6月2日(金)の海外市場概況です。
1.NYダウ
ついに14日MAX指数値を切り上げての大幅高。OSCも+11%の66%に。指数値変化点もプラ転。33762ドルが新たなベースラインとなります。各MAラインからもすべて1.2%ー1.9%上方乖離。
2.Nasdaq
14日MIN/MAX指数値を同時切り上げ。絶好調の際に現れるサイン。通常は上げすぎのサインとして、翌日は少し押されるのが常です。このところの3回出たサイン全て、翌日は下落。但し、連続して出現した時は、そのとの下落幅が大きくなりますので注意。更に1日後にMAX指数値だけ切り上げるという上昇を記録した際は、その後の下落が少しふかくなります。2月2日のNasdaq参照。
3.ドル・円
一気に円安に振れております。雇用統計のせいでしょうか。しかし、まだ24日の139.473円という終値は、今日の安値で抜けておりません。一種のあや戻しのような円安かも知れません。ここ数日で見るならば。
4.CME日経平均先物
NY市場の上昇と円安が相乗して565円高。再度14日MAX指数値の方を切り上げております。高値は32000円到達。う~ん、これは状況がちょっと変わってきたのかも知れませんね。6月になったら、本来下げ調整に転じるサイクルの日経平均が、そのアノマリーを打破する勢い。少し、調整時期は先延ばしになるのかも知れません。
以上です。