4月3日(水)の市場概況です。
今日からは、試みとして、日経225やグロース250についての概況だけではなく日々データを更新して監視している主要な43銘柄を概観して、市場のマクロ的な動きについての感想を中心に述べてみたいと思います。
まず、これまで押し込まれていた船舶関係の3銘柄(郵船、川崎、三井)が、前日比で少し押し込まれてからの反発。船舶関連は、市場全体とのリンクはない方ですので、こうした市況の悪化が予想される時には、注目しておいた方が良さそうです。
かといって、これまで市場との逆行で有名?な任天堂は、今日はどういう訳か下落。お天気銘柄かも知れません。
後は、これまで好調に上げていた5595QPS研究所がストップ安。OSCが34%にまで落ち、短期のRSIも26%です。3月1日には22%まで落ちてから急回復しております。明日以降の自律反発狙い。売られすぎサインも2月28日以来の点灯。但し、指数値がまだ高い。後5-600円の下落からの反発はありそうです。
6861キーエンスが久しぶりの大幅下落。3月15日に売られすぎサインが点灯してからのラリーが、今日の安値で下回っており、もう少しの押しがありそうです。
9983ファーストリテリも、久しぶりの大幅下落。売られすぎサインも点灯。新たにIndex/Match関数値も点灯。今日の終値を安値が上回る日が来るまでは押し目に注意。
半導体関連で、一人気を吐いたのが7735スクリン。しかし、この株は元来値動きを予測するのがかなり困難な株。
最後に3697SHIFT。中期低落傾向に歯止めがかかりません。朝方の急伸で、このところの不振を挽回するかと思いきや、待っていましたとばかりの売りに晒されております。もう一段の荒波に揉まれる必要がありそうですね。
しかし、指数値の40040ポイントは、昨年5月30日の39930ポイント以来の低さ。39290ポイントが底ですので、いずれにしても、40000ポイント割れからの反発となるでしょう。しかし、単発勝負でないと、こういう低落傾向の株は危ないので注意。
以上、市場概況というよりも、適当な銘柄に関する雑感でした。