6月27日(火)の海外市場概況です。
1.NYダウ
昨日の3日連続の売られ過ぎサイン点灯から立ち直りました。昨日の終値の33175ドルを今日の安値が、15ドルほどですが上回りました。それまでは下回りっ放し。
一方、NYダウの本来のベースライン(14日MAX指数値のプラ転の日)は、6月2日の33762ドルです。この水準を、今日の安値はまだ上回ってはおりません。従って、本格的な反騰に転じたとは言い難い状況。
2.Nasdaq
昨日の売られ過ぎサイン点灯から、早速の立ち直りを見せております。13336ドルの昨日の終値を今日の安値は30ドルほど抜き去っております。OSCも+1%の49%。
Nasdaqの今回のラリーの出発点は、4月27日でした。この時の終値が12142ドル。今は13556ドル。1414ドル高。その前のラリーが355ドルでしたので、随分と長いラリーが続いております。日経平均も同様ですが。このような見通しは、結果論からは言えますが、その開始点において予測することは不可能ですね。つまり、結果を見ながらは何とでも言えるのですが、中長期的視点で、今の相場はどういった状況にあるのかは、何とか言えるのではないかと思っております。テクニカルな視点からですけどね。
3.ドル・円
一時144円台へと円安が進行するも、その後押されて144円少々で終了。6月15日に売られ過ぎサインが点灯しましたが、その後はすぐに強気に転じて、19日からは円安一方の展開。
4.CME日経平均先物
こちらもNasdaqと同様、昨日売られ過ぎサインが点灯しましたが、すぐに消灯。しかし、安値はまだ昨日の終値より225円ほど下回っておりますので、反転攻勢がそのまま続くかどうかは不明。日経平均の終値比で262円の上昇。
こちらのラリーは、3月29日に始まっております。その時の終値は27805円。今日は32800円。何と4995円の上昇です。
以上です。
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