1月8日(水)のNY市場概況です。
1.NYダウ
底値を形成。指数値の過去30日間での最低値が43523ポイント。(これは実際の値段ではありません。窓開け分を補正した仮の数字)その時の終値が7日のそれで42528ドル。これを今日は一旦割り込むも、引けでは107ドル高と切り返し、OSCもついでに4%弱上げて42%です。このパターンが底値形成からの「ドテン買い」として、テクニカルにセットしてあります。
今日は、更に強いテクニカルな指標が現れておりました。それは底値の形成サイン。これはMAX指数が切り下がり、MIN指数が前日同値となった場合に表示されます。更に、MAX指数は前日に切り下がることが確定しておりました。それはMAX指数の計算は過去24日分のデータを対象にしており、順次切り上がっていきます。その切り上がっていく数字の予測を、エクセル上でしているためです。
問題は、当日にMIN指数が前日同値以上になるかですが、そのためには、当日の指数値をウォッチします。前日は43523ポイントでした。ちなみにバックテストしてみると、42530ドル以上で指数値が前日より切り上がります。この段階での買いがベスト。42530ドルというと、前日比でたったの2ドル高ですが、これは、今日の値上がりの107ドルに対して、指数値が307ポイント増えていることからも分かるように、いわゆる窓開け分を考慮して指数値を計算しているためです。真の高値・安値を当日終値と前日終値の組み合わせで補正しております。
ついでに、NYダウの窓開けは1月3日に起きておりました。前日の42392ドルの終値から窓を開けて上昇していますね。この窓開け分を補正するため、1月3日の真の安値を前日終値に置き換えております。こうして、上述のようなテクニカルパターンの有効性を高めております。
2.Nasdaq
こちらの指数値は1月2日に19776ポイントをマークし、当面の底を打っております。その時の終値の19281ドルに対して、今日の安値はまだ19309ドルと踏ん張っております。底が割れていないということですね。
但し、指数値が最高値をマークした時の終値の20174ドルに対しては、12月19日以来の高値が割れておりますので、その意味では、高値圏で20174ドルに達しない日は、売りをかけるというのが正解のトレードとなります。
3.ドル・円
158円近辺での攻防。MAX値をじわじわと切り上げております。ここは売買のタイミングではなく、トレンドが現れるのを待つという段階。
4.米10年債利回り 4.691%(+0.006%)高値更新中
5.VIX指数 17.7(-0.12)
6.SOX指数 5162(-50)
7.バルチック海運指数 1015(-28)
8.レーザーテックADR株価 16255円(ー105円)
以上です。
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