8月31日(金)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に31日の海外市況
◆日経先物:8820円(-150円)OSC42%(-4%)8月20日のOSC62%、終値9190円からの下落中。 RSIは47%(-3%)
◆日経平均:8840円(-144円)OSC40%(-8%)8月23日のOSC69%、終値9178円から下落に転じる。 RSIは47%(-10%)
◆TOPIX:732(-12)OSC36%(-7%)8月17日のOSC67%、終値766ポイントから下落に転じる。 RSIは39%(-8%)
◆マザーズ指数:331(-1)OSC51%(-5%)8月24日のOSC74%、終値335ポイントから下落に転じる。RSIは58%(-2%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:101.22%(-9.41%)-8月31日現在。
マザーズ:95.73%(-6.59%)-8月31日現在。
各市場とも、明らかな下落トレンドを示したからには、もう売り優勢は誰の眼にも明らかになりました。8月29日には東証1部の騰落レシオは過熱水準の120%を超えていました。その間、筆者が追っている268銘柄の10日移動平均値超の銘柄数%も75日移動平均値超の銘柄数%も共に下落しておりました。この移動平均値は先行指標としては、少しは役立ちそうですね。いずれにしても、ユーロ圏の景況感の悪さと中国市場の低迷が後押ししております。
まだ、テクニカルには中途半端なところでの下落に留まっております。
【以下は31日の海外市況】
◆ドル・円:78.38円(-24銭)OSC50%(+3%)RSIは51%(-5%)8月17日のOSC64%、終値79.56円から円高に転じる-31日現在。
◆ユーロ・ドル:1.258ドル(+0.007ドル)OSC52%(-4%)RSI70%(+2%)8月15日のOSC44%、終値1.229ドルからユーロ高継続中-31日現在。
◆USドルインデックス:81.21(-0.48)200MA(80.61)へと接近中。-31日現在。
◆10年債利回り:1.57%(-0.06%)50MA(1.61)を再度ブレーク。
◆米3ヶ月国債:0.09%(-0.01%)対10年債スプレッド:1.48%(-0.05)3%切ると要注意。
◆NYダウ:13091ドル(+90ドル)OSC45%(+1%)RSIは44%(+10%)8月20日のOSC68%、終値13272ドルから下落中。
◆ナスダック:3067ドル(+18ドル)OSC54%(+-0%)、RSIは62%(+3%)8月20日のOSC76%、終値3076ドルから下落中。
◆DAX指数:6971(+75)OSC54%(+5%)RSIは54%(+8%)、8月21日のOSC63%、終値7089から下落中。
◆上海総合:2048(-5)OSC40%(+-0%)RSIは25%(+4%)8月9日のOSC65%、終値2174から下落中。
◆VIX指数:17.47(-0.36)50MA(16.88)の上値抵抗線を下から抜いて上昇中。
◆CRB指数:310(+3)200MA(302)にタッチし、それを抜いて上昇中も抜け出すか?
◆WTI原油先物:96.37ドル(+1.55ドル)200MA(96.7ドル)の上値抵抗線再度超接近中。
◆NY金:1692ドル(+34ドル)200MA(1646ドル)を下値抵抗線にして急伸。
◆セミコンダクターインデックス:396(+5)200MA(393)を挟んでもみ合い中。
◆シカゴCME(円建て):8895円(+75円)
今日のパズルは債券高(金利低下)と株高とドル安とVIX安が何故バーナンキ議長の講演で起きたかという点ですね。
株高=商品高=VIX安=ドル安は公式ですが、その場合通常なら、債券安(金利上昇)になります。ドル安=金高、原油高も公式通りとすれば、なぜ債券が株と連れ高したかというのが焦点となります。
バーナンキ議長の講演では、これまでの基調とはほぼ変化はありませんでした。ところが、彼の「労働市場に関しての深刻な懸念」を示した点に市場は注目したのでした。
つまり、9月のFOMCでQE3があるという可能性は多少後退したとしても、FRBの2大目標(インフレと雇用)のうちの1つに深刻な懸念を示したことで、いずれ必ず追加緩和があると市場は踏んだ訳です。
労働市場に深刻な懸念ということは、景気が良くない証拠でもあります。そこに債券市場は着目して、追加緩和での長期金利の低下要因を見込んで利回り低下(価格は上昇)に動いたという訳ですね。
一番、はっきりと動いたのがゴールド。追加緩和が続くという観測が強まったため、リスク資産としての金への注目とともに、追加緩和=ドル安=金高という流れをもろに受けての大幅高となっております。
