4月10日(水)のNY市場概況です。
1.NYダウ
CPIの上昇で利下げ期待後退から来る大幅下落。前日安値も下回っての終了。9日RSIは17.7%まで下落。OSCは36.4%となり、直近の安値水準。売買判断指数は0.896で、これは昨年10月31日と同じ。その前10月3日に0.830という最安値を付けております。指数値はその間にも大幅上昇。
10798(10月3日)が17965(4月10日)。これは長く続いた米国株の上げラリーの終焉に向かっているのかも知れません。0.83までの下落で留まるかどうかに注目。
2.Nadsaq
ダウほど悪くはありません。売買判断指数は0.984で、これは4日の0.968よりもまだ上。0.955を付けたのが今年の1月4日で、指数値は14638。今日は16654。OSCもダウと違って43%と落ちきってはいません。短期RSIは37%弱。
3.ドル・円
ついに152円の壁が決壊。終値は153.15円。これはCPIが上がり、更に金利が上がる予想の米国と、日本のモタモタしている金利の差が開き、その金利高となるドルを円を売って買うという流れが加速した結果。円安は逆に日経225にはプラスにはなります。
4.CME日経225先物
7時43分現在、39100円で、日経225の終値比482円安。
5.米10年債利回り 4.543%
昨年11月15日以来の金利高。
6.VIX指数 15.8(+0.82)
7.SOX指数 4790(-80)
8.バルチック海運指数 1570(-24)
9.レーザーテックADR株価 41730円(-580)
以上です。