「ローズ」の語源は
 ケルト語の「赤い」と
 いう意味に由来する。

・イギリス、ルーマニア、
 ブルガリア、ポルトガル、
 ルクセンブルグ、モロッコ、
 サウジアラビア、
 イラン、イラク、などの国花。


・茨城県の県花(薔薇)
・1月19日、2月10日、
 3月26日、4月11日、
 5月14日、6月17日、
 7月4日、8月3日、
 9月26日、11月15日、
 12月25日の誕生花
        (薔薇)
 (色は、
  1月は白、2月赤、
  3月ピンク、4月オレンジ
  5月白、6月ピンク、
  7月黄、8月朱赤、
  9月淡紫、
  11月薄オレンジ、12月赤)

 10月11日の誕生花(蔓薔薇)
 10月22日の誕生花(ミニ薔薇)

・花言葉は
 「私はあなたにふさわしい、
  内気な恥ずかしさ、輝かしい、
  愛嬌、新鮮、斬新、
  私はあなたを愛する、美、
  あなたのすべてはかわいらしい、
  愛情、気まぐれな美しさ、
  無邪気、爽やか」(薔薇)
 「無邪気、爽やか」(蔓薔薇)
 「特別の功績」(ミニ薔薇)

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・「大きなる
  紅ばらの花 ゆくりなく
  ぱっと真紅に
  ひらきけるかも」
   北原白秋

 「ほいいままと
  いう人言は さもあらば
  あれくれなゐ深き
  ばらを愛でつも」
   斎藤茂吉

 「くれなゐの
  二尺伸びたる 薔薇の芽の
  やはらかに 春雨のふる」
   正岡子規

 「薔薇深く
  ぱあの聞(きこ)ゆる
  薄月夜」
   正岡子規


・東京周辺の見どころ

 <神代(じんだい)植物公園>
   でかい。大温室もある。
   花がひしめきあっており、
   なかでもバラ園は大規模。
   花見頃5月中旬~6月上旬、
     10月中旬~11月上旬。
   調布市深大寺元町。
   最寄駅
    京王線
    調布駅、つつじヶ丘駅、
    JR中央線三鷹駅、
         吉祥寺駅、から
          いずれもバス

 <旧古河(ふるかわ)庭園>
   古河財閥の館。バラで有名。
   花見頃5月中旬~5月下旬、
     10月中旬~11月上旬。
   北区西ケ原。
   最寄駅
    JR京浜東北線上中里駅

 <与野公園>
   花見頃5月中旬~5月下旬、
     10月上旬~10月下旬。
   埼玉県さいたま市
    (旧与野市)本町西。
   最寄駅
    JR埼京線与野本町駅

 <谷津(やつ)バラ園>
   以前の「谷津遊園」の中の
   バラ園が 
   形を変えて残っている。
   花見頃5月中旬~5月下旬、
     10月中旬~10月下旬。
   千葉県習志野市谷津。
   最寄駅
    京成線谷津駅


(季節の花300より)


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季節の花「庭石菖 (にわぜきしょう)」

2015-06-13 04:02:59 | 暮らし
一日一言

迫り惑う

生活が苦しくて困惑するという

意味から、貧乏になってどうして

いいか分からなくなる、生活が

切羽詰まって途方に暮れてしまう

という場合に用いる。

★一家を支えていた夫の九死により

暮らしに迫り惑う状態になった。


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5月から咲いている花「庭石菖 (にわぜきしょう)」

開花時期は、 5/ 1 ~ 6/末頃。
・北アメリカ原産。
 1890年頃に渡来。
・きれいな小さい花。
 色は、白または紅紫色。

・葉が石菖(せきしょう)という
 サトイモ科の植物に似ていて、
 庭によく生えるところから、
 庭石菖の名になった。

・別名
 「南京文目」(なんきんあやめ)。


(季節の花300より)


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季節の花「浜梨 (はまなす)」

2015-06-12 04:31:13 | 暮らし
一日一言

迫り痴(し)る

生活が窮迫しておrとかになるという

意味から、」生活に行き詰まって首が

回らなくなることや、貧困のために惚

けてしまうことをいうのに用いる。

★近所のWさんは、会社が倒産して無職

になり、借金もあることから日々の暮ら

しにも事欠き、迫り痴る状況になった。


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5月から咲いている花「浜梨 (はまなす)」

開花時期は、 5/ 1 ~ 6/15頃。
・海岸近くに植えられる。
・葉や枝に
 こまかい「とげ」がいっぱいある。
・よい香りの花。

・夏に、ミニトマトのような形の
 だいだい色の実がなる。
     (すごく固い)
・甘酸っぱい味の実を
 梨にたとえて、
 「浜の梨」の意で名づけられた
 「はまなし」が
 東北弁でなまって
 「はまなす」になった。

・アイヌの人々は
 魔よけのために戸口に立てて、
 実は食用、
 種子をイヨマンテの祭りに用いた。

・「浜茄子」とも書く。

・北海道の道花(浜梨)
 「♪ 知床の岬に~
    はまなすの咲く頃~」
     (知床旅情)


・「はまなすや
  今も沖には 未来あり」
   中村草田男

(季節の花300より)


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季節の花「黄素馨 (きそけい)」

2015-06-11 04:26:34 | 暮らし
一日一言

せぶり使い

無理やりに使うという意味から、

休む間もないほどこき使うこと

や酷使することを言うのに用い

る。

★昔の西施会社の女工は、経営者に

せぶり使いされたと女工哀史に書か

れている。


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5月から咲いていた花「黄素馨 (きそけい)」


開花時期は、 5/ 1 ~ 6/15頃。
・とてもきれいな黄色の花。
・芳香あり。

(季節の花300より)


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