昨年12月にIPOし、一時は破竹の勢いで上値を追ったバルミューダですが、このところトコトン押されております。
これは、OSCがピークの75%を付けた翌日の1月26日にマークした高値の10610円で買った方を筆頭に、1万円前後の高値掴みの方々の損切り攻勢に晒されているのが主因かと思います。
今日も下げて、OSCは26%(ー4%)です。指数値は6850ポイントで11210ポイントを付けた1月21日より大きくアンダー。
この株、指数値は12月29日の5200ポイントが最低値でした。RSIは22%でまだ少し高い。
ここで、同様に激しく売られた2413エムスリーと比較してみます。
この株のOSCの最高値は1月4日の75%です。翌日10345円の高値をマーク。そこから急峻な下り坂に入り、OSCの31%をマークしたのが、2月3日でした。その時の指数値は7296ポイントです。RSIは33%。そこから更に売られて安値をマークしてのが、2月8日の8221円でした。この前日OSCは33%と2月3日より2%だけ上げて終わっております。そして、指数値は7296ポイントから更に下げて6603ポイントでした。
文章だけではちんぷんかんぷんでしょうが、このエムスリー、2月3日のOSCの31%という底値を付けた時の終値が8982円でした。ここを起点にして、2月8日の安値の8221円との乖離(差分)を見るのがポイントです。この差が大きな程、かつ、OSCが底値よりも少しでも上げているほど、弓矢の例えで言うと、弦が一杯いっぱいに引かれた状態と言えます。翌、2月9日にはこのエムスリーはOSCを前日比7%高の46%を付け、復活の狼煙をあげました。終値が8696円です。
以降、2月15日にはOSCを50%台へと乗せ、このまま大きく舞い上がるかと思いきや、今日も押されながら、OSCは前日比-1%の53%です。2月15日にOSCが50%台へと乗せたので、これを復活の狼煙として終値の9003円で買った方は、今日現在、およそ200円の損失です。いわゆる梯子外しですね。
これが株の難しいところですね。セオリーどおりには行かないわけです。但し、先程乖離幅と言いましたが、2月8日の安値8221円と2月3日の終値8982円との「乖離」を見て、翌2月9日の安値の8386円が前日を下回らないのを確認して9日の終値の8696円で買った方は、まだ少し利益が出ている水準です。
教訓は、底値を拾うには、乖離幅が大きくなったのを見定めてから買いに入るということになります。
こうした目でバルミューダを見ると、今日はこれまでのOSC最低値である26%を付けております。今日の終値6700円を起点にして、明日以降、乖離幅がどこまで広がるかを注視しなければなりません。エムスリーは10%程度の下落乖離でした。そうなると、今日のOSC26%が底だとしても、6000円前後までの下落を覚悟する必要があるかも知れません。
その際の指数値は、12月29日の5200ポイント前後になっていることが望ましいでしょう。
こうした、いわゆる「帰納推論」という統計学の手法によって、このブログでは株価の将来の予測をしております。今、「統計学を哲学する」という本(大塚淳著 名古屋大学出版会)を読んでいるのですが、もっと精緻な株価の将来予測ができるモデルがあるのかも知れませんが、私の統計学の稚拙な知識では、本の字面を追うのがやっとです。どなたかPlease help me.(昔、中学校での英語の授業で一番最初に覚えた文章かも。。)
これは、OSCがピークの75%を付けた翌日の1月26日にマークした高値の10610円で買った方を筆頭に、1万円前後の高値掴みの方々の損切り攻勢に晒されているのが主因かと思います。
今日も下げて、OSCは26%(ー4%)です。指数値は6850ポイントで11210ポイントを付けた1月21日より大きくアンダー。
この株、指数値は12月29日の5200ポイントが最低値でした。RSIは22%でまだ少し高い。
ここで、同様に激しく売られた2413エムスリーと比較してみます。
この株のOSCの最高値は1月4日の75%です。翌日10345円の高値をマーク。そこから急峻な下り坂に入り、OSCの31%をマークしたのが、2月3日でした。その時の指数値は7296ポイントです。RSIは33%。そこから更に売られて安値をマークしてのが、2月8日の8221円でした。この前日OSCは33%と2月3日より2%だけ上げて終わっております。そして、指数値は7296ポイントから更に下げて6603ポイントでした。
文章だけではちんぷんかんぷんでしょうが、このエムスリー、2月3日のOSCの31%という底値を付けた時の終値が8982円でした。ここを起点にして、2月8日の安値の8221円との乖離(差分)を見るのがポイントです。この差が大きな程、かつ、OSCが底値よりも少しでも上げているほど、弓矢の例えで言うと、弦が一杯いっぱいに引かれた状態と言えます。翌、2月9日にはこのエムスリーはOSCを前日比7%高の46%を付け、復活の狼煙をあげました。終値が8696円です。
以降、2月15日にはOSCを50%台へと乗せ、このまま大きく舞い上がるかと思いきや、今日も押されながら、OSCは前日比-1%の53%です。2月15日にOSCが50%台へと乗せたので、これを復活の狼煙として終値の9003円で買った方は、今日現在、およそ200円の損失です。いわゆる梯子外しですね。
これが株の難しいところですね。セオリーどおりには行かないわけです。但し、先程乖離幅と言いましたが、2月8日の安値8221円と2月3日の終値8982円との「乖離」を見て、翌2月9日の安値の8386円が前日を下回らないのを確認して9日の終値の8696円で買った方は、まだ少し利益が出ている水準です。
教訓は、底値を拾うには、乖離幅が大きくなったのを見定めてから買いに入るということになります。
こうした目でバルミューダを見ると、今日はこれまでのOSC最低値である26%を付けております。今日の終値6700円を起点にして、明日以降、乖離幅がどこまで広がるかを注視しなければなりません。エムスリーは10%程度の下落乖離でした。そうなると、今日のOSC26%が底だとしても、6000円前後までの下落を覚悟する必要があるかも知れません。
その際の指数値は、12月29日の5200ポイント前後になっていることが望ましいでしょう。
こうした、いわゆる「帰納推論」という統計学の手法によって、このブログでは株価の将来の予測をしております。今、「統計学を哲学する」という本(大塚淳著 名古屋大学出版会)を読んでいるのですが、もっと精緻な株価の将来予測ができるモデルがあるのかも知れませんが、私の統計学の稚拙な知識では、本の字面を追うのがやっとです。どなたかPlease help me.(昔、中学校での英語の授業で一番最初に覚えた文章かも。。)