4月23日(火)のレーザーテック研究です。
朝方しか見ていませんでしたが、いきなり前日同値の高値まで+720円も駆け上がってからは、33500円あたりまでの一気の売り攻勢。高低差は、何と1600円程度。そのあたりの遊園地のジェットコースターしか乗ったことがない方は、シートベルをしていても生きた心地がしなかったのではないでしょうか?
まだ、半導体関連株への逆風は相当強いようです。今日の下落で再度IndexMatch関数のMIN値が点灯。MINは押し込まれた時に点灯するようにしております。逆にMAXは調子に乗って上がり過ぎた時に点灯します。MAXの最後の点灯は3月19日で終値は43060円。MINの点灯は17日と19日と今日の3回。値は徐々に切り下げております。これはMIN指数の特徴です。
MIN指数が途切れて、OSCが徐々に上がっていき、そしてMAX値が点灯した段階で買いが基本パターン。
今は、MIN指数値の足元固めの段階。OSCはちなみにまだ30%台ですので、安値圏での揉み合い状態を表しております。前回MINが点灯した時は、OSCは43-45%程度に押さえられておりました。
今回のようなOSC30%台への落ち込みは、昨年4月19日から5月1日まで始まった下落の時期と似ております。そう言えば、時期的にもちょうど1年前。サイクル的にも調整に入る時期かも知れません。前回は、OSCを5月1日に31%にまで落としてから、5月15日まで7労働日ほど30%台で低迷しておりました。
それが、5月16日に41%に乗せてからは、その日の終値19100円から駆け上がり、23000円あたりまで伸ばしております。約4000円。
今回もOSCが40%台へと乗ってからが勝負。
当面は、18日の安値の36370円を攻略しないことには、いわゆるしこり玉は解消しません。そして、再度OSCが40%に乗るまでは、買いを急ぐと今日のような肩透かしを食らうことになりますね。
これが、上り調子のさなかでの調整であれば、いわゆる一過性に終わる訳です。例えば3月11日のように。この時のOSCは43%までしか落ちておりません。
以上です。