株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

市場概況(2.1.13)

2013-02-04 09:35:57 | 市場概況
2月1日(金)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に1日の海外市況

◆日経先物:11170円(+60円)OSC60%(+1%)RSIは58%(-3%)VR改は152%(-1%)1月23日のOSC47%、終値10470円から切り返し中。 
◆日経平均:11191円(+53円)OSC68%(+5%)RSIは60%(-2%)VR改は164%(+1%)1月23日のOSC45%、終値10487円から切り返し中。
◆TOPIX:942(+2)OSC69%(+3%)RSIは66%(-2%)VR改は164%(+1%)1月23日のOSC51%、終値888ポイントから切り返し中。
◆マザーズ指数:549(+18)OSC58%(+4%)RSIは71%(+3%)1月30日のOSC53%、終値534ポイントから切り返しに転じたか?
◆日本10年物国債先物(JGB):143.77円(-18銭)OSC42%(-2%)RSIは36%(-3%)1月21日のOSC67%、終値144.5円から下落中。(3日現在。)

◆騰落レシオ(25日間)
 東証一部:141.1%(+1.3%)-2月1日現在。
 マザーズ:129.7%(+5.0%)-2月1日現在。

マザーズ指数が520ポイントの下値抵抗線が割れないため、大きく切り返しましたね。しかし、550ポイント超えがすんなり行けば、再度600ポイントを目指す展開になるかも知れません。

主力市場は後場の後半から、今晩の雇用統計を睨んで売りがかさんでおります。ドル・円は今現在92.21円近辺。どうやら90円を固めて95円を目指す動きです。この流れがある限り、株式も連動するでしょう。

問題は、この後どこまで円安が進むかということですが、野口悠紀雄氏によれば、2008年の時の「円安バブル」(原油が145ドルまで達して、物価上昇が1%になったとき)の時の例を引きながら、今の40%高の水準を突破するようだと、円安バブルが止まらなくなると警告しております。およそ120円を突破する段階ですね。これは、輸入物価が相当上がるため、また、大きな流れではアメリカがインフレ抑止を優先して量的緩和を予定より早めることがあるため、今、アクセルを大きく吹かせてようとしている日銀の量的緩和策によって、円安が止まらなくなるからです。

今年はいよいよ波乱の時代の幕開けですね。いずれにしても、円で持っていると「円を毀損しようという」安倍政権の本質からすると、諸に被害を受けることになりそうです。どこかのタイミングで外貨に替えることは最低限必要かと。。

以下は1日の海外市況

◆ドル・円:92.82円(+1円10銭)OSC71%(+3%)RSIは69%(+3%)1月22日のOSC54%、終値88.71円から再度円安に転じる。-1日現在。
◆ユーロ・ドル:1.364ドル(+0.006ドル)OSC71%(-2%)RSI72%(+1%)1月3日のOSC37%、終値1.305ドルからユーロ高に切り返し中-1日現在。
◆USドルインデックス:79.12(-0.08)緩やかな下落モードの50MA(79.88)に接近するも抜けきれず落下。-1日現在。
◆10年債利回り:2.04%(+0.02%)下落モードの200MA(1.73)を大きく上に突き抜け上昇中。
◆米3ヶ月国債:0.06%(-0.01%)対10年債スプレッド:1.98%(+0.03%)3%切ると要注意。
◆NYダウ:14010ドル(+149ドル)OSC64%(+4%)RSIは83%(+3%)12月28日のOSC44%、終値12938ドルから切り返し中。
◆ナスダック:3179ドル(+37)OSC60%(+5%)、RSIは67%(+9%)12月28日のOSC48%、終値2960ドルから切り返し中。
◆DAX指数:7833(+57)OSC72%(+4%)RSI59%(+3%)、1月15日のOSC42%、終値7676から切り返し中。
◆上海総合:2419(+34)OSC67%(+2%)RSIは70%(-3%)1月11日のOSC57%、終値2243から二枚腰発揮中。
◆VIX指数:12.9(-1.38)緩やかな下落モードの200MA(17.19)を一気に下に突き抜け1年間では最低水準に下落してから上昇するも反落。
◆CRB指数:305(+1)緩やかな下落モードの200MA(297)を再度下から抜いて上昇中。
◆WTI原油先物:97.77ドル(+0.31ドル)下落モードの200MA(90.92ドル)を捉えて上昇中。
◆NY金:1671ドル(+6ドル)フラットモードの200MA(1664ドル)を挟んで乱高下中。
◆セミコンダクターインデックス:421(+8)緩やかな下落モードの200MA(385)を一気に抜き去り上昇中。
◆シカゴCME(円建て):11305(日取終値比+135円)

注目の雇用統計ですが、1月は予想を8千人ほど下回ったものの、前回分を4万1千人修正して19万6千人とし、ISM製造業景況指数が予想を2.5ポイント上回る53.1ポイントとなったことを好感して上昇し、ダウは14000ドルを回復。

債券は、金利がじり高で長短スプレッドも2%に近くなっております。

一応、米国経済が順調に回復していると見た市場は強気モードに。しかし、職探しを諦めていた人々も増えており、その人々にまだ職が行き渡っていないことから、失業率は0.1%上昇し7.9%に。FRBとしては、緩和姿勢を修正するほどではないレベルに留まっております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする