6月6日(木)のレーザーテック研究です。
朝一番の上下動の激しいことったらありませんでしたね。ちょっと上げたところを大量売りを浴びせられるという、まさに修羅場。信用倍率は今週火曜日に更新され、それまでの1倍割れから、2.01倍になっております。
先週からの下げで結構買い向かった方が多かったようです。そこに容赦なく売り浴びせたのがスコーピオン・キャピタルか?
不正会計がもし虚偽なら、これはまさに相場操縦の最たるもの。しかし、スコーピオンも正式な金融組織であり、粉飾決算の疑いを指摘するレポートまで公表しているので、ここは真相解明までもう少し時間がかかるでしょう。
その不安定な状態で買い持ちをするホルダーは、やはり少ないかと思います。火のないところに煙が立たないとの諺もあるし。一旦、清水の舞台どころか、アルプスのてっぺんから滑り落ちるような覚悟で、決死の覚悟で売り向かったのでしょうか。
今日の安値の33300円は、今回のラリーの起点となった4月26日の安値の33360円に近似。前日終値と同値のこの日の安値は、まさに絵に書いたような底値形成でした。
このラインがまさに今回の攻防戦の橋頭堡。ここが破られなかったことで、一旦反発体勢に入る可能性が出てきました。
ちなみに、今日のOSCは前日比で+0.17%ですが、指数値は前日比でー1450ポイントと「巨大」。このいわゆる大コンバージェンスは、明日の反撃を予兆しております。
明日は、33360円が再度割れれば、これは一大事。30000円で持ちこたえないと、それこそ、地獄の底か奈落の底で、阿鼻叫喚が飛び交うかも知れません。
今日は、反転のかすかな手がかりを残しての終了ということで、まだホールドしている方は、少しだけ枕を高くしてお眠り下さい。
以上です。