季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「ピラカンザス」

2016-06-20 04:53:35 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「愛を込めて生きる」

相手の中にも、自分の中にも「未見の我」とでも言う

べき未知の部分があることを忘れず、いつも新鮮に、

心を込めて人と出逢う時、それは、はからずも「いい

出逢い」をつくっていることになるのである。

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5月に咲いていた花「ピラカンザス」

開花時期は、 5/10 ~ 5/末頃。
・花は白。
 花より、秋になる「実」が目立つ。
・中国名は「火棘(かきょく)」。

・別名
 「橘擬」(たちばなもどき)
   オレンジ色の実。
   中国南西部原産。
 「常盤山樝子」
   (ときわさんざし)
   赤い実。
   ヨーロッパ東南部原産。



(季節の花300より)



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季節の花「芍薬 (しゃくやく)」

2016-06-19 05:09:44 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「愛を込めて生きる」

嫌われようと思って生きる必要はさらさらないが、

さりとて、多種多様の好みを持ち、思いを抱く全て

の人に好かれようななどと思わないほうがいい。皆

に合わせようとして失うのは「自分」だから。


歳時記

父の日

6月の第3日曜は父の日です。

発祥地はアメリカで、母の日が年中盛んになるのに、

父の日が無いのは不公平だと考えたドット夫人が、

亡父の墓に、白いバラをささげたことが始まりと言わ

れています。母の日のカーネーションほど有名では

ありませんが、父の日のシンボルフラワーはバラと

されています。

仕事一筋で、家庭での自由時間や子供との時間を持つ

ことの出来ないお父さんには、子供に、お父さんの

存在の重要さをじっくり確認させる機会をつくって

あげたいものです。

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5月に咲いていた花「芍薬 (しゃくやく)」

開花時期は、 5/10 ~ 5/末頃。
・中国原産。
・牡丹(ぼたん)とそっくり。
 牡丹は”樹木”、
 芍薬は”草”に分けられる。
 牡丹が咲き終わるのを
 待つようにして咲く。

・漢名の「芍薬」を
 音読みして「しゃくやく」。
・「芍」は味がよい、の意味。
 根を乾燥したものは
 「赤芍(せきしゃく)」、
 「白芍(びゃくしゃく)」として
 鎮静、鎮痛剤として使われている。


・「立てば芍薬、

  座れば牡丹、

  歩く姿は百合の花」

  ”シャクヤクのように
   風情があり、
   牡丹のように華麗で、
   百合のように清楚”
  という、
  女性の美しさを
  形容することば。


・別名
 「枸杞」(ぬみぐすり)
     ”のみぐすり”
    ではないようです。
 「花の宰相」
  (はなのさいしょう)。

・5月8日の誕生花(芍薬)
・花言葉は
 「生まれながらの素質」(芍薬)


・「芍薬や
  棚に古りける 薬箱」
   水原秋桜子


・東京周辺の見どころ

 <大船フラワーセンター>
   大船駅の近くにある
   大規模植物園。
   四季さまざまな花が
   咲き乱れる。
   なかでも芍薬は
   品種豊富で素晴らしい。
   花見頃5月中旬~5月下旬。
   鎌倉市岡本。
   最寄駅
    JR東海道線大船駅



(季節の花300より)



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季節の花「山法師 (やまぼうし)」

2016-06-18 04:08:48 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「人間としてどう生きるか」

主体性を持って生きるということの中には、”独自の世界

を持つ”ということが含まれています。つまり、自分が独

自の世界を持って生きると同時に、他人にも独自の世界を

許すということです。

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5月から咲いていた花「山法師 (やまぼうし)」

開花時期は、 5/ 5 ~ 6/15頃。
・「山法師」の名前は、
 中央の丸い花穂を坊主頭に、
 4枚の白い花びらを
 白い頭巾に見立て、
 比叡山延暦寺の
 「山法師」になぞらえた。

・秋には実が
 イチゴのように赤く熟す。
・花水木とよく似ているが、
 咲く時期が
 花水木より2週間ほど遅く、
 また、花の先端がとがっている。
 (花水木は丸い)


・中国名は「四照花」。
 枝いっぱいに花が咲いたときの、
 四方を照らす様子を表現している。

・別名
 「山桑(やまぐわ)」
   実の表面が桑のように
   ブツブツしているので。
   ちなみに 桑 の
   別名も「山桑」。

・6月15日の誕生花(山法師)
・花言葉は「友情」(山法師)


・「この夕(ゆうべ)
  柘(つみ)のさ枝の
  流れ来(こ)ば
  梁(やな)は打たづて
  取らずかもあらむ」
   柘(つみ)= 山法師
   万葉集 作者不詳



(季節の花300より)


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季節の花「黄菖蒲(きしょうぶ)」

2016-06-17 04:25:17 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「愛を込めて生きる


恵みというものは、ストレートにありがたいものが

与えられることでもあるが、むしろ、ありがたくな

いものが、ありがたいと思えることなのではなかろ

うか。なぜなら、その暁には、世の中に嫌なもの、

怖いものがそれだけ少なくなるからである。


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5月に咲いていた花「黄菖蒲(きしょうぶ)」


開花時期は、 5/ 5 ~ 5/末頃。
・「文目」と同じ頃に咲く。
・群生して植えてあると、
 黄色がとても目立つ。



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季節の花「杜若 (かきつばた)」

2016-06-16 07:31:58 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「愛を込めて生きる」


今や、変えられるものを変える自由が与えられている。

必要なのは勇気である。また、変えられないと判断した

時には、主体的にその事実を受け容れる自由も与えられ

ている。必要なのは、心の静けさである。


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5月に咲いていた花「杜若 (かきつばた)」

開花時期は、 5/ 5 ~ 5/末頃。
 梅雨のちょっと前に咲く。
 花色は、青紫、白。
・昔、花の汁で布を染めたので
 「書き付け花」となり、
 だんだん
 「かきつばた」に
 変化していったらしい。
 「燕子花」とも書く。
 また、万葉集の時代には
 「垣津幡」「加古都幡多」
 などと書いた。
 (でも、なんで「杜若」の字に
  なったのかな? とても
  カキツバタ、とは読めない・・)

・1770年頃、
 ロシアのバイカル湖の近くで
 パラス(Pallas)さんが発見した。


・”いずれ文目(あやめ)か
  杜若(かきつばた)”
   = 区別できないことの
     たとえ

 文目は乾いた土地、
 杜若は水の中から生えるので、
 2つを並べた場合は
 区別できそうです。
 花菖蒲は、
 これらより開花が遅い。
  (6月になってから)。
 詳しくは下記「見分け方」参照。


・5月13日、7月3日の
  誕生花(杜若)
・花言葉は
  「幸運、雄弁」(杜若)
・愛知県の県花(杜若)


★三河の国(愛知県)の
 「八橋(やつはし)」は
 昔から杜若の名所だった。
 そこで詠まれた歌。

 「から衣(ころも)
  着つつなれにし
  つましあれば
  はるばる来ぬる
  旅をしぞ思ふ」
   伊勢物語
   在原業平
   (ありわらのなりひら)

 「か」「き」「つ」「は」「た」
  の5文字が、
  それぞれの句の先頭にある。


・「かきつばた
  衣(きぬ)に摺りつけ
  大夫(ますらを)の
  着襲(きそ)ひ猟(かり)する
  月は来にけり」
   万葉集
   大伴家持

 「神山(こうやま)や
  大田の沢の かきつばた
  ふかきたのみは
  色に見ゆらむ」
   藤原俊成
   (ふじわらのしゅんぜい)



(季節の花300より)





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