今日アップしたケースは、ちょいと複雑怪奇であり、よく分からないのではないかと思います。もっと簡便に、今回のような下落相場において「底値」を拾う手はないかと思案した結果、次のようにテクニカルシートを見れば良いことが分かりました。
これは銘柄によって、きちんとセオリー通りに反応するケースとそうでないケースがありますのでご注意ください。筆者の「注目銘柄監視リスト」にはよく該当する銘柄のみ掲載しております。その中から、9983ファーストリテイリングのケースをご紹介します。リンクは下記を参照ください。
ちなみに「注目監視リスト」は日本を代表する主要銘柄と代表的な新興銘柄の合計70銘柄を厳選しており、これらをウォッチするだけで、日々の相場状況の把握も出来るし、ツボに嵌った銘柄の売買を行うこともできます。
1.まず、AN列のIndicator Buyに◎がついている日に注目。これはその日の引けまでに現れます。
2.更に同じ日のAP列にYESの表記があるかどうか確認します。この表記は次の日の値動きによって現れたり、現れなかったりします。
3.現れる条件は、前日終値より当日の安値が高いかどうかと、OSCが前日より高いかどうかと、前日のAN列に◎がついているかどうかだけです。
4.ではファーストリテイリングの1月13日を見てみます。AN列のBUY Indicatorには既に◎がついております。翌日になって、AP列の「底打ちサイン」にYESが点灯しております。そのタイミングは前日安値よりも高く推移し、OSCが前日より高く推移している段階で点灯する筈ですが、もし、途中で消えるようなことがあると買いは控えます。そのあたりその日の地合いの総合判断が必要です。
5.ファーストリテイリングの場合、1月14日はかなり早い段階でAP列にYESが点灯したものと思われます。この段階で買い。
6.後は真の高値・安値を更新し、OSCも上げ続けている1月18日まではホールドです。
以上のパターンに嵌った時に、底値拾いが完結します。今回のファーストリテイリングのケースは、「どツボに嵌ったケース」ですけど、「こツボに嵌るケース」も結構ありますね。
この方法なら、持ち越しによるリスクもなく、かなりの確率で底値拾いが可能となります。
RSSをお持ちの方、是非お試しください。
ちなみに、2月10日段階でIndicator Buyが点灯した銘柄は、例のレーザーテックのみでした。14日は波乱含みの相場になりそうですね。
https://1drv.ms/u/s!Ajls4YRZxDUFgP9Imv5PyKZj_CX6zg