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底値で拾うテクニック編

2022-02-12 18:55:45 | テクニカル分析
今日アップしたケースは、ちょいと複雑怪奇であり、よく分からないのではないかと思います。もっと簡便に、今回のような下落相場において「底値」を拾う手はないかと思案した結果、次のようにテクニカルシートを見れば良いことが分かりました。

これは銘柄によって、きちんとセオリー通りに反応するケースとそうでないケースがありますのでご注意ください。筆者の「注目銘柄監視リスト」にはよく該当する銘柄のみ掲載しております。その中から、9983ファーストリテイリングのケースをご紹介します。リンクは下記を参照ください。

ちなみに「注目監視リスト」は日本を代表する主要銘柄と代表的な新興銘柄の合計70銘柄を厳選しており、これらをウォッチするだけで、日々の相場状況の把握も出来るし、ツボに嵌った銘柄の売買を行うこともできます。

1.まず、AN列のIndicator Buyに◎がついている日に注目。これはその日の引けまでに現れます。

2.更に同じ日のAP列にYESの表記があるかどうか確認します。この表記は次の日の値動きによって現れたり、現れなかったりします。

3.現れる条件は、前日終値より当日の安値が高いかどうかと、OSCが前日より高いかどうかと、前日のAN列に◎がついているかどうかだけです。

4.ではファーストリテイリングの1月13日を見てみます。AN列のBUY Indicatorには既に◎がついております。翌日になって、AP列の「底打ちサイン」にYESが点灯しております。そのタイミングは前日安値よりも高く推移し、OSCが前日より高く推移している段階で点灯する筈ですが、もし、途中で消えるようなことがあると買いは控えます。そのあたりその日の地合いの総合判断が必要です。

5.ファーストリテイリングの場合、1月14日はかなり早い段階でAP列にYESが点灯したものと思われます。この段階で買い。

6.後は真の高値・安値を更新し、OSCも上げ続けている1月18日まではホールドです。

以上のパターンに嵌った時に、底値拾いが完結します。今回のファーストリテイリングのケースは、「どツボに嵌ったケース」ですけど、「こツボに嵌るケース」も結構ありますね。

この方法なら、持ち越しによるリスクもなく、かなりの確率で底値拾いが可能となります。

RSSをお持ちの方、是非お試しください。

ちなみに、2月10日段階でIndicator Buyが点灯した銘柄は、例のレーザーテックのみでした。14日は波乱含みの相場になりそうですね。

https://1drv.ms/u/s!Ajls4YRZxDUFgP9Imv5PyKZj_CX6zg
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テクニカル分析RSSシートの改善

2022-02-12 12:19:01 | テクニカル分析
ここのところ、最適解を求めてリアルタイムスプレッドシートの関数式の改善を行っておりますが、やっとスイングトレードに使えそうな域にまで達する関数式にたどり着きました。

とはいえ当然ですが、明日の相場の上昇や下降を予測するものではありません。

ある条件式を満足した場合に限って、前日のエクセルシートにサインが点灯するというものです。

従って、場中にそのサインの点灯があるかどうかを見ていなければなりませんが、そこは「監視リスト」に主要銘柄のリストを作っておき、点灯したらすぐにキャッチできるようにしてあります。

今回の関数式は、数ヶ月以上の試行錯誤を重ねて到達したものですが、基本的な読み方があります。それは、

1.AP欄(底打ちサイン)に緑色の背景色で「YES」と点灯してから、AQ欄の「BUY/SELL」欄が、黄色の背景色で「買」と出た場合に買い出動をする。しかし、このケースは下落相場においては、思わぬ傷を負う可能性があります。そこで:

2.今回のような下落相場においては、底値からの切り返し局面での2-3日で利益を取る方法が推奨されます。その場合は、前日のAP欄に「YES」と点灯したら、その日の値動きを監視し、前日安値を割り込まないでOSCが前日より上に行った、その時に買いを入れるというやりかたです。後は、セオリー通りに真の安値・高値とOSCを切り上げている限りホールドし、それらの条件が崩れた時に売るというやり方です。

あくまでも、底打ちサインは翌日の値動きによって現れたり、現れなかったりしますので、そこは注意が必要です。

以上、RSSを持っている方向けとはなりますが、下落相場におけるRSSの見方を改善するための情報でした。

レーザーテックは1月12日の場中に底打ちサイン「YES」が点灯している筈です。しかし、好事魔多し、12日に持ち越したとしても、13日は引けで-550円ですね。OSCも49%と下げております。つまり、レーザーテックは12日の場中に前日安値を下回らないことを確認して買いを入れ、とりあえず、利益が乗っている段階で売りというのが正解となります。持ち越しても、翌日に前日高値水準が攻略できなかった段階で売りが正解となります。
レーザーテックはその後「買」シグナルが点灯せず、9日になってやっと点灯。10日は押されましたがそのままホールドした方も多いかと思いますが、OSCが40%と-1%だけですが下げているので、ここは引けに撤退がルール上のトレードとなります。とにかく、レーザーテックは「買」サインが長らく点いていない。

反対に、6532ベイカレントコンサルティングは、やはり1月12日の場中に、前日のAP欄に底打ちの「YES」サインが点灯してるはずです。12日はルール上は持ち越しが正解ですが、好事魔多し、12日に上げ過ぎたのでしょうか、13日は安く始まってOSCも下げております。一度前日高値を抜いておりますが、ここから下げる局面でOSCが前日を下回ってしまった段階でい「売り」となります。多分、このトレードでは利益はほとんどとれないのではないかと思いますが、注目して欲しいのは、その後、「買」サインが1月19日の場中に点灯している筈です。何故点灯したか、ここが今回の改良点のミソですが、いわゆる騙しを避けるため、真の安値・高値を前々日との比較において判断していることです。その結果、ベイカレントの1月19日は引けは-300円であったにも関わらず、「買」が点灯しての終了でした。しかし、翌日に果たして首尾よく上がるかどうかは分かりません。20日の値動きを見ると、19日の終値より1000円も下げております。ここまでで、前日引けに買った方々は損切りしていることが容易に推察されますが、注目すべきは、それでも20日の安値は前日を上回っていたことです。従って、前日のAO欄に「買」サインがどこかで点灯した筈ですが、それはOSCが前々日より高くなった段階かと思われます。

ちょっと解説が長くなりました。ちんぷんかんぷんだと思われます。ですが、この下げ相場において、どのような観点から値動きを分析すれば良いか、この点がかなり明らかになりました。

しばらくは、このやり方でデイトレあるいはスイングのチャンスを待ってトレーディングをしたいと思います。日中、時間があれば。。

スクリーンショット(レーザーテック)
https://1drv.ms/u/s!Ajls4YRZxDUFgP9GtbECvB4qIYGDLQ

スクリーンショット(ベイカレント)
https://1drv.ms/u/s!Ajls4YRZxDUFgP9H-MfRHPLjSxvMGQ
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