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市場概況(1.10.14)

2014-01-14 10:36:45 | 市場概況
1月10日(金)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下段に13日の海外市況

◆日経先物:15920円(+10円)OSC56%(+2%)RSIは65%(+6%)VR改は182%(+12%)12月27日のOSC73%、終値16200円から下落中。
◆日経平均:15912円(+32円)OSC55%(+2%)RSIは67%(+7%)VR改は324%(+16%)12月26日のOSC77%、終値16174円から下落中。
◆TOPIX:1298(+2)OSC71%(+1%)RSIは76%(+8%)VR改は164%(+10%)12月5日のOSC44%、終値1230ポイントから切り返し中。
◆マザーズ指数:978(+3)OSC54%(+-0%)RSIは77%(+18%)VR改は252%(-3%)12月24日のOSC35%、終値882ポイントから切り返し中。
◆東証2部指数:3705(+29)OSC86%(+2%)RSIは88%(+10%)VR改は508(+191%)12月24日のOSC28%、終値3389ポイントから切り返し中。
◆日本10年物国債先物(JGB):144.17円(+17銭)OSC70%(+3%)RSIは62%(+3%)1月1日のOSC30%、終値143.13円から切り返し中。(13日現在値。)
◆TOPIXコア銘柄「GOLD」レシオ:40%(+23%)-10%以下は底打ちサイン。
◆TOPIXコア銘柄「25&75MAオーバー」レシオ:67%(-3%)-10%以下は底打ちサイン。

◆騰落レシオ(25日間)

 東証一部: 103.2%(+1.2%)-1月10日現在。
 マザーズ:87.5%(+0.4%)-1月10日現在。
 東証二部:112.8%(+2.3%)-1月10日現在。

東証2部指数のVR改が大変な高値になっていますね。昨年9月24日の638%以来の高水準です。押されていた反動での急反発にしても、高すぎます。当時はOSC84%、RSI90%ですので、まだ高値へと昇る余地はありますが、ここはどうみても、利確の動き先行となるでしょうね。

主力株は、今晩の米雇用統計待ちですが、これまで登り詰めていた分当初は売られ、そこを誰かが買っているようです。雇用統計に期待する外人勢なのか、落ちたところを狙う個人なのか?

以下は13日の海外市況

◆ドル・円:102.98円(-1円17銭)OSC43%(-6%)RSIは38%(-13%)12月31日のOSC72%、終値105.3円から円高方向に切り返し中-13日現在。
◆ユーロ・ドル:1.367ドル(+-0.00ドル)OSC50%(+5%)RSIは48%(-2%)1月3日のOSC36%、終値1.359ドルからユーロ高に転換中-13日現在。
◆10年債利回り:2.84%(-0.04%)上昇モードの50MA(2.83)に沿って上昇中からの急下降。
◆米3ヶ月国債:0.03%(-0.02%) 対10年債スプレッド:2.81%(-0.02%)3%切ると要注意。
◆NYダウ:16258ドル(-179ドル)OSC42%(-4%)RSIは52%(-14%)12月26日のOSC74%、終値16480ドルから下落中。
◆ナスダック総合:4113(-61)OSC51%(-6%)RSIは51%(-19%)12月26日のOSC77%、終値4167から下落中。
◆DAX指数:9510(+37)OSC55%(+12%)RSIは72%(+7%)、12月27日のOSC73%、終値9589から下落中。
◆上海総合:2010(-4)OSC33%(-2%)RSIは31%(-2%)12月5日のOSC68%、終値2247から下落中。
◆VIX指数:13.28(+1.14)フラットモードの200MA(14.4)の下で上下中。
◆CRB指数:276(+1)下落モードの50MA(277)を割り込み落下するも回復気配。
◆WTI原油先物:91.54ドル(-1.35ドル)下落モードの50MA(95.56ドル)を上から割り込み落下中。
◆NY金:1252ドル(+4ドル)下落モードの50MA(1248ドル)に到達するも、ここから抜け出ることができるか?
◆シカゴCME(円建て):15535(大取終値比-385円)

雇用統計の解釈を巡り市場は混乱。12月の非農業部門雇用者数の増加は7.4万人と市場予想を大きく下回るも、これは労働調査局によると悪天候による27万3千人もの雇用減少が影響しているとのこと。これを勘案すれば、そうそう悪い内容でもなく、失業率の改善が11月比0.3%下落の6.7%まで進んだことを考えると、ほぼ中立的な結果。

しかし、結果を受けて10年債の利回りは低下しゴールドは上げております。
ドル・円は一時103円台に円高が進行。

-----以下は、13日の海外市況へのコメント-----

為替が急速に円高へと振れております。先週の米雇用統計の結果を十分に市場は消化しきっていなかったようです。12月が寒さであれだけの雇用減があるなら、1月はそれにもまして寒いので、更なる雇用減があり、その結果、今のQE縮小の流れが一旦止まるのではないかとの、先行きへの懸念が株を下げ、(縮小により価値が上がる筈の)米ドルを下げる形での円高へと連想が働きつつあるようです。

米国債の長短スプレッドは、やはり3%の壁を突破できず、このような流れの中でスプレッドを徐々に縮めております。

円高で、日経平均先物は大幅下落。
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