明日、12月16日(月)のモニタリング銘柄です。
週末に計40銘柄のテクニカルなポジションをまとめ直しました。
基本は、MIN/MAX系の最新値をベースラインとした、当日の安値・高値と現在値、およびOSCと売買指数の基準点をクリヤーしたものを対象としますが、銘柄毎に、それらのベースラインからの乖離が上下に行き過ぎており、つまり、日柄が立ち過ぎている銘柄は対象から外し、直前に底値からの立ち上がりを果たした銘柄や、直後に高値からの陥落をし始めた銘柄だけを補足することとしました。
これにより、後で気がついたらあの時が買い時だったというようなケースをなくすことを期待しております。
そこで、補足範囲をベースラインからの乖離が1.005倍までに限定して対象を絞り込むこととしました。
更に、当日の立ち上がり直前・直後の固有の値動き、例えば、一旦ベースラインを下回りながらも、そこから這い上がり終値ではベースラインを上回っているようなケースについても補足できるように改善をしました。これは場中でしかテクニカルな判断ができませんので、明日のモニタリング銘柄の候補にはなり得ません。
その結果、買い準備銘柄として、明日の相場に置いてモニタリングすべき銘柄が絞り込まれ、今回はたったの1銘柄、4107伊勢化学が該当。
ベースラインは、10日の安値の23750円です。この数字は直近の最低OSCをマークした日と、売られすぎサインが点灯した日、更にMIN値が点灯した日の終値と合致します。これは比較的珍しいケースですが、データ分析上の信憑性は増すものと思います。
明日の戦術は、23750円を一旦下回っても、そこからそれを上回って終了できるかどうかが1つ、また、いきなり上に行ったとしても、安値がこの23750円を割り込まずに好調に推移するかどうかが2つ目。更に、OSCが34.4%を絶えず上回る動きを示すかどうかと、売買指数が100%超えとなった状態。
これらが満足されれば買い出動となりますが、、買いタイミングは、ベースラインを巡る売買の攻防からの下落または上昇局面を、当日のテクニカルなツール、例えばボリンジャーバンドやMACDを使って判断すると良いでしょう。
この株、OSCを34.4%に落として、翌日以降順調に上げた11月18日のケースと、その前の10月18日にOSCを31.07%に落として、19910円で終了し、翌日一旦、19710円まで落として、引けには20090円まで回復しベースラインを上回り、かつ、OSCも8%ほど上げたケースがありますが、
後者のケースは、翌日以降は安値がベースラインを上回れずにOSCも徐々に下降したケースとなっており、日計りでの様子見が明日の戦術となります。
なお、この銘柄は貸借銘柄ではありませんので注意。
以上です。