6月26日(水)のレーザーテック研究です。
ほぼ水平移動での上下動でした。ベースラインの35560円を上から下へと落ちてから、また下から上へと突き抜けるということ何度か。しかし、13時半ごろからはジリジリと上昇しての終了。
前場しか見ていなかったのですが、このベースラインを通過する時は、実に素早い値動きでした。シミュレーションするため、このラインを上から下に抜ける時は売りを、下から上に抜ける時は買いを、逆指値で実際に仮想で入れてみました。
やはり、トレンドに逆らわずに逆指値を入れると、見事にそのままの値動きでした。たまたまかも知れませんが、まあ、1つの指標としては使えそうな感じ。
もう1つ、今日の大きな発見は、OSCの最小値を起点としての、実際の終値をベースラインとするやり方ではなく、今度は指数値の最小値を起点としての、翌日の押し目で最安値を狙う方式です。
レーザーテックの場合は、指数値の最安値は6月19日でした。6月6日からの終値ベースでは6月6日の指数値23560ポイントですが、それより低い指数値が6月19日に出現しておりました。23470ポイントです。
この最低の指数値(過去24日分程度ですが)を記録した日の翌日以降の安値を徹底的に追求するやり方です。通常、その安値は翌日に出現します。レーザーテックの場合は6月20日の35030円がそれでした。
これは1日の短期勝負。終値の36970円での売却が正攻法のようです。特にレーザーテックのような癖株にその傾向があります。しかし、その時の条件はOSCが前日比で上回っていることです。これは切り返しのパワーがあるかどうかの見極めのため。
地合いによっては、OSCが伸び悩むこともありますが、各銘柄での検証の結果、こうして指数値で最低に押された日の翌日は、切り返しのパワーが相当溜まっているらしく、特に押し込まれてからの反発力が半端ではないようです。これがOSCの前日比での上昇に繋がっております。
いずれにしても、今日のレーザーはベースラインは無事上回っての終了。OSCも50.5%と大台に乗せております。少し安定上昇軌道に乗る可能性が出てきました。
但し、まだMAラインは10日の1%を除いて、後は6.5-9.6%のアンダーです。予断は許さないようですね。
以上です。