ついに１５０００円割れも（レーザーテック）

１２月１９日（木）のレーザーテック研究です。

１１月２９日の総合指数０．５８４ポイントをマークした時の終値１６４４０円がMIN値のベースライン。それに対してMAX値のベースラインは総合指数０．７４９をマークした昨日の終値の１５７００円です。MIN/MAXが逆転していますね。

１５７００円に対しては、明日以降に、高値でこれを下回ると下落トレンド入りとなります。MIN値の１６４４０円は少し遠のいたので、１５７００円の方に注目。一旦、このラインを上回っても、再度下落に見舞われるケースもあります。その段階で売りが優勢となります。

今日はタイトルにあるように、ついに１５０００円割れ。以前から言っているように、１４３２０円－１４４５０円のダブルトップが、いよいよ意識される段階となってきました。

このラインを明日以降は強く意識して、ここにタッチしてからの反発力があるかどうかに注目。

以上です。

市場概況（１２．１９．２０２４）

１２月１９日（木）の市場概況です。

１．日経２２５

　アメリカが派手に下げた割には、ほどほどの下げでOSCもむしろ４８％にコンバージェンス。３９８４９円のMAX総合指数の終値に対して、今日の高値はさすがに下げており、下落トレンドには違いありませんが、MIN総合指数の終値の３８０２６円に対しては、今日の安値は３００円ほど上回っており、大きな下落トレンド入りにはなっておりません。７５日MAラインだけ０．９％の水面上です。

２．TOPIX

　２２５と同じような位置取り。MIN総合指数をマークした時の終値２６６５ポイントは今日の安値が防御。この下値がブレークしない限りレンジ相場となりそうです。

３．グロース２５０

　MIN/MAX総合指数の両方がほぼ６３１ポイントに収斂。厳密には、今日の終値がMIN総合指数で終値６３０．８５ポイント。１１月１９日の終値６３１．２１がMAX総合指数をマークした日の終値です。もう落ちるか這い上がるかのギリギリの瀬戸際。６３１．２１ポイントに対して、今日の終値はそれを割り込む６３０．８５ポイントで終了しておりますので、テクニカルには「売り」のサインを発しております。

以上です。

NY市場概況（１２．１８．２０２４）

１２月１８日（水）のNY市場概況です。

１．NYダウ

　１１２３ドルの大幅安。８日連続売られすぎサインが点灯。２日連続短期のRSIが０％。FRBが来年末の予想金利を予想を上回る３．８７５％としたことで売りが売りを呼んだようです。逆にドル・円相場は円安へと振れております。関係ない話ですが、金利がつかないゴールドは、米金利上昇の予測に対して大きく下落。

このように、ゴールドは金利と為替の関係である程度は相殺されますが、為替よりゴールド価格の下落の大きさが効きます。

２．Nasdaq

　総合指数のMAX値ベースでは２０１７４ドルがベースラインですが、このラインを今日の高値はかろうじてキープしております。ダウは１０００ドル以上も下方乖離。とはいえ、OSCは一気に４６％にまで落ち、１１月１８日の４３％以来の低水準。売られすぎサインも１０月３１日以来の点灯。

これは、既にクリスマス休暇に入っているトレーダー達の寝首を切るような、驚天動地の値動き。

３．ドル・円

　先に述べたように、米金利との関係で大きく上昇。MAX値も１１月１４日以来の点灯。総合指数も１．０４１ポイントとなり、節目の１．０５まで後少し。

４．米１０年債利回り　４．５２％（０．１３５％）

　７月１日の４．４６７％をついに抜く。

５．VIX指数　２７．６２（＋１１．７５）節目の２０超え。

６．SOX指数　４９７１（－１９９）

７．バルチック海運指数　１０５３（－１８）

８．レーザーテックADR株価　１５２５４円（－４４６円）

以上です。