レーザーテック研究（６．２３．２０２３）

６月２３日（金）のレーザーテック研究です。

場が崩れる中、この株の反骨心が遺憾なく発揮されたようです。といっても朝方の上げからは一進一退だったようです。

それでも、昨日言ったベースラインの２０６７５円は、今日の安値で死守されたようです。OSCもわずかながらも前日比でプラス。粘っております。１４日MIN指数値の点灯はなく、まだ均衡状態を続けております。今日、意外と粘った反動が月曜日あたりに出るかも知れません。

そうは言っても、全てのMAラインは依然として割り込んだままです。特に２１１６０円の７５日MAと、２１７６０円の２５日MAラインが重要。

まずは、２１５００円をきちんと攻略できるかどうか？

下値は、２１０００円割れが第一のキーポイント。今日一旦割れただけに再度の下押しで、ベースラインの２０６７５円が守れるかどうか？

以上です。

市場概況（６．２３．２０２３）

６月２３日（金）の市場概況です。

１．日経平均

　前場の下げは急でしたね。６月７日以来の前日安値割れでの引けです。OSCも１０％も下げて５０％に急降下。RSIは５０％台そこそこまで落ちております。前回RSIがこの水準まで落ちたのは、５月３１日でした。その後、６月１日からは４連騰。２日ほど空けてまた４連騰と凄まじい勢いでしたが、今回はどうか？

まずは、今日の安値を更新しないことですね。２５日MAラインの３２１４５円まで後６００円ほど余裕があります。また、今回のラリーの開始点の９日の終値３２２６５円に対しては、後３００円ほどの余裕があります。

月曜日の安値が３００円以上の安値となる場合は、下降相場へと入ったことを示唆するのではないでしょうか？　押し目狙いの方が結構いると思うので、今回は一気にこのような下落にはならないかと思います。

２．マザーズ指数

　こちらも連れ安で２日連続前日安値割れで終了。OSCは３％下げて６０％と、日経平均に比べればまだ余裕あり。日経平均は１０日MAラインは割っていますが、マザーズはまだほんの少し上で粘っております。

これはVR改を見るとより顕著。マザーズは１５３％と節目の１００％にまだ余裕がありますが、日経平均は１１６％まで押し込まれ、いわば風前の灯火状態。RSIは６０％そこそこで日経平均より上。

以上です。

海外市場概況（６．２２．２０２３）

６月２２日（木）の海外市場概況です。

１．NYダウ

　わずかな下落ですが、売られ過ぎサインが点灯。１４日MIN指数も切り上げ。このパターンは４月２６日にも見られました。翌日は５２４ドルの瀑上げ。しかし、この時は短期のRSIが１７％にまで落ち込んでおりました。OSCもまだ５４％と高水準。今回はまだ５４％と高い。もう少し調整が長引くのではないでしょうか？

２．Nasdaq

　昨日の安値更新から一気に切り替えしております。OSCもRSIもほぼ前日同値。各種サインは消灯したままですが、騰勢は継続しております。

３．ドル・円

　一気に１４３円を超えて終了。あのトルコまで利上げに踏み切ったのに、何故日本だけが何もしないのか？できないほどに債務を積み上げてしまった、このトガは大きい。いずれ円安がトコトン進んで国民生活が悲鳴を上げるのを超えて、昔の米一揆のようなことでも起きないと何もしないのが日本。いや、一揆を起こす元気なども、長年の教育改革？ですっかり骨抜きにされている実に変な日本ですね。

４．CME日経平均先物

　３３４４５円で終了。１８０円ほど日経平均終値より高い。３０日壁突破は継続。円安が大きく進んだので、今日の日本市場は切り返しの動きとなるのではないでしょうか？　売りは慎重に。

以上です。