6月17日(木)の市場概況です。
1.日経平均
2日連続大幅安で下落モードが鮮明に。特に昨日の安値の29264円を上回って終われなかったのは8日以来。OSCも3%下げて54%、RSIはもっと下げて-19%の47%です。VR改は85%と低迷。このところのOSCの最低値は11日の52%でした。その時の指数値は9749ポイント。今日はOSCは+2%の54%ですが、指数値が9818とまだ高い。これが9749ポイント以下になればなるほど反発力が蓄えられていることになりますが、今日の下落はまだ初動ということが言えるかと思います。
2.TOPIX
OSCは-5%の52%で5月21日以来の低い水準。VR改はまだ414%と高水準。RSIも13%も落として58%とまだ中途半端。日経平均と同様に6月9日あたりからOSCはダイバージェンス(OSCを下げているのに株価は上げている状態)しておりました。3月23日の安値と今日の安値はほぼ同じ。その後、一時的に復活することはあっても、4月21日の1888ポイントまで緩やかに下降線を描いておりますので、今回もその可能性が高まっております。
3.マザーズ指数
OSCはー7%の62%でRSIも-9%の62%で同値。4月28日の1206ポイントに15日に到達したのがやっと。その時は1041ポイントまでジリジリと下げております。そのあたりは主力市場と一蓮托生のような関係になっていくものと思われます。
以上です。