4月24日(月)の市場概況です。
1.日経225
19日に売られすぎのサインと壁が出現。16日と17にも出現しておりましたが、18日に一旦消灯し、今日はめでたく何も点灯しておりません。
今日の寄り付きは高く始まったのですが、そこからの押し目が買いでした。これは押し込まれている時の切り返しの典型的なパターン。
相場が順調な時の押し目からの反転は、翌日は、サインが出た日の終値を下回ることなく推移しますが、今回のようにどこが底か分からない局面では、一体ベースライン(直近壁)=37068円(19日の終値)を、当日の安値が下回りますが、前日安値割れは死守し、現在値がベースラインを下から抜く時に買い、というのがベストなトレードとなります。
このロジックで、登録43銘柄のうち、買いサインがでてのが、6920レーザーテック、7974任天堂、1570NF日経レバ、それに日経225本体だけでした。
それ以外は、一足先の18日に直近壁のベースラインを形成していた3498霞が関キャピタルに買いサインが出現。これも、ベースラインの15330円(18日の終値)に対して、今日の安値が310円安。そこから15330円のベースラインを抜く時に買い。この条件を満たしておりました。
2.グロース250
こちらは順調に上昇。順調というのは、ベースラインを形成した昨日の終値638.74ポイントに対して、今日の安値は640.68ポイント。そして、前日安値割れもない「優等生」の切り返し。ベースライン割れがないことが確信できれば買い出動でした。
ということで、底値からの脱出の兆候を1つ取ってみても、それまでの株価の推移の「来歴」が絡んでおります。
上述で、レーザーテックに買いサインが出たと書きましたが、一方の半導体の雄?6146ディスコは、今日は-2180円と沈んでおります。今日も19日に続いて売られ過ぎサインが直立。19日の安値の49270円はあまりに遠かったようです。ディスコはこの売られ過ぎサインが消灯した日の終値をベースラインとしての、復活のタイミングを図ることになりますね。
以上です。