株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

3906ALBERTテクニカル分析

2021-02-13 10:21:56 | 銘柄分析
=「株式テクニカル分析用ツールの作り方」購入者限定=

3906ALBERTの値動きはチャートを見てもほぼ横ばい。たまに上げてはまた下がるという、テクニカルには評価を下すのが難しい銘柄です。
1月25日に高値7490円をマークしておりますが、では、そこに至るまでの日柄において、どのタイミングで、どういった指標を見ながら売買判断をしていったらよいのか、検証してみたいと思います。

1.まず、エクセル画面を一覧してUOSCの値が最低値を付けた日をマークします。1月14日に30%です。
2.この日の指数値をチェックし3680を確認。 昨年9月からは下落傾向。
3.1月14日の終値をチェック、6430円です。
4.以後、OSCの推移を確認しながら、安値・高値ともに前日より上回った日まで待ちます。1月19日がその日
5.1月19日のOSCの前日比はプラスであり終値もプラスであることを確認。(49%、+80円)
6.この1月19日の安値6410円が、起点となった1月14日の終値6430円よりアンダーであることを確認

ここまでで買い準備完了。

7.1月20日は6490円と前日終値より20円安く始まりましたが、これを底に切り返します。終値は6720円でOSCは57%まで跳ね上がっておりますが、場中には50%台を揺るぎなくマークしている筈です。この50%超えを確認しての買い。引けに買っても6720円です。

8・買った後は、高値・安値ともに前日を上回っている限りホールド。1月22日までOSCも順調に67%まで伸ばしております。
9.1月25日にも高値・安値を更新しておりますが、終値では前日比マイナスとなり、OSCのも引け値で前日比-6%の61%です。場中で前日のOSCのよりも下がることが明確になった段階で売り。引けまで待って売っても7190円です。470円のプラス。

以上が、いわゆる後講釈になりますが、筆者が長年使っているUOSCをベースとしたテクニカル売買の1つの使い方となります。

さて、問題はこの銘柄の来週月曜日以降の値動き予想です。

上記と同様な見方をしていきます。

1.OSCは2月2日に39%をマーク。1月14日以来の30%台。終値6830円。指数値3770。この日を起点にマーク開始。
2.翌2月3日に高値・安値ともに前日を上回ります。但し、OSCがは騙しが多い43%です。
3.それに2月2日の終値6830円よりも3日の安値は10円だけですが、高い。つまり、しこり玉が出きっていない状態。
4.ここは焦って買いに入らず、高値・安値ともに前日を上回り、OSCが50%台へと突入するまで待ちます。
5.2月10日まで一進一退が続き、OSCもなかなか50%台を突破できません。
6.2月12日にやっと高値・安値が前日を上回りましたが、OSCは前日比-5%の42%に下落。しかも12日の安値は、2日の終値の6830円を10円上回っております。

結論:ここは、OSCも-5%の42%と下げておりますので、買い見送りが正解かと思います。

しかし、12日に出来高も増えて190円上げているので、ちょっと動意付いていることは明らかです。テクニカル面からの予想としては、12日で一旦上げすぎ状態となっております。ここは1月20日のようにきちんとOSCが50%台へと乗せるまで待つことがいいかと思います。

なお、この株の当面の壁(戻り売りが出やすい価格)は7140円です。12日に一旦7280円まで抜けましたが、引けまでに押し戻されております。戻り売りの圧力がまだ強いということになります。チャートで見ても上髭を付けるちょっと嫌な形です。

少し長くなりましたが、テクニカル指標で筆者が、今最も重視しているポイントをちょっと考察してみました。

株は、決算等の材料でランダムな動きをしますので、予測はもちろん外れることも多いのですが、決算や材料が出る前に、いわゆるこの会社に詳しい勢力が何かを仕掛ける可能性はあります。その仕掛けは必ず株価の動きに「捕捉」されるはずです。そこをうまく自分なりのテクニカル指標を使って見定めるのが、いわゆる自分なりの「勝ちパターン」の形成に繋がります。勝ちパターンに入った時だけ売買を仕掛けるようにすれば、おのずと勝率が上がってくる筈です。

何かの参考になれば幸いです。




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