◆日経先物:8820円(-150円)OSC42%(-4%)8月20日のOSC62%、終値9190円からの下落中。 RSIは47%(-3%)
◆日経平均:8840円(-144円)OSC40%(-8%)8月23日のOSC69%、終値9178円から下落に転じる。 RSIは47%(-10%)
◆TOPIX:732(-12)OSC36%(-7%)8月17日のOSC67%、終値766ポイントから下落に転じる。 RSIは39%(-8%)
◆マザーズ指数:331(-1)OSC51%(-5%)8月24日のOSC74%、終値335ポイントから下落に転じる。RSIは58%(-2%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:101.22%(-9.41%)-8月31日現在。
マザーズ:95.73%(-6.59%)-8月31日現在。
各市場とも、明らかな下落トレンドを示したからには、もう売り優勢は誰の眼にも明らかになりました。8月29日には東証1部の騰落レシオは過熱水準の120%を超えていました。その間、筆者が追っている268銘柄の10日移動平均値超の銘柄数%も75日移動平均値超の銘柄数%も共に下落しておりました。この移動平均値は先行指標としては、少しは役立ちそうですね。いずれにしても、ユーロ圏の景況感の悪さと中国市場の低迷が後押ししております。
まだ、テクニカルには中途半端なところでの下落に留まっております。
【以下は31日の海外市況】
◆ドル・円:78.38円(-24銭)OSC50%(+3%)RSIは51%(-5%)8月17日のOSC64%、終値79.56円から円高に転じる-31日現在。
◆ユーロ・ドル:1.258ドル(+0.007ドル)OSC52%(-4%)RSI70%(+2%)8月15日のOSC44%、終値1.229ドルからユーロ高継続中-31日現在。
◆USドルインデックス:81.21(-0.48)200MA(80.61)へと接近中。-31日現在。
◆10年債利回り:1.57%(-0.06%)50MA(1.61)を再度ブレーク。
◆米3ヶ月国債:0.09%(-0.01%)対10年債スプレッド:1.48%(-0.05)3%切ると要注意。
◆NYダウ:13091ドル(+90ドル)OSC45%(+1%)RSIは44%(+10%)8月20日のOSC68%、終値13272ドルから下落中。
◆ナスダック:3067ドル(+18ドル)OSC54%(+-0%)、RSIは62%(+3%)8月20日のOSC76%、終値3076ドルから下落中。
◆DAX指数:6971(+75)OSC54%(+5%)RSIは54%(+8%)、8月21日のOSC63%、終値7089から下落中。
◆上海総合:2048(-5)OSC40%(+-0%)RSIは25%(+4%)8月9日のOSC65%、終値2174から下落中。
◆VIX指数:17.47(-0.36)50MA(16.88)の上値抵抗線を下から抜いて上昇中。
◆CRB指数:310(+3)200MA(302)にタッチし、それを抜いて上昇中も抜け出すか?
◆WTI原油先物:96.37ドル(+1.55ドル)200MA(96.7ドル)の上値抵抗線再度超接近中。
◆NY金:1692ドル(+34ドル)200MA(1646ドル)を下値抵抗線にして急伸。
◆セミコンダクターインデックス:396(+5)200MA(393)を挟んでもみ合い中。
◆シカゴCME(円建て):8895円(+75円)
今日のパズルは債券高(金利低下)と株高とドル安とVIX安が何故バーナンキ議長の講演で起きたかという点ですね。
株高=商品高=VIX安=ドル安は公式ですが、その場合通常なら、債券安(金利上昇)になります。ドル安=金高、原油高も公式通りとすれば、なぜ債券が株と連れ高したかというのが焦点となります。
バーナンキ議長の講演では、これまでの基調とはほぼ変化はありませんでした。ところが、彼の「労働市場に関しての深刻な懸念」を示した点に市場は注目したのでした。
つまり、9月のFOMCでQE3があるという可能性は多少後退したとしても、FRBの2大目標(インフレと雇用)のうちの1つに深刻な懸念を示したことで、いずれ必ず追加緩和があると市場は踏んだ訳です。
労働市場に深刻な懸念ということは、景気が良くない証拠でもあります。そこに債券市場は着目して、追加緩和での長期金利の低下要因を見込んで利回り低下(価格は上昇)に動いたという訳ですね。
一番、はっきりと動いたのがゴールド。追加緩和が続くという観測が強まったため、リスク資産としての金への注目とともに、追加緩和=ドル安=金高という流れをもろに受けての大幅高となっております。