市場概況で述べたようなMAX値やMIN値をベースラインとする見方からすると、レーザーテックの場合は、ここ30日間での最低指数値をマークした1月6日の終値15000円がベースラインとなります。この日は最新の売られすぎサインが点灯した日でもあるため、当面のテクニカルな抵抗線としては最重要。この15000円のラインを今日は安値でも凌ぎOSCもわずかですが45%に上げております。
もう最悪期は脱しつつあると考えていいでしょう。ちなみに、今日の前場のレーザーの冴えない動きを見ておりましたが、用から帰って引け値を見てみれば、何と150円高。総合指数という指標も8日以来の1.000超え。これは好調へと転じる時のサインです。ちなみに8日以前にこの1.000超えを達成したのは、昨年10月30日です。この時以来の不調が今年の8日まで続いていた訳です。
とは言え、1月8日にMAX値を更新した時の終値16360円に対しては、今日はまだ全然届いておりません。これを超える高値をマークした時には、更に状況が好転したこととなります。
12月4日の安値の16405円と奇しくも一致しますね。
信用倍率が6.53倍にまで低下しているのも支援材料。日立7.3倍、キーエンス5.9倍、ソフトバンク7.1倍、ディスコは3.3倍、フジクラは0.9倍。
以上です。