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市場概況(12.13.13)

2013-12-16 12:21:45 | 市場概況
12月13日(金)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。  下段に13日の海外市況

◆日経先物:15480円(+100円)OSC62%(+4%)RSIは47%(-2%)VR改は81%(+19%)11月29日のOSC71%、終値15740円から下落中。
◆日経平均:15403円(+61円)OSC58%(+4%)RSIは45%(-4%)VR改は70%(+26%)11月29日のOSC70%、終値15662円から下落中。
◆TOPIX:1239(-3)OSC55%(+3%)RSIは41%(-6%)VR改は76%(-5%)11月29日のOSC67%、終値1259ポイントから下落中。
◆マザーズ指数:933(-15)OSC55%(-7%)RSIは61%(-5%)VR改は137%(-48%)12月9日のOSC69%、終値980ポイントから下落中。
◆東証2部指数:3462(-1)OSC60%(+2%)RSIは58%(-2%)VR改は98%(-35%)12月3日のOSC72%、終値3487ポイントから下落中。
◆日本10年物国債先物(JGB):143.94円(+14銭)OSC40%(+4%)RSIは27%(+3%)11月29日のOSC62%、終値145.08円から下落中。(15日現在値。)
◆TOPIXコア銘柄「GOLD」レシオ:70%(+17%)-10%以下は底打ちサイン。

◆騰落レシオ(25日間)

 東証一部: 103.1%(+0.5%)-12月13日現在。
 マザーズ:  89.0%(+1.6%)-12月13日現在。
 東証二部: 104.2%(+0.2%)-12月13日現在。

12月限のSQ値は15303円でした。朝方はSQ算出に伴う売りが先行するも、その後は103円台の後半へと進んだ円安がサポートして値を戻しております。昨日は日経平均のVR改が、10月9日の42%に次ぐ水準まで低下しており、SQ経過と円安での自然な流れで切り返したようですね。

10年もの国債が顕著に押されております。(金利上昇)このところ、不可解な動きをしていただけに、ここから本来の金利上昇のサイクルに乗るのか?

以下は13日の海外市況

◆ドル・円:103.2円(-17銭)OSC59%(-4%)RSIは62%(-3%)10月24日のOSC42%、終値97.28円から円安方向に切り返し中-13日現在。
◆ユーロ・ドル:1.374ドル(-0.003ドル)OSC68%(-2%)RSIは75%(+4%)11月8日のOS41%、終値1.336ドルからユーロ高に転換中-13日現在。
◆USドルインデックス:80.21(+0.03)緩やか下落モードの50MA(80.39)に沿って下落中。
◆10年債利回り:2.88%(-0.01%)緩やか上昇モードの50MA(2.7)を下抜きして上昇中。
◆米3ヶ月国債:0.07%(+-0.00%) 対10年債スプレッド:2.81%(-0.01%)3%切ると要注意。
◆NYダウ:15775ドル(+16ドル)OSC42%(-2%)RSIは31%(-3%)11月18日のOSC76%、終値15976ドルから下落中。
◆ナスダック総合:4001(+3)OSC40%(-5%)RSIは52%(-4%)11月29日のOSC68%、終値4060から下落中。
◆DAX指数:9006(-11)OSC35%(-2%)RSIは30%(-8%)、11月29日のOSC71%、終値9405から下落中。
◆上海総合:2196(-7)OSC46%(-4%)RSIは53%(+1%)12月5日のOSC68%、終値2247から下落中。
◆VIX指数:15.76(+0.22)フラットモードの200MA(14.34)を下から一気に抜く。
◆CRB指数:280(+-0)下落モードの50MA(279)をついに下から抜くも。
◆WTI原油先物:96.47ドル(-1.06ドル)緩やか上昇モードの200MA(98.62ドル)が上値抵抗線に。
◆NY金:1238ドル(+13ドル)下落モードの50MA(1284ドル)を割り込んで落下中。
◆セミコンダクターインデックス(SOX):506(+-0)上昇モードの50MA(503)に沿って綺麗に上昇中。
◆シカゴCME(円建て):15555(大取終値比+75円)

どうやら、量的緩和縮小懸念とそれを裏付ける米国景気回復の足取りの強さが、市場に対しては「強弱均衡点」に達しつつあるようです。つまり、縮小時期は今月はともあれ、いずれ行われることを市場は織り込み済みになっており、その背景としての景気回復への足取りへの信頼感がより強まりつつあるという現況。

となると、方向性としては米国債の金利は景気の回復基調に合わせて上昇し、株価は各種経済指標の好転に伴い上昇し、その波間に緩和縮小の懸念が飲み込まれるということになりますね。その今は、踊り場にさしかかっているようです。

1つの目安としては、上述の指標の長短債券の金利差(スプレッド)が3%をきちんと超えた時が、その分水嶺になるかと思います。
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