季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「エゴノキ」

2015-06-20 04:25:01 | 暮らし
一日一言

責めさいなむ

繰り返し苦しめる、酷いいじめ方を

する、ひどく責めて苦痛を与えると

いう場合に用いる。

★我が子を虐待する親が新聞・テレビで

報じられているが、子供を責めさいなむ

鬼のような親がいるとは恐ろしいことだ。


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5月に咲いていた花「エゴノキ」

開花時期は、 5/10 ~ 5/末頃。
 初夏の頃、桜に似た、
 白かピンク色の花を
 いっぱい咲かせる。

・実の皮は有毒で
 魚をマヒさせるような毒があり
 食べたときにのどを刺激して
 ”エグイ(ひどい)”味が
 することから
 この名になったらしい。
・「売子の木」とも書くが、
 あまり一般的ではない。


・別名
 「萵苣の木」(ちしゃのき)。
   別の木で、同じ
   「萵苣の木」
   というのもある。

 「轆轤木」(ろくろぎ)。
   昔、この木の材を
   ロクロで細工して、
   おもちゃなどを
   作ったところから。
   この木の白い材は
   固く粘りがある。


・「知左(ちさ)の花
  咲ける盛りに
  愛(は)しきよし
  その妻の子と
  朝夕に 笑みみ笑まずも」
  (知左=エゴノキ)
   万葉集 大伴家持

(季節の花300より)


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季節の花「ピラカンサス」

2015-06-19 03:58:26 | 暮らし
一日一言

責め木に掛ける

責め木で締め付けて油を絞り取るという

意味から転じて、拷問に掛ける責め木を

使うように苦痛を与えて、強制的に白状

させるという場合に用いる。

★江戸時代の奉行所での容疑者に対する

取り調べは、責め木に掛けるような酷さ

であったと記されている。


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5月から咲いている花「ピラカンサス」


開花時期は、 5/10 ~ 5/末頃。
・花は白。
 花より、秋になる「実」が目立つ。
・中国名は「火棘(かきょく)」。

・別名
 「橘擬」(たちばなもどき)
   オレンジ色の実。
   中国南西部原産。
 「常盤山樝子」
   (ときわさんざし)
   赤い実。
   ヨーロッパ東南部原産。


(季節の花300より)


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季節の花」「芍薬 (しゃくやく)」

2015-06-18 04:16:09 | 暮らし
一日一言

責め落とす

責めて承知させるという意味から、

無理やり承知させる、あるいは、

責めて本当のことを白状させる

という場合に用いる。

★殺人一課の刑事は、容疑者を捕え

連日のように訊問し責め落とし自白

させた。


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5月に咲いていた花「芍薬 (しゃくやく)」

開花時期は、 5/10 ~ 5/末頃。
・中国原産。
・牡丹(ぼたん)とそっくり。
 牡丹は”樹木”、
 芍薬は”草”に分けられる。
 牡丹が咲き終わるのを
 待つようにして咲く。

・漢名の「芍薬」を
 音読みして「しゃくやく」。
・「芍」は味がよい、の意味。
 根を乾燥したものは
 「赤芍(せきしゃく)」、
 「白芍(びゃくしゃく)」として
 鎮静、鎮痛剤として使われている。


・「立てば芍薬、
  座れば牡丹、
  歩く姿は百合の花」

  ”シャクヤクのように
   風情があり、
   牡丹のように華麗で、
   百合のように清楚”
  という、
  女性の美しさを
  形容することば。


・別名
 「枸杞」(ぬみぐすり。
     ”のみぐすり”
    ではないようです)。
 「花の宰相」
  (はなのさいしょう)。

・5月8日の誕生花(芍薬)
・花言葉は
 「生まれながらの素質」(芍薬)


・「芍薬や
  棚に古りける 薬箱」
   水原秋桜子


・東京周辺の見どころ

 <大船フラワーセンター>
   大船駅の近くにある
   大規模植物園。
   四季さまざまな花が
   咲き乱れる。
   なかでも芍薬は
   量、質ともに素晴らしい。
   花見頃5月中旬~5月下旬。
   鎌倉市岡本。
   最寄駅
    JR東海道線大船駅

 <マザー牧場>
   房総半島の
   鹿野山(かのうざん)
   にある、大規模牧場。
   菜の花、サルビアも咲く。
   花見頃5月中旬~5月下旬。
   千葉県富津市田倉。
   最寄駅
    JR内房線
    佐貫町駅からバス


(季節の花300より)


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季節の花「山法師(やまぼうし)」

2015-06-17 03:59:38 | 暮らし
一日一言

責め一人に帰す

責任を一人の人の所へ寄せ集めるという

意味で、全ての責任は終局のところ一人

の主権者にあるという場合に用いる。

また、自分一人で一切の責任を取ると

いう場合にも用いる。

★今回の選挙戦での敗北は、党首である

自分が責め一人に帰すと、党首を辞任し、

責任を取った。

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5月から咲いていた花「山法師(やまぼうし)」

開花時期は、 5/ 5 ~ 6/15頃。
・「山法師」の名前は、
 中央の丸い花穂を坊主頭に、
 4枚の白い花びらを
 白い頭巾に見立て、
 比叡山延暦寺の
 「山法師」になぞらえた。

・秋には実が
 イチゴのように赤く熟す。
・花水木とよく似ているが、
 咲く時期が
 花水木より2週間ほど遅く、
 また、花の先端がとがっている。
 (花水木は丸い)


・中国名は「四照花」。
 枝いっぱいに花が咲いたときの、
 四方を照らす様子を表現している。

・別名
 「山桑(やまぐわ)」
   実の表面が桑のように
   ブツブツしているので。
   ちなみに 桑 の
   別名も「山桑」。

・6月15日の誕生花(山法師)
・花言葉は「友情」(山法師)


・「この夕(ゆうべ)
  柘(つみ)のさ枝の
  流れ来(こ)ば
  梁(やな)は打たづて
  取らずかもあらむ」
   柘(つみ)= 山法師
   万葉集 作者不詳

(季節の花300より)


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季節の花「黄菖蒲(きしょうぶ)」

2015-06-16 05:32:17 | 暮らし
一日一言

攻めあぐむ

攻めるのが嫌になるという意味から、

いくら攻撃してもだめなので、困り

抜いて嫌になってしまう、あるいは、

うまく攻められなくて飽きてしまう

という場合に用いる。

★サッカーの試合をテレビで観戦したが、

うも相手の守りが堅く、日本は攻め

あぐむ状態でイライラした。


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5月に咲いていた花「黄菖蒲(きしょうぶ)」

開花時期は、 5/ 5 ~ 5/末頃。
・「文目」と同じ頃に咲く。
・群生して植えてあると、
 黄色がとても目立つ。

(季節の花300より)


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