5803フジクラが乱高下しているようです。
この値動きを、筆者のテクニカル分析手法で読み解くのは、些か難解でしたが、今日、やっと解けました。
詳細は省略しますが、この間使っているIndex/MatchのMIN値とMAX値をベースラインとします。フジクラの最新のMIN値は11月28日の終値5280円です。
この終値をベースラインとして、当日の安値がこれを上回り、かつ、OSCも前日比でプラスしていれば買いとなります。12月2日に安値が5290円で上回り、OSCも前日の37.5%から大きくジャンプアップして50.1%で終わっております。寄り付きからの押し目はあったものの、この前日比のOSCの差を見れば歴然。押し目の5290円まで押されても買いの条件を満たしておりました。
さて、次はMAX値のベースラインで見てみます。この株、実はMAX値を最後にマークしたのが11月7日でした。この時の終値が5808円。株価の勢いが非常に強い場合は、このMAX値のベースラインを当日の安値が上回ることがあります。そうした目で見ていくと、このフジクラ、何と、12月4日に安値を前日の5585円から5975円にまで押し上げて、OSCも前日の56%から60%まで上昇させております。
完全に、いわゆるStrong Buyの状態。以後、5808円のMAX値のベースラインは上回り続けております。株は上げる時はトコトン上げるので、迂闊なところで根拠なく売りを仕掛けても、このフジクラのような踏み上げに嵌まってしまいますので注意。
しばらくは、このようにどの銘柄のどのような動きでもテクニカルに解釈可能な、Index/Match関数値のMIN/MAX戦法で、この難解な相場を生き抜いて行きたいと思っております。
以上です。