ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

ホンダ ライフ・ダンクが最悪?

2004年09月15日 | ITS
たまにはITSと関係のない話。

Forbesのウェブサイトで車のネーミングについてThe Best, Worst & Weirdest Car Nameという記事を掲載している。

基本的にはアメリカ市場の話だが、そのなかで最もおぞましいネーミングは日本車の日本専用モデルに見いだされるといっている。まあ、日本でしか売らないんだから、ネイティブスピーカーがどう感じようが関係ない話だけど、ちょっと面白かったので紹介。

ダイハツのネイキッド
たしかに「裸」じゃアメリカでは売れないだろうな。

フェアレディーZも変だといっているが、これはZのイメージと「麗人」が
かけ離れているということなのかもしれない。だいたいfair ladyなんて死語。

ホンダThat’s は、「あれは」。で、何だ?

最悪はホンダのライフ・ダンク。
「命を水に沈める」って、そりゃやばいよね。

テレマティクスとCRM

2004年09月15日 | ITS
テレマティクスをCRMに活用することへの疑問について引き続き。

まず、そんなハイテクをつかわなくても、ディーラーは自社のサービスに入る車の走行距離は判っている。まあ、多少古い車でも30%はディーラーに入る。しかし、いったいどの程度の自動車ディーラーがその情報をCRMに活用しているだろうか。殆どないはずだ。累計走行で10万キロを超えたら新車を検討するだろうとか、年間走行距離から割り出してそろそろオイル交換の時期だろうとかのCRMは今の情報だけでも出来る。しかし、そこまでしていない。一般的には定期点検時期に合わせた営業マンによる6ヶ月毎のコンタクトをもって顧客管理としている。

ディーラーがやらないなら、テレマティクスを活用してメーカーがやる、という見方もある。でも、結局本当のCRMは人と人のコミュニケーションであり、それはディーラーにしか出来ない。
そもそも車両のコンディション情報を活用したマーケティング自体が行われているのかという、原点の疑問がある。

(但し、テレマティクスが装備されていると中古車となりオーナーが変わった後でも顧客管理が出来るという可能性は確かにある。これはまた別の機会にふれたい)

もう一つの問題、むしろこちらの方が大きな障害だと思うが、それは顧客情報保護の観点である。

これはまた明日。